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第8回 赤ペンP 「THE OUTER MISSION/聖飢魔Ⅱ」

 文章を募集していると聞いて・・・ハイ、どうもスミマセンでしゃばりで(笑)。
 そんなこんなで私も参加させて頂きます。

 恐らく「VERROCKっぽいアーティストやアルバム」は他の方がたくさん紹介してくれると思うので、空気を読みつつ変化球を投げようと考えて、
大昔にブログで紹介したこのチョイスにしました。
 1988年発表の、聖飢魔Ⅱの5枚目のアルバム「THE OUTER MISSION」です。

THE OUTER MISSION聖飢魔Ⅱ
「THE OUTER MISSION/聖飢魔Ⅱ」

 ・・・発売当時は生まれてなかった読者も普通にいそうだな(苦笑)。
 世間ではこの翌年、TBS系列の深夜番組だった「いかすバンド天国」、通称「イカ天」が火付け役となり、空前のバンドブームが訪れます。
 そのちょっと前に発表された1枚ですね。
 ニコ動に10分のダイジェスト版の動画も上がっています。




 最初にお断りを。
 本来、聖飢魔Ⅱの信者的には教典とかミサとか世を忍ぶ仮の姿とか色々と言葉の使い方の決まりがあるんだけど、それをやり始めると脚注だけでこの記事が終わってしまうので(笑)、一般的な単語でお話を進めます。あらかじめご承知置きください。

 まずは聖飢魔Ⅱのお話から。

 皆さんご存知の通り、デビュー当初から聖飢魔Ⅱはメイクや衣装、「悪魔」というギミック、ヘビーメタルという音楽ジャンルに対しての評価なり注目ばかりが先行していましたし、楽曲もそれに沿うような方向性のものがほとんどでした。ファミコンのゲームになる一方で、雑誌「BURRN!」のレビューで0点とかあったもんなぁ(笑)。

 その後何度かのメンバー交代を経て、デーモン小暮(Vo)、エース清水(G)、ルーク篁(G)、ゼノン石川(B)、ライデン湯沢(Dr)という構成となった聖飢魔Ⅱ。

 このメンバーで初めて製作された4枚目のアルバム「BIG TIME CHANGES」で、彼らはデビュー前から続いていたイメージやギミックだけに囚われない、純粋なバンドとしての「聖飢魔Ⅱのサウンド」を追求し始めることになります。
 それまで聖飢魔Ⅱの楽曲は、一部の限られたメンバーがほとんど作っていたのですが、ここで初めて、全員が楽曲制作に参加するようになったんです。

 そして翌年に発表されたのが、今回ご紹介する「THE OUTER MISSION」。
 バンドの変化を示すように、このアルバムではサウンドプロデューサーとしてレベッカの土橋安騎夫を迎え、「悪魔色」や「ヘビメタ色」とは明らかに異なる、バンドとしての総合的な実力を前面に押し出しました。

 どうしても聖飢魔Ⅱと聞くと、デーモン小暮のキャラの印象が強くなってしまいがちです。この頃「オールナイトニッポン」の月曜レギュラーパーソナリティを務めるくらいトークが上手かったし、オマケにこの人は相当にスマートな頭脳の持ち主なんですよね。(実は私もラジオから興味を持ち始めたクチです)

 けれども、バンドとしての実力は一級品にして多彩。
 このアルバムなら、3曲目の「RATSBANE」なんてわかりやすいかな。

http://www.youtube.com/watch?v=NRa0L7Hr2s4

 間奏のギターソロは、スキャットを織り交ぜつつスピーティーな4ビートのジャズ風に決めるエース清水と、カラッと明るい正統派のハードロック早弾きで攻めるルーク篁、ツインギターの掛け合いが堪能できます。無論リズム隊もそれぞれのソロに合わせたプレイで応戦。

 一転して10曲目のタイトルチューン「The Outer Mission」は、なんと変拍子。

http://www.youtube.com/watch?v=46v-4F0fDcI

 シンセサイザーを使った広がりのある曲に乗るのはデーモン小暮による古文調の歌詞。この曲ではナレーションでレベッカのNOKKOがゲスト参加しています。

 他にも9曲目の「不思議な第3惑星」のような遊び心も忘れない。
 「タモリ倶楽部」よりも前に「空耳」の概念が具現化しています。

 "Do or say “Heavy Metal” kick it to late night"

 とか完全に確信犯だわな(笑)。さぁどんな空耳になるでしょう?

 そして1曲目の「WINNER!」や7曲目の「LUNATIC PARTY」のようなキャッチーなナンバーもある、非常にバラエティに富んだ1枚です。
 今聴いても決して古臭くないと思いますし、このアルバムを聖飢魔Ⅱのベストに推すファンも少なくありません。機会があれば是非聴いてみて欲しいですね。

 聖飢魔Ⅱはその名の通り1999年末、「地球征服は完了した」として解散。
 最後のライブは3Daysで全68曲、2曲を除いて全て異なるセットリストという気の遠くなるような内容だったとか。
 その後は各構成員がそれぞれの活動をしつつ、21世紀に入って何度か期間限定で復活を果たしています。


 さて、今回私が何故このアルバムを選んだのか。

 発表当時、このアルバムと合わせてバンドスコア(譜面)の本をたまたま手に入れたんです。併せて6000円弱、当時の学生にとって決して安くはない金額の買い物を何故あの時にしたのか、実はよく覚えていません。自分でバンドを組むのはもっと後の話だし、そもそも当時も今も、譜面なんて読めやしないのに(笑)。

 ただ、その本にはメンバーが語るこのアルバムのコンセプト、完成までのあれこれ、曲ごとの解説が詳しく掲載されていました。
 アルバムを聴き、本を読み返し、そこに書かれていた部分を確認しながらもう一度アルバムを聞く。
 わかる部分もあった。 
 わからない部分もあった。
 わかりたいから、同じ事を繰り返す。

 そんな事を、3ヶ月くらいずっと続けてたような気がします。

 この頃の私は邦楽も洋楽も聴くようになっていましたが、いずれにしてもテレビやラジオから流れてくる音楽をボーっと聴いている、それだけのお付き合いでした。
 そうではなく、もっと積極的な付き合いを初めてしたのがこの頃の、このアルバム相手だったんです。

 ちょっとカッコつけた言い方をすれば、このアルバムとスコアブックは私が初めて自分で選んで手にした音楽の「教科書」みたいなもの、かな。
 今もその本は、本棚に大事に収めています。
 うん、さすがに「恋人」は言い過ぎだからやめときます。
 だからあんまり睨まないでくださいあずささん。

 ニコマスPとしての私の作品を見ると、ハードロック系の楽曲ってそれほど使ってはいないですから、もしかすると聖飢魔Ⅱというチョイスは意外に見えるかもしれません。
 でも自分のルーツの話をするなら、やっぱりこのアルバムかなぁ。
 むしろこっちの方が私の「本性」なんですけどね(笑)。

 アゥP、こんな感じでいいですかね?



Author:赤ペンP 
マイリスト:赤ペンP作品 http://www.nicovideo.jp/mylist/2804096
ブログ:「赤ペンPの添削日記」 http://akapenp.blog107.fc2.com/
※カクテルパーティ7th FESTAの運営やってます! http://kakuriparty.blog120.fc2.com/



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