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『Nicom@sRockFes2013』主催、卓球Pインタビュー!

Nicom@sRockFesは「野外ロックフェスティバルをニコマスでやろうぜ!」というコンセプトで、いちげきP原案、せりざわP主催の元に2008年にスタートし、それから2012年に至るまで毎夏、数多くの「ロック×アイマス」の名作を生み出してきた。

しかし昨年末、

「Nicom@sRockFesは、その役目を終えたとの思いから「2012」をもって終了と致します。」

という文から始まったせりざわPの終了宣言により、一旦はその幕を閉じた。

結果として、今年は主催が卓球Pへと変わってイベント自体は開催されたものの、自分はその「役目」という言葉の意味を考えていた。

そこで今回は、主催を引き継いだ卓球Pと「Nicom@sRockFes2013」の総括を含めて、せりざわPの語った「Nicom@sRockFes」の役目、そして「ニコマスにおけるロックPVの存在意義」について思う所を語り合った。

(Text & Interview by アゥP)



「ロックフェスがないのが寂しかったからやったんです」



Nicom@sRockFes2013.jpg
Nicom@sRockFes2013の開幕動画のワンシーン。
まさかの「告知無し」という、あまりにもロックな始まりだった

――まず今年も無事Nicom@sRockFes2013も終わったということで。

卓球P 本当にありがたいことに、色んな方が参加してくださって。

――もういきなり開幕動画からスタートでしたからね

卓球P 割とロックンロールなスタートだったでしょ?(笑)

――いやぁこっちとしてはですね、前からやるってことは聞いていたので、「宣伝とかそういうのがもしあったらやっていこうかな」って考えていたところに、まさか告知動画と同時にスタートとは(笑)

卓球P まぁそこらへんは、自分のリズムだけでやっちゃったのでアレは(笑)。 もともとは7月の中ごろか終わりぐらいに告知動画をアップして、「もうちょっとしたら開幕ですよ」みたいにやろうと思っていたんですよ。……だったんだけども、全然告知動画の手が進まなくて。で、ズルズルとやっちゃってる内にもう「8月に入ってしまう」、と。でも夏の風物詩なので、なんか8月に告知動画出して「じゃあ8月中ごろから」ってやって9月入っちゃうのもなぁって思ったので。「じゃあいいや、もう告知で開幕じゃい!」みたいな感じで、途中でもう切り替えて(笑)。 なのでね、「言うても1か月あるから出したい人はある程度出せるくらいの期間はあるかなぁ」ってくらいの期間で、みんなには苦労掛けましたけど……それもロックンロールってことでどうか一つ(笑)

――本当にロック過ぎてねェ……(笑)

卓球P 多分過去にもあんまないよね、こういうの。 あ、ウソm@s(※1)とかがそうだったのかな?

※1……当ブログの当該記事参照

――確か第6次ウソm@sとかもそうでしたよね?

卓球P あったよね。でもアレはイベントの性質上まぁ分かるって感じだけど、ロックフェスは今までちゃんと告知を出してっていうので、今までだとせりざわさん(せりざわP)が主催でやられていたんだけど、そのせりざわさんにも許可はちゃんと取って。で、一応去年で終わり、みたいなことも言われていたんで、それもツイッターとかで連絡取ろうと思ったけど、ズルズルと時間が過ぎて行ったので、(名古屋)ライブの時に直接会ってお話したんです。別に「やりたくなくなった」とか「もうやらないで欲しい」とかいうことは全然なかったようなんですけど、ご自身がちょっと忙しくてその辺に手を掛けられないような状況だったので、「(自分の主催では)今年はないけれど、誰かがやってくれるなら全然いいですよ」という風に言ってくれたのでね。その辺は変なイザコザとか全くなくやらせていただけることになりまして。

――昨年末、せりざわさんがブログでロックフェスの終了宣言を出されたとき、自分もロックの選曲をするPVPなので、ちょっと寂しい感じはありましたからね。

卓球P そうそうそう。僕も全く同じだったんですよ。結局今回のインタビューこれで終わっちゃうんだけど、要は「ロックフェスがないのが寂しかったからやったんです」っていうただそれだけの話で。タグロック形式なんで、大々的にっていうわけじゃないにしろ、08年からずっと続いてたイベントなんですよね、ロックフェスって。まぁ07年がニコマスの黎明期だったので、イベントがまだ出始めてない時期だったね、確か。で、その頃はロック的な動画とかもあんまりなかったので。でも、しばらくしてから自分もそうですけど、色んな方がロック系の曲とか、ロックフェス向きの動画を作られるようになってきて、「じゃあ夏にフェスごっこみたいにちょっとやってみようか」って言って、せりざわさんが始められたんです。やっぱりね、ずっとやってきて僕自身凄く思い入れのあるイベントだったから、去年でなくなっちゃうのは「惜しいな」って思ったのと「寂しい」って感じがあったので。最初は7月に入るまで待って、誰もやらないようだったら僕がやろうってスタンスだったのよね。昨日のラジオ(※2)の時に、「もう僕らみたいな老害が出て行ってもしょうがないでしょ?」みたいなことを赤ペンさん(赤ペンP)と言ってた、みたいな話があったんですけど、それは僕も感じる所があって「誰かそれこそある程度新しい世代の人達がやってくれるなら応援したいな」と思っていたんだけども、そういう動きが特になかったんでね。「じゃあとりあえず主催だけだけど、とりあえずやるよ」って感じで始めましたね。

※2……『Pとその存在理由ラジオ』のこと。内科部長と騙された卓球Pをメインパーソナリティに、turn-K氏、きつねP、アゥPをゲストとしてそれぞれの存在理由を語った放送。

――新しい人でロックフェスっていうずっと続いているものを引き継ぐのはやっぱりハードルが高いと思うので、そこを引き継いでくださったのは凄く大きかったのかな、と。やっぱりイベント自体を誰かが主催って形で持ってくれるっていうので、動ける人もいますんで。

卓球P そうですねー……。それこそさっきの話で、せりざわさんと連絡取ったりって話はしたんですけど、最近の人達がいきなりせりざわさんのところに行って、「今年ロックフェスやりたいんですけど」ってなかなか言いづらいってのはあるよね。まぁせりざわさんも最近忙しくてあんまりニコマスでの活動をされてないってのもあって、近しい間柄の最近の人ってのもちょっと少ないかと思うのでね。自分は昔から多少なりとも交流は持たせてもらっていたので、そういう話もしやすかったですし。なので変な話、その場しのぎでもいいかなって思っていたんですよ。「とりあえず今年僕やるよ」っていうくらいの感覚だったんで。願わくば来年とか、「誰かやってくれるならやってほしいな」とは思ったりしますけどね。

――でも、今回あったことで今年とか昨年のロックフェス以降のデビューの人とかの投稿もかなり多かったんですよね。特にタイさんなんかは遅刻も含めて5作作られていましたし。

卓球P タイさんは凄く精力的に動いてくれてたなぁ、と。

――あとはそれこそ、脱兎さん(DAT3P)とかまふPとか、12年ではそこそこPVで名前の出てきている人とか、やる□Pとか普段はノベをやっている人が参加してくれたり。

卓球P やる□さんとかもね、普段はノベの畑の人なんだけどPV作って参加してくれたし。あと今回開幕動画で「ノベマスとかもOKだよ」って言っておいたのが結果的に良かったなぁ、と。今までも特に禁止はされてなかったけど、実際やりようもなかっただろうっていうことで多分なかったんだと思うんだけど。逆に俺も書いたあとで「でもどうやってやるんだろう?」って思ってたんですよアレ。自分で書いておきながらw でも「ロックフェスに出てそうなアーティストを使ってください」以外はなるべく縛りを設けないようにしたかったんで、あえて広げる意味でもノベマスもOKって。あと先に上がってる動画に後から付けてくれたので水影さん(水影P)のとかはあったけど、「手書きもOK」ってちゃんと書けばよかったなって思うんですけどね。

――Jupiter Summer Tour(※3)との掛け持ち動画でしたよね?

※3……マイケッシャP主催で開催された、Jupiterをメインとした動画を上げるイベント。

卓球P そうそう。まぁでも、特にノベマスOKって言った部分で、例えば覆面作家さん(覆面作家P)とか、『【ノベマス】iPodに聞いてみる?【Nicom@sRockFes2013】』藤和Pだったりとか参加してくれたりして、この辺は凄く嬉しかったです。

――自分も、やっぱりノベ界隈でもこういうロックの楽曲が好きでこういうイベントがあれば出してくださる方って絶対いらっしゃるだろうなって思ってたんで、そういう人の作品が見られたのは凄く良かったですね。

卓球P そうですね。自分の近しいところにはなるんですけど、それこそ「ノベマスOK」って言ったのは、今名前の出た覆面作家Pを一本釣りしたかったんですよ(笑)。

――見事に釣れましたね(笑)。

卓球P 「してやったり」じゃないですけど(笑)。で、内容も選曲も、非常にロックフェスらしい所をちゃんと突いてくれたなという感じで非常に嬉しかったですね。




「07年のニコマスPVは女性ボーカル曲が中心だったんだけど、その中でもちょいちょいと馬鹿な人がいたんですよねw」



踵鳴る
えこPの『アイドルマスター 秋月律子 「踵鳴る」』のワンシーン。
律子が感情をむき出しにして歌うこの動画はロックPVを語る上で外せない。

――ここからちょっとロックフェスの話から外れるというか、ニコマスでのロックの扱いと言った話に移っていきたいんですけど、せりざわPのロックフェス終了宣言の中で「ロックフェスはその役目を終えた」と書かれていましたよね。その役目というものの中には、元々はニコマスPVって女性アーティストの楽曲を使ったPVが主体で、あまり男性アーティスト、特にロックなどの楽曲はあまり初期には好まれてなかったっていう背景があったのかなと思っているんですけど……。

卓球P ありましたね。特に07年と08年初期あたりかな?この頃までは所謂disコメみたいなものも凄く付いていたんでね。

――そういうことも踏まえて、ニコマスでロックをやる役目というか意味、こだわりみたいなものって卓球さん自身にはありますか?

卓球P どうなんですかねぇ……あんまり僕は深く考えないほうなんで、ホント至極単純な話で、「僕はそういう曲が好きでアイドルも好きだから合わせました」っていうだけなんですよね、言っちゃえば。ただその中で、やっぱりロック的な曲ってメッセージ性の強かったりするものもあるじゃないですか。まぁJ-POPにそれがないって意味じゃないんだけど。でもJ-POPって耳馴染みの良い歌詞を並べるって手法が多いと思うんですよね。それに比べて、ロックバンドには発したいメッセージを結構熱く歌いあげるのも数多くいるわけで、そういうメッセージ性を乗せやすい部分っていうのはあるのかなぁ、なんて。今、本当に思いつきで喋ってますけど。……結局最初に言ったヤツが一番ですね。本当、「ロックンロールが好きだから、アイマスが好きだから、合わせました」なんじゃないかな?みんな結構そうじゃないかなと思うんだけど。

――正直、自分もその最後の答えを期待していたんですけどね(笑) 

卓球P ああ、良かった。ご期待に沿えて何よりです(笑)。

――やっぱり「好きなものと好きなものを合わせたらいいじゃん」っていう、結局そこなんですよね。

卓球P 初期にdisコメが付いてたっていうときにも、声を大にしてってわけじゃないですけど、「嫌なら見なけりゃいいのにな」って思ってたんですよね。サムネではアイドルが写っているわけじゃないですか?で、そこにその人の好きなアーティストないし曲が書かれてたりする、と。なら「何、こんなアニメ的な奴に俺らの好きな曲使われてんだ」ってわざわざ見に来てdisコメするとか、逆に偉いなぁと思うけどね(笑)。

――そこまで熱心に、というか……

卓球P むしろありがとう、みたいな感じだけど(笑)。 でも僕はそういうコメントが本当に好きじゃないので、イチイチ見るたびに結構イラッと来てたりはしていたんですけどね。今そういう風潮は本当無くなったなぁ、と思いますね。

――ニコマスの動画自体が、ニコニコのシステムが変わってあんまり他の目に触れにくくなったってのはあるかも知れないですけど……。

卓球P 所謂「隔離」なんて言われたりもしたけども。

――自分は11年からしか実際には体感していないので、後から動画を見て、って話にはなっちゃうんですけど、やっぱり最近のPVのコメントに比べて、過去のPVのコメントなんかには絶対に一つか二つはそんなコメントがついてたりするんですよね。そこらへんの変遷ってどこかにあったりはするのかなぁ、と。

卓球P やっぱりdisコメ打つ人が飽きてきたんだと思うんですよ。所謂、「衰退論うんぬん」って話も、(〇か月ぶり×回目の)みたいによく出たりするんですけど(笑)。

――はいはい(笑)。

卓球P やっぱりアイドルマスター自体、僕らはずっと飽きずに「面白い」「可愛い」ってやっているんだけど、周りから見ているとずっと同じコンテンツに触れ続けるのってどこかで飽きが来るだろうってのはあって。そういうdisコメを熱心に打ってきた人が飽きてきた、プラス、ニコマス内での認知度が上がったっていう、その両方があって今のような感じになってきたのかなぁ、と思いますね。多分08年から09年にかけて以降はニコマスでのロックフェス的な選曲に対する偏見みたいなものは、ほとんど見えなくなった気がしますね。

――逆に言うと、これだけアイマスも好きで、自分が聴くようなロックも好きな人がいるんだっていうのは、デビュー当時は意外だったんですよね。自分はカクテル6(iM@S KAKU-tail Party6)でのえびP『【アイドルマスター】“BORDERLINE”PV【春香】』に衝撃を受けてPVに興味を持ったんですけど、その他にもFRISKP『アイドルマスター 「LET'S ESCAPE TOGETHER」』(BEAT CRUSADERS)であったり、それこそ卓球さんの『【KAKU-tail 6】ζ*'ヮ')ζ<ばーどめん!【VRF11】』(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)とか、ロックとアイマスが両方好きで、それを表現できる界隈っていうのに凄くびっくりもしたし、また魅力的にも見えたんですよね。

卓球P だと思う。他にないとは言わないけれど、ここまで市民権を得ているコンテンツってあまりないんじゃないかなって思うよね。

――元々(ニコマス)PVの存在は薄々知っていたんですけども、それまでは全部アニソンだったり声が似てたり、言ってみれば最初期のPVの考え方のものしかないのかなと考えていましたね。

卓球P 僕も07年のときは思ってましたよ。実際そうだったからね、あの頃は。その中でアニメソングやゲームソング、その中でも特に女性ボーカル曲を使ったMADってのが大半を占めていた時期だったんで。あとJ-POPとかも含めてだけど、07年のニコマスPVは女性ボーカル曲が中心だったんだけど、その中でもちょいちょいと馬鹿な人がいたんですよねw

――ほう(笑)

卓球P 例えば有名な所だと、えこPのeastern youth(『アイドルマスター 秋月律子 「踵鳴る」』)だったり……eastern youthだよ!?(笑) アイドルマスターとeastern youthとかさ、もう「バカじゃねーの!w」としか言えないじゃない(笑)。でも今となってはアイマスとロックを繋ぐマスターピースにも数えられるような動画なんだけど。個人的にはととすPって方がTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの『Baby,please go home』って曲で07年に作られていて(『アイドルマスター×TMGE 『Baby,please go home』』)、僕はそれきっかけでPになったんですよ。

――その人がきっかけで?

卓球P そうそう。その動画自体も凄く好きだったし、それこそ今アゥ君が言ったけれども「こういう曲使っていいの?!」みたいな話じゃない?やっぱり女性ボーカル曲のMADをずっと見てきた中で時々そういうのがあって、その中でも特に僕はミッシェル(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)好きだったからそのコラボ動画が来て、しかもクッソカッコよくて、「え、やっていいんだ!?しかもホントにカッコいい!!」みたいな感じで。それで「じゃあ俺もそういう曲で作りたい」みたいになって、自分は(その年の)11月にデビューしたって形だったので。だからやっぱりそういう選曲の動画に関しての思い入れは凄く強いですよね。

――じゃあもう先人から、良い意味で馬鹿な人がいた、と?(笑)

卓球P もう「愛すべき馬鹿」ってやつですよ(笑)。それを見てきたんで、勇気づけられた部分は少なからずあったなぁと思いますね。

――そういう最初の人からの枝葉がどんどん広がっていったっていう感じで?

卓球P だと思いますね。で、それに拍車をかけたのがNRF(Nicom@sRockFes)の第1回だったかな、と。08年の7月に初めてNicom@sRockFesが開催されて、まぁその時の一番槍が僕だったんですけど(笑)。

――(笑)

卓球P 今回の告知動画で使った「Runner’s High」っていうthe pillowsの曲があって、あれで作ったのが第1回Nicom@sRockFesの最初に上がった動画(『[アイドルマスター] 「RUNNERS HIGH」 the pillows [NRF'08]』)なんですよ。これが主催のせりざわさんの開幕告知動画よりも早く上がっちゃったっていう……(笑)。当時タイマー投稿ってなかったんで、時計とにらめっこしながら0時を狙って一番槍を目指す、みたいな感じで。投稿ボタン押したあとのラグまで考えて早めに、とかやってて、それでせりざわさんを上回ってしまったっていうね、いわくつきの動画だったんですけど(笑)。で、縁あって今回自分が主催させてもらうことになったので、「じゃあそういう縁のあった曲をもう一回使って、軽いリメイクみたいな感じでやろうかな?」っていうのが今回の告知動画だったんで。

――で、今回も一番槍、と(笑)。

卓球P 一番槍にならざるを得ないよね、誰も知らなかったんだからコレ(笑)。まぁ自分のラジオの方では言ってたんですよ。ただブログ記事とか、ツイッターとかでやるってことは大っぴらには言ってなかったんで、結構色んな人が驚いてたって印象はありましたね。

――自分もやるっていう情報だけは前々から聞いていたんですけど、ラジオも聞けてないときがあったりして細かい情報を聞き逃していたので、告知動画を卓球さんが上げたのをみて「いつからかな?」って見に行ったらもう始まってた、っていうね……(笑)。

卓球P これ多分この日から始めるって知ってたの、本当に身内でスカイプしてた連中だけだと思います。

――あ、ラジオの方でも一切?

卓球P 「8月入ったぐらいからやります」みたいには言っていたんだけど、明確な日にちは全然出してなかったと思いますね。8月1日からやりたかったんだけど、「間に合わねぇ!」つって(8/1の)23時ですからね、(開幕動画を)投稿したの(笑)。

――23時25分になってますね(笑)。

卓球P そうそう、全く計画性のないイベントだったという(笑)。

――でもまぁその辺が「ロック」というか……全部ロックって言ってしまえば片付くような気もしないでもないですけど(笑)。

卓球P 「ロック」って便利な言葉だよね(笑)。




「生放送形式のイベントっていうのは今凄く主流になりつつある」



VRF.jpg
『KAKU-tail Party6』で公開された『VERROCk FESTIVAL '11』告知動画のワンシーン。
「実際に生放送でロックフェスをやってしまおう」という同企画のコンセプトは、NRFのそれと共通する。

――そういう風にして、ロックというか、そうした楽曲からニコマス界隈に入ってくる人は、少ないかもしれないですけど絶対他にもいらっしゃると思うんですよね。

卓球P さっきちょっと触れて話逸れちゃったけど、08年の第1回ロックフェスでデビューした人達がそういう人ばっかりだったのよね。だから例えば08年の8月がロックフェスの後半戦だったんだけど、そのあたりではめいろっくPとかversusPメイド好きLPとか、分かりやすくそういう選曲をしてる人達っていうのが大挙してデビューされたんですよ。

――あー……そのメンツは今も一線で動いている人達ですねぇ。

卓球P そうそう。めいろっくさんとversusさんなんかは後に本当のロックフェス形式の『VERROCK FESTIVALTIVAL(※4)』っていうイベントを開いたり、ロックの申し子じゃないけどさ、そういうP達があの当時に結構デビューしたなぁって印象はありますね。

※4……「ロックフェスをイメージした新しいタイプのMADPVイベント」をコンセプトに、2010年、2011年に開催された生放送イベント。出演Pごとに30分の枠が与えられ、まさしくニコマス版ロックフェスのような形のイベントとなった。また、2012年にはその流れを汲むイベント『VERROCKIN’ LIVE "STREAM"』が開催された。

――さっき出た話に戻りますが、そういう意味ではせりざわさんがブログで書かれていた「Nicom@sRockFesの役目」というのはその辺りに?

卓球P そうだね……まぁせりざわさんが言っていたのは多分『VERROCK FESTIVAL.』の存在がデカかったのかな、と。今ニコマスでやるイベントって、タグロックはもちろんあるんだけど、生放送イベントが凄く主流になってきたと思うんですよ。一昨年とその前と、『VERROCK FESTIVAL.』として2回、生放送を使った形式で凄い盛り上がったイベントがあって、去年もちょっと形を変えて『VERROCKIN’ LIVE "STREAM"』って形で、みんながそれぞれ生放送でセットリストを組んでやろう、っていうようなイベントがあったりして、言い方はアレだけど、(タグロック形式の)イベントとしての古さっていうのかな?「これからもタグロックでやっていく意味がどれだけあるのか」みたいな所は、多分せりざわさんはちょっと感じていたんじゃないかな、と僕は思うんですけどね。

――なるほど……。自分としては、先ほどから少し議題とさせてもらった「ニコマスでロックをやれる場を作る」っていう、そっちの意味なのかなと思っていたんですよね。

卓球P あぁ、どうなんだろうな?それも無くはないかな、と思うんだけどね。もう改めてロックフェスってやらなくても勝手にみんな作るもんね、今。

――本当に最近、PVでのデビューをする人が減ってきている中でも、そういうロックの曲主体で作る人は一定数出てきていますんで。

卓球P 例えば最近だと、泥水さんとかさっきも名前が出た脱兎さん(DAT3P)とかもそういう曲中心に活動されていますし。

――あと13年で言ったらふりそでPとかもちょくちょくロック系の曲で作っていたり、それこそタイさんなんてロキノンとかの音楽雑誌でインタビュー受けているようなバンドの曲を使っていますし。

卓球P Rockin’on Japanと喧嘩したTHE MIRRAZとか使ってますからね(笑)。

――あ、喧嘩したんですか?(笑)

卓球P  Rockin’on Japanが主催したイベントかなんかで、結構やらかしたらしくてステージ上でぶん殴られたらしいのよw それでしばらくRockin’on 系列で記事が全然上がんなかったってのがあるんだけど、今ちょっと和解したのかな?で、それがちょうど『VERROCK FESTIVAL.』の第1回の時だったのよw で、あの時俺もやらかした時期(※5)だったじゃないですか?だからめいろっくさんとか見る専のマスヲのとこに「ちょっと出るのやめようと思うんだよ」って言ったら、それを例えに出されて「あんたの好きなTHE MIRRAZもこうなってるけどやってるだろ。アンタもやれよ」みたいに言われたんで、実はそういう経緯もあったりします(笑)。

※5……卓球Pの大百科参照。

――じゃあTHE MIRRAZはちょっと親近感が……?

卓球P なくはない、というかね(笑) まぁそれを差し引いても曲自体が本当に大好きなバンドなんでね。で、何の話だっけ?

――新しい人がどんどんロックで作っているんで、そういうことがせりざわPの言う「Nicom@sRockFesの役目」ってことだったのかな、と自分は思ってたってとこですね。

卓球P 僕はどっちかって言うとイベント形式のことで思っていたんじゃないかなって推測でしたね。直接その辺のお話は聞けなかったんだけど、やっぱり『VERROCK FESTIVAL』だったり『ハルカニ(HaRuKarnival(※6))』とかあったりしたし、まぁ街道さんのやつ(街道生(※7))もそうだよね。やっぱり生放送形式のイベントっていうのは今凄く主流になりつつある。もうなっているって言ってもいいかもしれないんだけど、ああいう盛り上がりと比べて、今回自分が主催した中で言っちゃうのはアレだけど、ロックフェスでタグロックやっても正直伸びないのね。

※6……当ブログの当該記事(コレとかコレとか)参照

※7……当ブログの当該記事(コレとかコレとか)参照

――まぁ……そうですね。主観的な所は置いておいて、客観的に見てそこまで数字が回ってるかと言ったら、やっぱりそこまで回ってないかな?大体普通に動画投稿したのと変わらない感じですかね。

卓球P 大体そこらへんで収まっているイメージなんですよね。作品自体のクオリティは本当にどれも素晴らしいものだと思っているんだけども。主催する者としては「イベントを盛り上げなきゃ」とも思うわけですよ?でもその中でせりざわさんも思っていただろうし、僕も全く思ってないわけじゃないっていうラインで、参加してくれる方への恩返し的な意味で「このイベントだからこれだけ見てもらえた」みたいな満足感を与えるのが難しくなってきた、っていうのは多少あったりするんですよね。

――そうですねぇ……昔だと生放送が無かったからイベントっていうとタグロックっていう感じだったのかな、と思うんですけど。

卓球P アレ09年くらいじゃないかな?生放送が始まったのが(実際には08年の12月にサービス開始)。少なくとも最初のロックフェスの頃、08年の頃は生放送自体がなかったから、イベントやるってなったらタグロックか、カクテル(iM@S KAKU-tail Party(※8))やサバイバル(iM@S MAD Survival Championship(※9))みたいに動画を提出してもらって、まとめて上げるみたいな、ああいう形式しかなかったのかな、って。で、そういう中で今、より盛り上がる形として生放送が凄く主流になってきているから、そことの温度差じゃないけど、そういう部分はせりざわさんとかも感じていたのかな……なんて思ったりはしますね。まぁ全部推測なんでね、本人に訊いてみないと分かんないんですけど。僕は結構そういう解釈で、あのブログ記事は見させていただきましたね。

※8……きつねP主催のもと、各参加者(動画投稿者)が個別のお題に沿って2分以内の動画を作成し、主催者が集めてメドレー形式で公開するイベント。お題となる 登場アイドルと テーマは参加者ごとにランダムに割り振られる。

※9……cx0101P(通称:江頭P)主催のアイマスMAD投稿イベント。名前の通り、視聴者の投票で勝ち抜き動画を決めていくサバイバル形式のイベントである。

――なるほど。たしかにもうタグロックのイベントで爆発的に伸びているものとなると……?

卓球P ウソM@Sかなぁ?

――ウソM@Sにしても、タグロックに加えて生放送でゲスト呼んで喋ったり、カウントダウン動画であったり、他の方法でもイベントを盛り上げていくスタイルでやっていますから、タグロック一本だけではないんですよね。

卓球P そうだよね、メディアミックスじゃないけどもさ、色んなとこで盛り上げようっていう趣向が凝らされていて。去年までのせりざわさんも生放送とかやられていたんですよね。最後にまとめてだったかな、全作紹介の生放送とかもされてたんですけども。今回僕が自分の労力を減らしたかったんで「なんもやらない」って最初に言っていたんで。それはちょっと皆さんに申し訳なかったとは思うんですけど。だからアゥ君が一気見やってくれたのはありがたかったよ。




「あとね、ギャップ萌えだと思いますよ?」


Jager Yoga
卓球P『【アイドルマスター】 「Jager Yoga」 CSS 【Nicom@sRockFes2013】』のワンシーン。
コラボPVにはそれまで知らなかったアーティストの曲でも魅力的に思わせる魔法があるように感じる。
――話を戻して、やっぱりイベントとしては生が主流になっていることが大きい?

卓球P と、僕は感じていますね、やっぱり。イベント形式っていう部分で、ほぼタグロックだけやっていく部分の限界というか、やっぱり爆発力っていう意味で生放送って強いんですよ。しっかりと告知で「この日にやるからみんなで盛り上がろうぜ」ってやって、人がドッて集まって。生放送ってずっとは残らないんだけど、その分一瞬の盛り上がりって意味では最たるものじゃないかな?

――その辺は現実の音楽業界と似たような状況になっていると思うんですよね。

卓球P あ、なんとなく言いたいことが分かったような気がする。

――本家のアイマスの方でもライブに力を入れていますし、他の音楽ジャンルでも円盤を売るよりもライブでの収益に力を入れ出していますしね。

卓球P 動画上げるのがCDをリリースすることだとしたら、結局CDリリースしても売れない(動画はあまり伸びなくなってる)、ただライブ(生放送)って形式になったときにその会場では凄く熱を持って盛り上がっている、っていう感覚は現在の音楽をめぐる環境と凄くリンクしているのかな?というのは今言われて思ったりはしますね。

――なんでリンクしているのかというと、聴く側、見る側が選べるようになったんですよね。音楽の方で言うとネットの発達なんかで自分の好きなジャンルが細分化して選択できて、かつ手軽に聴けるようになった。それとニコマスの共通点というと、使われている音楽のジャンルとか、動画の作りにしてもそうですけど、ニコマスの幅が広がった分、視聴者が分散しているのかなって。なので、動画を上げるだけだと数字が回らないけど、生放送では盛り上がる、と。ちょっと意見がとっ散らかっちゃいましたけど。

卓球P あ、でもちょっと分かるよ?ていうか、音楽聴こうと思ったときに、今は自分で選ばないといけなくなったと思うのよね。昔みたいにテレビが主流だったころって、例えば音楽番組を見ていて自然と勝手に入ってきた中で選ぶっていうのが多かったと思うんだけど、今って例えばネットとかが普及して、受動的に音楽が聴けなくなっている時代かな、とは思ってて。僕も最近はかなり疎くなっちゃってるんだけど、やっぱり音楽好きで色々探したいって人にはいい時代だと思うんだけど、元々音楽にそこまで熱を入れてない人達からすると、聴く機会がないのね。で、多分ニコマスもそれに近いような気がしているというか……。あともうちょっと言うと、「そのうちまとめてやる放送あるんでしょ?」っていう感じで、普段あんまり見ないけどそこで一気に見るっていうのもあるのかなぁ、って思ったりはします。

――自分が生放送やるって言ったときも「見たいと思ってたから助かった」っていう人が多かったんですけど、多分それをやらなかったら全然見なかったって人は絶対いらっしゃったと思うんですよね。

卓球P 手前味噌になるけど、自分がラジオ(※10)やっているのもそれに近いっていうか、今ちょっと休み休みでやってはいるんだけど、普段ニコマス全然見てないけど僕のとこのラジオ聞いてればなんか把握できるよねっていう人達も少なからずいてくれるっぽいのね。そういう風に受け身で作品を見るっていう機会が結構少ないのかなぁ、と。それが生放送を見れば受け身で見られる機会が得られるわけじゃないですか?だから生放送に人が集まるのかな?って気はちょっとしますね。ちょっと言い方は良くないんだけど、「ニコマスを見たいんだけど、自分で探すのは億劫」っていう人がいなくはないと思うんですよ。そういう人達の需要を満たすのが生放送のイベントなのかな、と。

※10……NRRR(ニコマス・ロックンロール・レディオ)のこと。卓球Pがほぼ毎週行っている、ニコマス紹介ネットラジオで、ニコマスPV界隈ではヘビーリスナーも多い。

――逆に言うと、それだけニコマスも拡大化、細分化してきたっていう風にも捉えることもできなくはないですよね?

卓球P そうそうそう。だと思う。だからね、昔よりもニッチな選曲の人増えましたよ。この辺は主観が相当入ってくるんだけど、僕らが始めた頃は例えばTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTみたいな、音楽好きなら知っているっていうバンドを使う人達っていうのは結構多かったんですけど、最近本当に知らないバンドとかめちゃくちゃ多いんですよ。それが細分化っていう所にも影響しているのかなって思ったりはしますね。

――今季のロックフェスの一気見放送をやらせてもらってる時、何回も「このバンド知ってる方いますか?」って言ったんですよね。自分も結構日本のバンドに関しては好きで聴いているんですけど、やっぱり世の中全てはもちろんのこと、日本のバンドだって全てを追えているわけでは決してないので、ある程度は当たり前のことでもあるんですけど。確かに、ニッチな選曲をする人は増えた気がします。あとそういう選曲をされるのって、結構新しい方が多いイメージがありますね。

卓球P 単純に最近デビューされた方が比較的実年齢も若い方が多いから、本当に今の音楽を拾ってきた時に僕らが疎いから知らないだけなのかも知れないですけどね。なんですけど、結構そういう印象は受けるかな?

――それこそ、ある程度ロック好きと言ってやっている自分とか卓球さんでその感覚なので、もしかするとロックを全然知らない人からすると「なんだコレ」ってレベルなのかもしれないですね。そういう話を実際に耳にしたこともありますし。

卓球P 「最近ニコマスで使われてる曲全然わかんないからさぁ……」みたいな話ですよね。いや、あると思うよ。僕もそれは凄くあるもん。ただ、なるべくそこで敬遠しないで見るようにしようとは思っているんだけど、やっぱ知ってる曲だとクリックするけど知らないからちょっとスルー、というのは昔より増えたな、っていうのはなくはないかなって気はします。

――卓球さんでそんな感じなので、他の人だとさらに多いのかな、と。

卓球P だから今回僕が作ったCSSなんてどれだけの人が知ってるかって話ですよね。これは洋楽なんですけど。

――自分も正直知らなかったですね。

卓球P 日本のフェスにも何回か出ていたりするんだけどね。ブラジルのバンドなんですよ、コレ。ブラジルのリオデジャネイロ出身で、アメリカのレーベルと契約した2000年代中ごろのバンドなんだけど。……こうやって言っておきながら僕も全然大衆性のないあたりを拾っているんで、全然人のこと言えないんだけども。やっぱりそういうのが増えたかな、という気はしますね。

――もちろん、それは決して悪いことではないんですけどね。

卓球P ないない。基本的に好きなものと好きなもの掛け合わせればいいんだから、それは全然遠慮することはないと思う。ただ細分化って話になった時に、そういう傾向になっているな、とは思いますよね。

――内科部長のやっている『Pとこの存在理由』の方でも何人か書かれていたんですが、逆に「アイドルが好きでかつ自分の好きな曲も広めたいからPVにしている」って人も中にはいらっしゃるんですよね。

卓球P あ、俺ね、デビューの動機はそれがすげぇデカかったですよ?僕デビュー作がTHE FRATELLISってイギリスのバンドだったんですけど、「カッコいいからみんな聞けよ」ってのは凄く強かったです。その後も、今でこそこういう時代になったからミッシェル(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)って言えば結構みんな知っているとは思うんだけど、当時はニコマスでそういうの聴いてる人はあんまりいなかったと思うから、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANTっていうカッコいいバンドいるんだよ」っていうのを知らせたいという思いは凄く強かった。最初はアイマスより曲でしたもん。「こんなカッコいいバンドいるんだぜ」っていうのを自分の動画を通じて知ってくれたら嬉しい……もっと平たく言うと、俺の動画見てCD買ってくれたら最高(笑)。

――それは確かにありますね(笑)。

卓球P ニコニコ市場は誰が買ったかが分からないので、自分の動画で買ってくれたかは分かりづらいんだけども、たまにニコ動で自分しかこのCDを市場に貼ってないっていうものがあるのね。それで「売れました」って出たってことは俺のしかないから、そうなると無茶苦茶嬉しかったりしますね。確かpre-schoolとかそれで売った記憶があるから、無茶苦茶嬉しかったですねw

――シラカワP『アイドルマスター オールスター 「空想メロウ」AIRMASTER』のときなんかは凄かったらしいですね?(笑)

卓球P AIRMASTERは公式のCD無くなったんですよ、アレ(笑)。元々、正直全然有名でもなんでもないバンドだったのに、シラカワPの動画で800枚くらい売れたって言ったかな?だから公式が慌てちゃったらしいんですよ。 「在庫が間に合わねぇ!」みたいな感じでしばらく通販ができない、というような状態だったらしいです。自分もちょっとうろ覚えなんですけど。

――そうなんですね。自分もツイッターで交流のあるPの方に「(自分の)動画を見てCD買った」って言ってもらえたときはめちゃくちゃうれしかったですね。

卓球P 特にロック的な曲使ってるのってさ、結構元バンドに対する思いが強い人達が多いと思うんですよね。それ以外ももちろん皆さんそうかもしれないんですけど。だからやっぱりそこで元バンドへの興味を持ってもらえるっていうのは、作っている側としたら凄く大きな喜びでありモチベーションなんじゃないかな、とは思いますよね。

――もちろん元々の曲が良いっていうのもあるんですけど、自分の作った動画でアイドルの魅力を引き出せたら、曲も良いと思ってもらえるっていう、そこがニコマスでロックをやる魅力としてあるのかな、と今の卓球さんの話を聞いて思いましたね。

卓球P ああ、それは絶対あると思う。

――実際のアーティストのPVでも、曲単体で聴いてもそんなにピンと来なかったけどそれを見たらなぜか無性に気に入っちゃうパターンってありますよね?ある種、それに近いのかなぁと。結局、ニコマスのPVでも「画としてカッコいい」とか「アイドルが魅力的に映ってる」とかで、曲も良く聴こえるってことも十分あるのかなぁと。

卓球P ニコマス見ている人の大前提として、「アイドルマスターが好き」っていうのがあるじゃないですか?そこでアイドル達を魅力的に映してくれたらその動画自体に凄くいい印象を受けるし、「そこで使われている曲もいいんじゃないか?」っていう相乗効果、みたいなものは絶対あると思いますよね。

――その辺がロックで作る意義なのかなぁ、と。

卓球P あとね、ギャップ萌えだと思いますよ?

――ほう?

卓球P さっきもちょっと言った、アニソンとかゲームソング、ないし女性ボーカル曲って親和性が高いじゃないですか?ある程度声の質とかを合わせていったときにアイドル達が歌って、踊ってるように見える、と。でもロックってさ、合うわけないじゃん、普通に考えて(笑)。 あんなダミ声とかの男くさい声で歌われて、アイドル踊ってても。でもそれを魅力的って思える人からすると、多分ギャップ萌え的な感じでより良く見えちゃうのはあると思うんですよ。「こんな曲使ってるけど、凄くアイドル可愛いし、動画カッコいいな」って。だからそういうギャップの部分で、濃ゆい人達がロック界隈に多いのかなっていう感じはちょっとあるなぁ。

――言われてみると、そういうギャップというのもあるかもしれないですね。

卓球P 自分の『【NRF09】TMGE×アイマスオールスター 「ダニー ゴー」』についてるコメントでさ、「アイマスでミッシェルとかwwwと思って来たけど、いいなこれ」とかっていうコメントをありがたいことにいただいてたりして、多分そういう部分なのかな、と思うんですよね。「意外にいいじゃん」みたいな。

――やっぱりそういう風に両方で魅力を引き出すことができるのが、ロックを使ったPVの存在意義なのかな、と。

卓球P あるんじゃないかな、と。凄く嫌な言い方をするけど、アイドルを出しに使えるじゃん?もちろん、少なくとも自分はアイドルを凄く大事にしたいとは思っているんだけど、アイマスの映像を使えばアイマスファンは多少なりとも食いついてくれるじゃないですか?そこで自分の好きなバンド、アーティストの曲を聴かせる機会を得られるからね。そういう意味で08年のロックフェスっていうのは意義が強かったと思うし、そういう場を与えられたっていうね。だから初年度は5作作ったんですよ?(笑)

――なんか今年のタイさんと被りますね?

卓球P そうそうそう、もう楽しみで楽しみで(笑)。 俺、一か月前には完成してたものをロックフェスまで温めていたからね。 そのくらい本当に楽しみにしていたイベントだったから、最初の話に戻るけど、そういうイベントが去年でなくなっちゃうのは寂しかったんですよね。ということもあって、なんとかその火を絶やさないように、という感じで。主催としてはほとんど何にもしていないようなもんだけど、形だけでも継続はしたいな、と思ったので今年はやらせてもらいましたね。

――本当に、「あってよかったな」っていうのが自分の一番の感想でした。

卓球P そう言ってもらえると、やって良かったと俺も思いますよ。
(了)


・卓球P
0711デビューのPVP。見るものを熱くさせるロックなコラボPVに定評がある。それに加え、動画紹介ネットラジオ『NRRR(ニコマスロックンロールレディオ)』のパーソナリティとしての活躍も有名である。また、今ではニコマスの一大イベントとなった『ニコマス20選』の発起人でもある。代表作は『【NRF09】TMGE×アイマスオールスター 「ダニー ゴー」』『アイドルマスター /^o^\フッジッサーン (世界遺産)』『アイドルマスターは鳴り止まないっ』など。



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