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第10回 あとりえP 「HELP!/THE BEATLES」

 私、あとりえPが選ぶ一枚は、THE BEATLESの「HELP!」です。

HELP!!.jpg
「HELP!/THE BEATLES」

 知らない人はまずいないバンドですし、アルバム自体も大半の方が聴いていると思います。今回このアルバムを選んだのは別にこれを聴いて欲しいからではありません。音楽の原点というものについて私自身がもう一度考えたいのと、読んでくれた人にも考えて欲しいからです。

 一般的に音楽の原点はクラシックであり、中世期以前にまで遡ることになるのですが、長くなるので割愛します。私の好きな音楽はロックであり、それこそブルースからスタートしてエルビス・プレスリーが作り上げたエンターテイメントがそれにあたります。腰を振り、反社会性の象徴ともいえる音楽です。単純に「カッコイイ」、それが唯一であり最大の魅力とも言えます。

 高校生の頃、私はクラシックやジャズばかり聴いていて、「ロック=ダサい」と思っていました。単純なコード進行で展開がほとんどなく、変にカッコつけたファッションなどが嫌だったのです。「クラシックこそ全ての音楽の頂点」、それくらいロックを下の存在に思っていました。
 
 そんな中、興味本位でたまたま聴いたこの「HELP!」のアルバムですが、最初の方は「ふーん」という感じでした。ガチャガチャ鳴っている楽器の音は決して心地いいものではなく、技術的にも上手くない。メロディが綺麗なのが唯一の救いといった感じです(ファンの方すみません)。ですが一曲、鳥肌が立つ程感動した曲がありました。13曲目の「YESTERDAY」です。

 小学校の教科書にも載っているくらい有名な曲ですので、当然私も知っている曲でした。さほど期待もせずヘッドフォンをつけたのですが、ポール・マッカートニーの歌うメロディが聴こえた瞬間、今まで聴いてきた音楽がなんだったのかと思えるくらいの感動を味わいました。何度も耳にしたことのあるメロディのはずなのに、一度も聴いたことのないメロディ。1000を超えるカバーが出回っている曲なのに、全く新しい曲。CDで聴いて鳥肌が立ったのはこの曲が始めてで、以降一つもありません。
 
 この「YESTERDAY」という曲は、ポール・マッカートニーが就寝中に夢で流れた曲と言われています。起きてすぐに作曲した神の贈り物といわれている曲です。様々な人が似たメロディの曲はないかとクラシック音楽から探したらしいのですが、明確にこの曲というのは伝えられていません。
 ギター・ストリングス・声の三つで構成されるアンサンブル。シンプル故に、メロディの美しさが際立ちます。そのオンリーワンのメロディは、様々なアーティストに影響を与えています。

松田聖子&桜田淳子


勝新太郎


Ray Charles


Victor Wooten



 ざっとニコニコで検索して気に入ったカバーです。世界一カバーされている楽曲としても有名なので、YouTubeで検索すればもっと出てくると思います。世界中の様々なアーティストがこの曲に感銘をうけ、「歌いたい」と思わせた証拠でもあります。まさに、音楽が好きな大多数の人にとって原点の一つとも言える楽曲です。

 このCDを聴いてから私はロックの原点、クラシック・ロックに夢中になりました。レッド・ツェッペリンやザ・フー、キンクスなどは今でも聴いています。音質は悪いし、演奏も上手くありません。けど、ロックにそんなものは関係ありません。大事なのは訴え掛けるパワーです。歌詞の意味がわからなくても、音は生きています。感情が伝わるのです。シンプルなフレーズだからこそ、それを生み出したアーティスト達の才能を感じます。私自身、10年近くギターとベースを弾いていて思うのは、テクニカルで難解な構成のフレーズは驚きこそありますが、記憶にはほとんど残りません。単純な8ビートのパワーコード、ディープ・パープルの「Highway Star」のようなものの方が記憶に残り、そして磨くほど感動を与えます。アイマスPV動画での、技術よりもシンクロといった考えと同じです。人の目を引くのは間違いなくエフェクトを多用した派手な動画ですが、的確なダンスをチョイスして生まれたシンクロ動画は、洗練されたものほど何度も見たくなり、麻薬のような中毒性があります。どちらが優れているかを言いたいのではありません。音楽も動画も、シンプルで洗練された王道というものの魅力を改めて考えて欲しいのです。
 
 もしクラシック・ロックをあまり熱心に聴いたことのない方がいたら、一度真剣に聴いてみて欲しいと思います。世の中には数多くの音楽が存在し、たくさんの個性あるバンドが存在しますが、彼らの原点を辿ると8割方このクラシック・ロックにぶつかります。技術ではなく、センスとアイデアで作り上げた記憶に残る音楽がそこには数え切れないほど存在します。洋楽なのに一度は耳にしたことのある楽曲が必ず存在するのも、クラシック・ロック巡りをすることの楽しさでもあります。そういった原点を辿ったあとに自身のお気に入りアーティストを聴くと、影響を受けた部分が聴こえてきて、そのアーティストとの距離感が少し縮まるかと思います。原点を知ることは面倒だし、退屈に感じることもあるかもしれません。しかし、今の音楽の楽しさが何倍にも膨れ上がる重要なことでもありますので、是非とも体験してみてほしいと、そのように思います。

 ここまで書いておきながら、20代の若造が恥ずかしげもなく披露した知識です。間違っていることもあったと思います。でもそこはロックンロール魂、「伝わればいいじゃん」的なノリで書かせていただきました。音楽も動画も、技術よりハートだと思って作っていますので、これからもハートを伝える動画が作れたらいいなと、それっぽく締めたいと思います。そして最後になんですが、ビートルズのアルバムは「REVOLVER」が一番好きです。



Author:あとりえP
マイリスト:作ったもの http://www.nicovideo.jp/mylist/33764074








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