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四条貴音誕生祭特別企画「貴音派座談会」

去る1月21日は、「銀色の王女」こと四条貴音の誕生日でした。

貴音の魅力と一言に言っても、流麗な立ち居振る舞いや独特の口調、冷静沈着なようで世間知らずな一面、はたまた旺盛な食欲などなど、色々な要素が浮かんできますね。一方で、彼女自身の出自やトップアイドルを目指す目的など、一切が謎に包まれたミステリアスな側面も持ちあわせています。

今回は、REKKAP、かがたけP、ブラッキーPの三名にお集まり頂き、四条貴音というアイドルについて語り合っていただきました。そうして始まった座談会ですが、その道行きはいつのまにか、月明かりだけを頼りに夜道をたどるがごとき様相に……?

見る者の心を惹きつけ、時には惑わす、そんな貴音の魅力を感じていただければ幸いです。

(interview & text by ハバネロP)





縦蹴りで俺の鳩尾にガスッと来るような感じが脳裏に浮かびまして……もうメロメロですね
――REKKAP



プロジェクトフェアリーの一員として貴音が初めて歌声を披露した、「オーバーマスター」のCDジャケット。
銀髪にすらりとした貴音の立ち姿は、美希や響と並べても目を引く存在感がある。

――本日は皆さん、お忙しい中お集まり頂きまして本当にありがとうございます。
ということで今回は貴音派座談会として、REKKAP、かがたけP、ブラッキーPのお三方にお集まり頂きました。よろしくお願いします。


REKKAPかがたけPブラッキーP よろしくお願いします。

――まず座談会のお約束なんですけれど、「四条貴音」というキャラクターに惹かれたきっかけを聞かせてもらえればと思います。では、デビュー順でお願いします。

かがたけP 誰が早いんだ?

――この中で一番早いのはREKKAPですね。

REKKAP いいですか、僕で?いろいろ歪んでますからね?

全員(笑)

REKKAP 自分は07年デビューなんで、貴音様が出てくるよりも前からニコマスPやってます。元々アイドルが好きなのもありましたから。
PSPで(アイマスが)出るってことになって、新登場のアイドルとして貴音様が登場しました。その一番最初のビジュアルが出た時にもう、バッ!と、脚が目に入ったんですよ。
他のアイドルとは違うスラーッとした感じで、縦蹴りで俺の鳩尾にガスッと来るような感じが脳裏に浮かびまして……もうメロメロですね(笑)。たぶん「貴音様」って呼び方は俺しかしてないと思いますけど、それはそこから来てます(笑)。

――ビジュアルが最初の決め手っていうプロデューサーさんは多いですし、中でも貴音はビジュアルが目立つキャラクターですけれど、「脚」がこうピンポイントに来たっていう方はなかなか無いパターンですね。
では、かがたけPはいかがですか?


かがたけP 私も貴音さんが出てくる前の0805デビューだったんですけど、(PSP版が)最初に発表された時、私は見た目ではそんなでも無かったんですね。

REKKAP ほう。

かがたけP いつ頃なんだろうと思って(自分の)ツイッターを遡って見てたんですけれど……SPをプレイしてて、2009年の3月に、「貴音可愛過ぎるだろ・・・ 」てつぶやいてて。

全員 (笑)

かがたけP やっぱりプレイ中にだんだん好きになっていくというか……それが最初のきっかけですね。でもやっぱりPSP版はワンダリングスターが頭抜けておもしろいような気もしますしね、ちょっと贔屓目もあるけれど。今に至るまでワンダリングスターをつぶやき続けてるという状態になってしまったのは、やっぱりおもしろかったからだと思う。
一番最初に伊織のストーリーをやったんですけども……

ブラッキーP ああ、いいと思う。

REKKAP ワンダリングスターが3つの中で特別になってしまったっていう。

かがたけP そうですね、でかいですね。なにこの可愛い娘はっていう……。そこからはもう、動画よりツイッターでずっと妄想会話を垂れ流し続けるという(笑)。
あとは同人誌書いたりもしてましたけど……だからあまり、ニコマス的には貴音Pと認識されてないと思うんですよ。

――たしかに。僕はかがたけさんをずっとフォローしてたこともあって、貴音さんツイートが入ってくるから貴音派という印象がありましたね。

かがたけP この前のカクテル(※1)で久しぶりに動画を作った時に、伊織さんと一緒に貴音さんを出した っていうのが、ニコマス的には初だったと思います。
それまでは専属が無くて、いろいろな娘をその時その時で作りたいのを作るというようなスタンスだったんで。貴音さんのはまだ……作るには至らないかなって。

※1 きつねP主催の「iM@S KAKU-tail Party」の事。ここでは昨年開催された「iM@S KAKU-tail Party 7th Festa」を指す。

――(笑)。

REKKAP それは僕も分かりますね。僕もあまり(貴音の)動画無いですからね。

かがたけP そうそうそう。

――それでは、この中で一番貴音の動画を作ってらっしゃるであろうブラッキーPに話を……最初のきっかけってなんでしたか?

ブラッキーP 最初のきっかけは、見た目もそうなんですが、佇まいがすごくよかったんですよね。アイドルなんですけども、見た目からしてもう落ち着いてて、そういう所がストライクでした。好きになったきっかけはもう、それですね。

REKKAP 全体的な雰囲気込みで。

ブラッキーP そうですね、雰囲気込みですね。



一言で表すというのは、あんまり考えた事もなかったし、言えないかなという感じがしますね。
――ブラッキーP


――「佇まい」というキーワードをブラッキーPが上げられましたが、貴音は特殊な立ち位置にいるキャラクターだと思います。「ミステリアス」もそうですし、「冷静」「世間知らず」といったものも一般的に挙げられるものだと思うのですが、皆さんは貴音をどのような人物だと理解されているのでしょか?

REKKAP 僕のロールプレイの中では、完全に僕の主人ですけれども(笑)。

全員 (笑)

かがたけP 完全に「主従」の「従」をしてる(笑)。

REKKAP 僕は「従者」って自称してます。「下僕」でも良かったんですけど、伊織が下僕って言ってるのと被るので……。何かないかなと思ってて従者を思いついたんですけれど。俺が貴音様の三歩後ろを歩く!

ブラッキーP マジ、プロデューサーです……。

かがたけP それはプロデューサーなんですか?(笑)

REKKAP 対外的にはそう言ってるっていう。

――高貴なオーラを持っていて、それに当てられてしまったと……その高貴さが貴音さんと。他のお二方はいかがでしょうか?

かがたけP 好きになったきっかけから連動してるというのもあるんですけど、やっぱり「可愛い」というイメージなんですよね。最近のいろんな……SP、2、アニメと来て統合されてるイメージよりも、SP時代のイメージが強いんですよ。だから、ぶれる所が我々の目にも触れるっていう部分があるんですよね。キリッとした所とかミステリアスな所以外にも、陰ですんすん泣いてるような所を目撃してる側っていうポジションなんです。

REKKAP SPの頃はやっぱり弱さって所も見せてるよね。

かがたけP そうそう。

REKKAP その後そんなに見せない。

かがたけP そうそう、そこが大きく変わった所で。元ライバルっていうキャラが一番強いんですよね。

REKKAP SPでは、こっちは765プロの仲間がいるけど、961側は基本的にはゲーム中は一人じゃないですか。そこでSPでは孤独っていう点にスポットが当たってたんだと思います。

かがたけP そこら辺のスタート位置が違うっていうのがありますね。最初から皆といて仲がいいっていうんじゃなくて、だんだん仲良くなっていってそうなってるという。少しだけ違いがあるんですよね。

――なるほど……。じゃ、ちょっとまだ話は出てきそうですけど、いったんブラッキーPへ。貴音さんというキャラクターを、ブラッキーPはどのように理解されてますか?

ブラッキーP かがたけさんがおっしゃってたように、いろんな面が見れるんですよね、貴音さんというのは。“可愛い”もそうですし、“カッコいい”もそうですし……全部ですね。一言で表すというのは、あんまり考えた事もなかったし、言えないかなという感じがしますね。

REKKAP 逆にポロッと言えちゃう人は、「ほんとに貴音好きなの?」っていう。基本的に貴音様って定まってないんですよ。媒体が変わればけっこう変わってくるじゃないですか。それで一言で言えば「ミステリアス」みたいな事になってますけど、それ以外でポッと言える人は……割とスゴイのかな?(笑)

全員 (分かったような分からないような笑い)

REKKAP 基本的に貴音様ってフワフワしてる(笑)。

かがたけPブラッキーP そうそうそう(笑)。

REKKAP 正直、座談会するのに不安だったのが、そこが一番ネックだったんですよ(笑)。キャラクターって時点で定まってないんで……。

――そうなんですよね。(貴音について)興味深いのは、媒体によって描かれ方が違うってことですよね。僕は貴音のプロデュースをアイマス2で初めてやったんですけど、その時はバッドエンドで終わっちゃって……この娘は一体どういうキャラクターか分からない状態で物語が終わっちゃったんですよね。

REKKAP グッド(エンド)でもそんな変わんない内容ですよ。すっごいふんわり終わったよ(笑)。

全員 (笑)

――あとその辺の象徴的な話っていうのは、アニメの貴音回(第十九話)のサブタイトルかなと。たしか「雲間に隠れる月の如く」でしたっけね。

全員 そうそう。

――だからそういうフワフワした感じっていうのが根底にあるキャラクターなのかな?と思うんですよね。



ミステリアスって書かれた箱を開ける人によってまったく違ってる。中身がまったくカオス状態になってる
――かがたけP


「アイドルマスターSP ワンダリングスター」のワンシーン。
ゲームに登場した時から、貴音のセリフはミステリアスな含みのあるものが多く、その出自は一貫して謎に包まれている。

――そしたら、公式の媒体での描かれ方という話がちょっと出てきたので、これもちょっと気になってた所なんですが、SP、2と来て、また一応モバマス、グリマスにも出ているんですけれど、いろんな媒体の中でどの描かれ方が一番好みですか?という話をお聞きしたいです。

REKKAP やっぱSPだよね?

かがたけP SPですね!

ブラッキーP (笑いながら)実はSPやったことなくて、2が初めてで……。ニコマスも当然見てて、で、アニメ、モバマス、グリマスと。動画作ってても、映像は2の貴音さんだけども、完全にSPの内容捨ててるというぐらいなので(笑)。

――今回の座談会のメンバーを探そうってなった時に、2とかアニメから入った貴音派の方って誰がいるかなってなりまして(笑)。SPからの人が多いなという印象がありましたから。ブラッキーPは2から入ってこられたという事で、どうでしょう、そこら辺の印象の違いとかは?

ブラッキーP 印象……SPの?ニコニコ動画に上がってる動画も含めて?

――はい、そういうのも含めてです。

ブラッキーP そこも大体コミュで見て分かってたんで、それを元にSPで動画作ったりなんかして……。なんか言葉が出てこないですけど(笑)。……うまく、落ち着かないですね。

――なるほど。じゃあ、ちょっと質問の方向性を変えてみようかなと思います。ブラッキーPはSPMADとして貴音さんを題材にいろいろ作ってますけど、そうした時に、どういうイメージを前面に出そうと思って作られましたか?

ブラッキーP アイマスのメンバーの中ではかっこいい系の方がイメージ強いと思うんですけど、一番目に作ろうと思ったイメージはそこからですね。最初に作ったのは、中森明菜 だったと思うんですけ。かっこいいから作って、そこからはあまり考えずに、SPでしか動いてる姿を見せる事が出来ないから、それで動画を作っていたという感じですね。

――そうですよね、やっぱりかっこいいというイメージが先行してますよね。アニマスでも、へこんだ雪歩を言葉で引っ張っていくシーンとか、そういうイメージが強いんですよね。
でも、話を聞いてるとかがたけPはかわいいというイメージがあるとおっしゃってて、ギャップがあるなと。


かがたけP そうですね。……貴音さんは、真正面から向き合おうとすると、取り返しがつかなくなるぐらい踏み込まざるを得ないっていう。だからアニマスなんかで言うと……踏み込めないよなっていうのは(笑)。
当番回でも、千早さんが大変な事になってるけれどもそこを映す。変な話ですけども、タイトルもそうですけど、月になってる。千早に対する投げかけになってる事で、貴音さん回になっていると。私はアニマスの貴音回、大好きなんですけれども(笑)。でもアニマスでやるのはここまでだよなっていう所もありましたね。

――そうですよね。ゲームの方でも、そのバックボーンにまで踏み込むようなシナリオ作りはしてませんよね。と言う訳で、そこら辺の話をもう少し深くお聞きしたいと思います。アイマスのコミュシーンではそのキャラクターの深い所まで描写してる所が多いのですが、その中であまり描かれないキャラクターとの、プロデューサーとしての接し方はどうしてるのかな?と。リアルに765プロの貴音さんをプロデュースして下さいと言われたらどうされますか?

REKKAP むずかしいよ(笑)。

かがたけP まず、どうプロデュースしたらいいんだ、っていう(笑)。ちょっとすでにお姫ちんじゃんっていう……(笑)。
ただプロデュースするうちに、だんだん世間知らずな所とかそういう所が出てくるんだろうけれども、初対面した時っていうのは、VIPか何か?って(笑)。

全員 (笑)

REKKAP 個人的なロールプレイというのは置いといて、ありのままに貴音さんというのをプロデュースしようとしても貴音様が進む先に落とし穴があればそれを埋めて、ということを自分はしていきたいですよね。貴音様の好きなように動いて頂いて、尚かつステップアップできるように、ひとつひとつ前もって準備しておきたい。
自分が導くんじゃなくて貴音様が進む道を整備していくというような。行く先を決めるのは貴音様、俺はそれを助けたいっていうスタンスでプロデュースしたいな、と。

ブラッキーP 貴音さんってどうなりたいかって、何か明言されてましたっけ?

REKKAP えー……基本的にはしてないです(笑)。

かがたけP まぁ、結局高みを目指してそこから見える物を目指したいっていうのにまとめられるんですけども(笑)。

REKKAP 目指す理由も媒体によって違ったり。SPは何かを背負ってましたよね、何かっていうのはほとんど描かれませんでしたけども。

かがたけP トップアイドルにならなきゃ(使命感)って感じだったからな。

REKKAP やっぱり最初のイメージはそこなので……。SPでは孤独でいなければならなかった。それを見て自分は、自分が助けたいんだっていう風に思ったので。

かがたけP 持ってる物は違えども大きいらしいと。そういう所で見ていくと、SPみたいに最初の孤独とか、大きい物に潰されそうになるとかそれを乗り越えなきゃって所が、アイマス2とかアニマスになってくると仲間達もいるので、その辺に対して貴音さんがどんぐらい焦ってんのかなというのを考えちゃう時はありますね。
どれぐらいの目指し方をしてるかって言うと、やっぱりその辺はキャラクターとしての成り立ちとしてもだいぶ変わってくるんだなとというのは、貴音さんの変遷を見てきて感じている事だと思うんですね。

――となると媒体によって描かれ方の違いって、またミステリアスなキャラクター造形に……

かがたけP また響と違った意味でね……

――なりますよね。

かがたけP そのミステリアスって書かれた箱を開ける人によってまったく違ってる。中身がまったくカオス状態になってる(笑)。いい意味でも、場合によっては悪い意味でも想像に委ねられてる。

――なりたい形が、一応目標としてはあるよっていうのを提示されてるんですよね。でも他のキャラクターに比べて、そこもあまり明確じゃない、と。……これは困ったな(笑)。

全員 (笑)

――開始30分で霧の中に迷い込んでしまった感じが(笑)。

かがたけP まさに貴音さんの……(笑)。

全員 (笑)

かがたけP 「秘密だね、うん」みたいな(笑)。そうなると、日常レベルでの可愛さ?とかになると、それなりに皆共通して分かり合えてる所なのだけれど、「はらぺこお姫ちん」とか。

――さて、こっからどう進めて行こうか(苦笑)。ある程度聞きたい事をメモして来たんですが……

REKKAP 答えが出ないでしょ?(笑)

――答えが出ないですね、これは困った。僕は座談会担当するの二回目なんですけど、前回はほっといても勝手に進行してたんですが、まさかここまで方向性が定まらないだろうとは予想してなかったです(笑)。

かがたけP やっぱりその辺は、他のキャラクターと違って成り立ちからして、SPとその後で断絶してしまってるというのが影響してると思いますよ。

REKKAP 公式もこれ持て余してるよなって薄々感じる事があるんですよね(笑)。

かがたけP 他のキャラクターに比べて、成り立ちの分岐点がだいぶ深い所にある気がしないでもない。


「優しい両手」が一番好きですね。公式曲よりも貴音様の孤独を表せてると思うんですよ。
――REKKAP


シャイニーTVで配信された「風花」スペシャルMCの1シーン。
このように荘厳、クールといったイメージが強い貴音だが、もちろん魅力はそれだけではない。

――キャラクターについて深く進めて行こうとすると迷子になっちゃうので曲の話をしてみましょうか(笑)。色んな曲を貴音さんは歌ってますけども、皆さんはどの曲が一番好みでしょうか?先ほどの貴音さんはどんなキャラクターであるかとか、プロデュースの方向性をどうしたいかというのにも関わってくると思うんですけど……

REKKAP 公式曲で言えば「風花」ですね。貴音様、はらみーが歌ってる曲は優しい曲が好きです。カバー曲まで手を伸ばしていいのか分からないけど、その中では「優しい両手」が一番好きですね。公式曲よりも貴音様の孤独を表せてると思うんですよ。SP時代の孤独というものを。

――そうですね、楽曲の発表時期もSPの頃……

REKKAP そうそうそう、その頃の時期の貴音様が歌ったっていう体。

かがたけP 逆にあの、「フラワーガール」はかなり面食らいましたね。

全員 (笑)

かがたけP 「こうくるのか!」っていう(笑)。

――ブラッキーPはどうでしょう?楽曲でもかっこいいというイメージが先行する……?

ブラッキーP 見た目は完全にそうなんですけど、曲となると「フラワーガール」ですね。

REKKAPかがたけP ほう……。

――真逆に?

ブラッキーP そう、ギャップで。

かがたけP 「フラワーガール」かわいいもんね、超かわいい。

REKKAP あれを可愛く貴音様が歌ってると思うと悶絶しますね。

かがたけP すばらしい。

ブラッキーP ゲームの中にある公式曲とか可愛い曲とか、それだけでもう、やられちゃいますね……。

REKKAP 曲と言えばね、貴音様の曲ですごく文句言いたい事があるんですよ。これ言っていいのか分かんないですけど、貴音様の持ち曲が「My Best Friend」って何なのって、思いません?(笑)

全員 (笑)

REKKAP 響の「shiny smile」はまだ分かるじゃないですか。貴音様で「My Best Friend」ってどうなのって。よく響は不憫説ってあるじゃないですか。僕はゲームに関しては貴音様の方がひどいと思うんですよ。
結局、貴音様の曲って2では出なかったんですよ。響は「Brand New Day!」が出たじゃないですか。そういうのに当たる曲が貴音様には一個も出ずに2のDLCは終わっちゃったんですよ。あれはちょっとひどすぎませんかと、僕は思うんですよ。

――そう言えば、当番回の時も新曲無かったんですよね。

かがたけP そうそう、無かった無かった。

REKKAP 風花のEDだけでしたね。2の響に関しては「Brand New Day!」があるだけいいじゃないかって。すごいいい曲じゃないですか。「ああいう曲が貴音にも欲しかったな!」っていうのが僕の、2nd visionの中で一番あったら良かったな!って所ですね。

かがたけP そこら辺のアプローチから行くと私は「キミはメロディ」が一番好きなんですよ。SP配信の時も共通曲としてのDLC(アイマスSPカタログ7月号)だったんですよね。ただ、何のきっかけか分かんないんですけども、貴音さんが歌ってる動画を見て「これは可愛い」と。さっき出た「フラワーガール」よりも先に、貴音さんがちょっと可愛い系を歌ったっていう所で、自分の持ってる貴音さんのイメージが合致した所で、シャイニーフェスタの方で貴音さんがピンで「キミはメロディ」を歌った と。

――それは結構最近の話ですよね?

かがたけP そうなんですよ。だからどちらかと言うとビックリしたんですよ。私が勝手に持ってる持ち歌のイメージだったんですけども、それを采配しようという動きが公式にもあったっていうのが、嬉しかったですね。曲自体も好きでしたし、貴音さんにすごく合うなという感じがしますから好きな曲です。

――曲自体も皆さん好みがバラバラなようで(笑)。ほんと受け取る人によって変わるキャラクターだと分かりますね。


貴音さんがひたすらプロモーションビデオ的なかわいさ全開でいる所が心に来た
――かがたけP



【MMD】Princess Snow White(スキーVer)の1シーン。
このようにアイドルとしてキュートな面を押し出した貴音の動画も、ニコマスでは見受けられる。。

――そしたらまた別の方向から……皆さんニコマスPなので、貴音さんを扱った動画で一番好きなものを挙げてもらえますか?

REKKAP
 ちょっと恥ずかしいんですが、ブラッキーさんの「NO,Thank You!」 が。

ブラッキーP ありがとうございます(笑)。

REKKAP あれね、貴音様で合うな!と自分でも思ってた所に上がって(笑)。

かがたけP あるある。

ブラッキーP NRRRで悶絶してるのが……。

REKKAP 「誰かにやられる前にやらなきゃ」って。割と、自分の中での貴音像ともあってる曲なんですよね。なので、悔しいと共に好きですね(笑)。

かがたけP どれかって、選べるかな~(笑)。

ブラッキーP 自分のマイリストを見てるんだけど……(笑)。

――(笑)

REKKAP じゃあ悩んでる間にもう一個いいかな?

――どうぞどうぞ。

REKKAP P名忘れたのですが、貴音様の「Magia」で作った動画 があったじゃないですか。あれは海外の方らしいんですけども、あれもズシンと来ましたね。

かがたけP 分かった。今ちょっと探してるんですけども、貴音さんがMMDでスキーをしてる動画 があったんですよ。ああ、カクテル(iM@S KAKU-tail Party)だ、こないだの。
あれがね、さっきまで言っていたキャラクター性云々を抜きにして、貴音さんがひたすらプロモーションビデオ的なかわいさ全開でいる所が心に来た。数あるお仕事の一つ、として取れるような。……ただただひたすら可愛いって。

――話を聞いてるとかがたけPは可愛い推しですよね。

かがたけP うん。たぶんその辺が非常に強いと思いますね。かっこよく見える貴音さんは、どちらかというと表舞台に立ってる時とか皆を引っ張って行く時とかっていうのがあるので、もう何年も続けた妄想会話の果てに……

全員 (笑)

かがたけP 「プロデューサー(俺)」と二人で移動してる時とか、ラーメンを食べてる時とかそう言う時の会話が圧倒的に多いのが原因なんだと思いますよ。アニメとかゲームにあるような、話が進む会話をあまりしないというのが根っこにあると私は思います(笑)。

REKKAP かがたけさん、俺より業が深いよね。

かがたけP うん。SPの中で時間が止まっちゃってる方としては深い方だと思いますよ。

――ブラッキーPはいかがでしょうか?

ブラッキーP パッと出てきたのは、ヤマネコPの「ゆっくりthere」 と、初音ミクの「moon」って曲を使った……ボカマス(VocaloidM@ster祭り)で、ちょっとずつボカロ曲を作った中の単品 。もう雰囲気、見た目。“可愛い”、“キレイ”、“カッコいい”、みたいな。偶然か分からないですけど、両方とも月が背景で、壮大ですよね。

――話を聞いてると、お三方とも貴音様に……貴音様って言っちゃったけど(笑)

REKKAP (爆笑して)従者になりましたね。ようこそ!

――(笑いながら)貴音さんに求めてるカラーって言うのが、REKKAPがどちらかと言うと“カッコいい”、“クール”で、かがたけPは“可愛い”っていうイメージ。ブラッキーPはどちらかというと荘厳さというのかな。そういうのに近い気がします。

ブラッキーP うんうん。

かがたけP SP自体のプレイ経験が無いからステージにある空気をすごく大切にされてるのだなというのが、話を聞いてて感じた所ですね。

ブラッキーP 今の二つに関しては空気もそうですけど、単純にSPで動画作って「すげー」みたいな。

かがたけP そうそうそう(笑)。

ブラッキーP 無印に比べても遜色ないというのが、単純に見ててすげーなと思いましたね。

――それぞれのカラーが見えてきましたかね?

かがたけP やっぱり話聞いてておもしろいですね。

REKKAP 俺の場合、「貴音様」っていう呼び方でお察し下さいって所ですけど。

全員 (笑)

――僕の場合も「貴音さん」って敬称を付けてしまいますけど、そういうのを付けさせるキャラですよね。

ブラッキーP 自分、割と「ちゃん」付けですね。「様」は無いですけど。

全員 (笑)

かがたけP 黒井社長が「貴音ちゃん」って呼んでるの割と好きですよ。

――ああ、そう言えば。

REKKAP 黒井社長は「ちゃん」が許される数少ない人……

かがたけP 黒井社長だから、ああ呼ぶんだなってのがあってね、非常に好きですね。

――基本的に、「貴音さん」って呼ぶ子と呼び捨ての子と、「四条さん」って呼ぶ子がいますよね。それも各アイドルによって距離の取り方が変わるキャラクターかなと思いますが。……さて、用意してた質問が途切れてしまったんですがどうしよう?(笑)

全員 (笑)

REKKAP じゃあこの話、完全に偶然なんだけど、俺の誕生日と貴音様の誕生日って一緒なんすよ、1月21日。誰かがタンブラーにまとめてあるんですけどね、「狂喜乱舞」って。好きになった娘が誕生日一緒ってすごく運命を感じて、「ああ俺、この人に一生か傅(かしず)いて生きていくんだ」って思って。強い決意のきっかけになりましたね。

かがたけP 全然関係無いけど「HUNTER×HUNTER」で初めてネフェルピトーが出てきた時、兎のキメラアントいたじゃないですか。今のREKKAPの出会いのエピソード聞いてて、完全にひれ伏すとこがイメージとして……遺伝子レベルで「俺はここなんだ」っていう(笑)。

全員 (笑)


使命というレールに乗っかって走ってた貴音様を亜美真美の奔放さが救ったというのが
――REKKAP


――どういう立ち位置から接するかによって、その人のパラメータが如実に出てきますね。正に月ですよね。……それじゃあ、その方向から質問をしてみようと思うのですが、デュオを組ませるなら誰がいいか?つまり貴音さんの太陽にするなら誰か?ということですね。

REKKAP ひとつ言うとすれば、雪歩は無いって事ですね。CD(MASTER SPECIAL 04)の雪歩に割とムカムカした人なので。

かがたけP 完全に「近づく悪い虫め!」って扱いですよね(笑)。

REKKAP こいつと貴音様を付き合わせちゃだめだ!って。

全員 (笑)

かがたけP ……ツイッターでも漏れ出してるように、私は伊織です。最初のイメージ通りになっちゃうんですけど。

――どの辺りがというのを聞いても

かがたけP 実感としては動画を作ってた時がっていうのが(笑)。最初はイメージでしか好きでなかったんだけど、動画で一緒に踊らせてみて、二人が画面にいるといい感じなんですよね。伊織の小ささが貴音の大きさに収まる感じが(笑)。
この二人のデュオを作りたいなっていうのが、動画作ってる時に思った事ですね。

REKKAP じゃあ俺デュオじゃなくなっちゃうんだけど、僕は亜美真美なんですよ。貴音様の前、僕は亜美真美が好きだったんですよ、今も好きなんですけど。ワンダリングスターの亜美真美のシナリオで、使命というレールに乗っかって走ってた貴音様を亜美真美の奔放さが救ったというのが俺の中で……やっぱりワンダリングスター教みたいに言われるように……。

かがたけP そりゃもう仕方ない(笑)。

REKKAP 僕の黄金トリオは亜美真美、間に貴音様が歌ってるというイメージで固まってますね。

かがたけP それは亜美真美が大きくなっても変わらない?

REKKAP そうだね。

かがたけP 大きくなってもお姫ちん大好き、っていうのはすごい好きな絵だね。それが10年後ぐらいになっても貴音さんだけ変わってないとか……

全員 (爆笑)

REKKAP なにか違う生命体になってるよ、それ(笑)。

ブラッキーP やっぱりそのイメージで真ん中に置きたくなっちゃうんだよね。ソロかトリオの真ん中にドンと。自分は動画で作ってる時、トリオで作って真ん中に貴音、サイドに千早と真っていうのをよくやるんですけど……

――「M@STER ARTIST2」のトークの組み合わせですよね。

ブラッキーP そうですね。ダンスしてる時でも、貴音はあまり動かずに、サイドの二人が動き回って魅せるっていう。それは亜美真美も一緒で……

REKKAP ええ。

ブラッキーP 二人が動き回ると。これがやっぱり収まりが良くって。デュオって投げかけられた時に「あんまり考えた事無い」ってあまり考えた事無いというか、考えられなかった。トリオが一番収まりいいですね。

――(貴音は)プロジェクト・フェアリーの時のセンターでは無かったんですよね?

かがたけP フェアリーはフェアリーでね、またこう……(笑)。今の統一されたアイマスからすると、「あの幻の……」って扱いの感じになりつつありますけども。

REKKAP フェアリー3人対765プロだったら、たぶん勝ち目無かったよね。

かがたけP 無かったですね。叩き伏せられてた。

――あれは各個撃破だからなんとかなったシナリオでしたよね。

かがたけP プロジェクト・フェアリーの動画は皆さん気合い入れて作ってる物が多いですよね。かっこよく仕上げようとして、ほんと大好きです。

ブラッキーP かっこよく仕上げようとした使命感でね。その3人で作れないですもん。

――むしろ公式から、「存分にかっこよくしていいよ」みたいな意図もありますからね。

かがたけP あれぐらい貰わないと貴音さんを3つ並びの一つに出来ないっていうのがあるんでしょうね……。

――またなんか、話のつかみ所が(笑)

かがたけP 「あれもいいよね、これもいいよね」って話になりますね(笑)



色んな面を見せながらも本質が見えないというのが続いていたら、僕はいいなと。そういう貴音さんが好きなので。
――ブラッキーP


――じゃあまた公式の展開という話に戻していこうと思うんですが、この座談会が公開される頃には映画が始まってますし、ワンフォーオールの発売も近づいてるという事で、その辺りの媒体で貴音さんをどう描いてくれると嬉しいでしょうか?

REKKAP 固有の曲を一つ。

かがたけP それはありますね。

ブラッキーP そうですね。

REKKAP 「風花」でも「フラワーガール」でもいいから、何かくださいって。ゲームとして貴音様が歌って遜色ない曲がワンフォーオールに欲しいですよね。

かがたけP SPから始まった繋がりで、ツイッターのフォローしてる中にも貴音さん好きの方もいるのだけれど、まあ……皆さん、アイマス2に関してはあまりポジティブな感想が多めじゃないっていう。それも結局皆が持ってる貴音さん像がなかなか統一されないからゲームを通した(ゲームの中の)プロデューサーが自分とリンクしなくて、悩んでる人が結構いるので……。その辺がワンフォーオールでは一対一で向き合うはずなので、みんながどんな風に捉えるのかが楽しみだなと。

REKKAP 媒体によって貴音様が色々違うっていうこともあって、他のアイドルに比べて貴音様って一体のまとまりも感じないですよね。

かがたけP 無いねー。皆、固有の貴音さんを愛でてるんだよね。

――そうなんですよね。だから、今回の座談会の人選っていうのは悩んだ所があって、他の担当Pに比べて表立って「俺は貴音好きだ」って主張をしてる人って少ないんですよ。その辺も面白い話だとは思うんですが、先にブラッキーPの方を……

ブラッキーP ああ、今後の展開ですね。う~ん……特に期待してるのは無い、って言ったら変なんですけど。先ほどおっしゃってたように、それぞれの貴音さんが見れるように、色んな面を見せながらも本質が見えないというのが続いていたら、僕はいいなと。そういう貴音さんが好きなので。……明確にこれっていうのは無いですね。

――答えを出さないままでいて欲しいと。

ブラッキーP そうですね。可能性を残してて欲しい。

――ああ、なるほど。

ブラッキーP やっぱり落ち着かないですよね(笑)。

REKKAP もう貴音様が一つ筋の通ったキャラになることは無いんじゃないかと思うんですよ。

かがたけP うんうん。

REKKAP 出来るもんなら2でやってると思いますよ。

全員 (笑)

REKKAP 持て余して四苦八苦した結果、ああなったかなって。もう来ないんじゃないかって、諦めにも似た感じ。

――話を聞いてて思ったのは、アイマスのシナリオっていうかゲーム自体キャラクターの想像の余地を残すような作りをしてると思うんですが、貴音さんはその余地がすごく大きいんですよね。

REKKAP そうですね。真はどうですか、ハバネロさん?

全員 (爆笑)

――そこでその質問来ますか。……貴音さんに近い部分はあると思いますよ。基本的に多面的なキャラクターではありますが、芯は通ってるけど、どこをクローズアップするかっていうのは各人によって違うなっていうキャラクターだとは思いますね。
その、先ほどの質問の答えじゃないんですけど、これも前の話題ですが、貴音さんに組ませるなら真じゃないかと。

REKKAPかがたけPブラッキーP (驚いたような反応)

――こないだツイッターでポロッと言ったんですけど、貴音も真も自分のビジュアルだとか、表面的なあり方をきちんと理解した上で、ある程度求められるのを受け入れてるキャラクターだと思うんですね。
だけど、二人ともそれに対する違和感というか弱さみたいな所を抱えてるみたいなので、あの二人は良い理解者になれるんじゃないかという気がするんですよ。


REKKAP そうなると、やっぱりビジュアル的に真はタキシードを着て、貴音様がドレスをって形になりがちですよね(笑)。逆もおもしろい気もしますけどね。

――逆もいけると思いますね。

REKKAP 貴音様は(男役を)たぶん出来るしね。

かがたけP 貴音さんを男装の麗人にして、真をプリンセスに……いいねぇ。

全員 (笑)

――そうした多面性はどのキャラクターも持ってると思うんですけど、貴音さんは核が見えないという点で難しいキャラクターだと思いますね。
ホント今までの座談会と勝手が違う感じになってるな。今まではどんどん喋っていく中で進んでいくって感じだったんですが、今回は絶対どこかで道に迷っちゃいますね(苦笑)。


REKKAP 某長寿ラジオのPの言葉なんだけど、貴音様ってやっぱりアイドルマスターに対する宇宙人みたいな感じなんですよ。全然気色もなにも違うキャラクターがドドっと出てきて、そこに765プロとして馴染んでる不思議さ、っていうのは一つありますよね。やっぱりそうなると、話の流れもこうなっちゃうよなあっていう。

――そうですよね。参入時期としてはSPで響と同時に入ってきたんだけど、なんでこんなに差がついちゃったんだろうなあと。

REKKAP 逆に響って、結構色々踏み込んだ描き方されてるよね。まず唯一出身地が明確に描かれてるキャラでもあるし、家族構成も明らかになってるし、家族がどういう性格をしてるかってのも少しだけど描かれてるしね。貴音様がとにかく霧や雲に隠そうとするのに対して、響は割とストレートに色々描かれてるっていうのが二人の対比の一つだよね。

かがたけP そうですね。突っ込んでいけば、響は素直に分かってくることがあるっていうのが強調されてる。

――そうですね。僕はSPの時パーフェクトサンだけやったんですけど、ライバルキャラとしての響はストレートに突っ込んでくるキャラで、そのへんの差は大きいですよね。
ホントどうしようかなあ、着地点はおろか道すら見つからないぞこれ(笑)。
座談会って、ある程度こんな流れになるだろうっていうのは想定できるんですけど、今回に限ってはまったく流れが読めない。


全員 (笑)

――「ほんとに貴音は読めないキャラクターだなあ」っていうとこに行っちゃうのかなあ、っていう。

REKKAP 結局貴音が劇中で着地をした、っていうのはSPだけだから。961プロを脱退して、孤独から脱却して765プロに入ったっていうところだけで、他のシナリオだとどこにも着地してないんですよ。けっきょくふんわり飛んだままでエンディングを迎えて、どっかへ飛んでいってしまうキャラなんだという。

かがたけP それを知ってか知らずか、全員集合の公式ビジュアルとかでも、「これ貴音さんだけ浮いてねえか?」っていう状態に(笑)。

――逆にアイドル的に言えば、ベクトルの違う仕事を振れる貴重なキャラクターでもある、という考え方もできますよね。

REKKAP うんうん。

――さっきかがたけさんが言ってましたけど、十年後も貴音さんは変わらないだろうなあって話があって、逆に貴音さんっていうキャラクターは、十年後いなくなってても何の不思議もないよなあ、っていう。

かがたけP そうねえ、「ああ、どこか行っちゃったかー」っていうところで終わってしまいそうですね(笑)。実際にそうなったら膝から崩れ落ちるけども。



俺は貴音様が何かのために何かをしているんじゃなくて、貴音様が貴音様であるから好きなんだ
――REKKAP


――基本的にこの座談会は解答が出ないだろうなって気がして臨んではいるんですけど、どうですかね?着地点がないって話がありましたけど、今自分なりに貴音さんに着地点を与えてあげられるとしたら、それはどこになるか?これもちょっと難しいというか、具体性のない話になっちゃうんですけど。

REKKAP 着地点は……ねえな。身も蓋もない言い方だけど。懺悔も含めた言い方になるんだけど、僕は貴音様誕生祭のために動画を作っていたんだけど、結局頓挫しちゃったんですね。その流れはどういうのかというと、貴音様がどこにも立てなくて迷走しているんだけど、俺は貴音様が何かのために何かをしているんじゃなくて、貴音様が貴音様であるから好きなんだ、というそういう動画を作りたかったんですよ。
結局、貴音様はどこにも着地しないで、僕は延々とそれを追っているんだなあ、というイメージですね。貴音様に対して、僕は「嫁だ」とは言えないんですよ。俺のものにはならないんです、貴音様は。だから、僕はずっと貴音様の後を追って生きていくんだという、そういうイメージですね。

かがたけP 私はそこから行くと、一貫して「可愛い」から始まったところもあって、SPという話に縛られているというのもあるんですけど、SP準拠の貴音さんの同人誌を一冊書いて、その後半分がまだ出せずにいるというところがあるんですけども。方向性としては、「なんとかこの子と並び立てる者になるにはどうしたらいいかな?」と考えているという。

――ふむふむ。

かがたけP やっぱり、背負ってるものが凄い大きいということも踏まえた上で、アイマス的なアイドルとプロデューサーの関係を築くっていうのはどういうことだろうっていうのをずーっと考えているんです。さっきもREKKAさんが言ってましたけど、それは公式的には出ないんだろうな、という(笑)。それも含めつつ、日々妄想の世界でコミュニケーション動画が増えていく、っていう(笑)。自分の中で答えが出るっていうのは、私が書いたものが終わった時になるのかなあ、って思いますね。個人的なところになってしまいますけども。あまりうまくまとまらないっていうのも貴音さんらしい……(笑)。

――なるほど。じゃあ、ブラッキーPはいかがですかね?

ブラッキーP お二人が今しゃべっている間に色々考えてみたんですけども、やっぱり、何も出てこない。

全員 (笑)

かがたけP それもまた、そうだよねっていう。

REKKAP 公式が着地できないもんを俺らが着地できるわけねえよな(笑)

ブラッキーP ホントにでも、どうなるんだろうって。

REKKAP ただ、こうやってどう動くかわからないアイドルである貴音さんが、どうなっていくのかっていうのは見てみたいね、ずっと。

ブラッキーP そうですね。ただ、それで明確な答えが出てきたらそれはそれで、反発もあるんだろうなと。

REKKAP まあ何事も、全員がwin-winになることは無理だからねえ。

――着地点を見てみたいとおっしゃってましたけど、じゃあ貴音さんがこのままアイドルを続けていって、その解答を得ることが出来るだろうかって思いますか?高みに上るという目標でもいいですし、別の形でもいいですけど、貴音さん自身がその解答を見つけ出すことが出来るかどうか、ですね。

ブラッキーP もう答えは出ているのかもしれないし、それが分からないだけかも。

REKKAP 俺の中のイメージだと、トップに上がることは出来たけど、結局何も得ることはなかったというイメージが浮かんでしまいますね。頂は孤独だって話がありますけど、結局貴音さんは孤独に回帰していくんじゃないかなあというイメージを持ちます。

かがたけP そうね、そのへんはあるかもしれない。ただ、その向き合い方が色々なことを経て変わっていった上で、大願成就を果たす時が来るかもしれないな、っていうのはある。完全にアイドルっていう形以外に取って代わるっていうことには……半分願望だけど、しないだろうなというのが。……何世紀も生きるなら別として。

全員 (笑)

ブラッキーP 何世紀も生きるのもいいと思います(笑)。

かがたけP 何世紀も生きるなら色んな、こう……架空戦記とかにしとかないと(笑)

REKKAP 俺の中でなんとなくだけど、二十歳を超えたら女優に転身すると思ってる。

全員 (笑)

REKKAP 根拠はない。完全に俺の中のイメージ。

かがたけP いやあ、でも映像屋さんが黙ってないでしょう。「アイドルだけのものにするんじゃねーよ!」って話になってくると思う(笑)。自分の書いた話で、試しに961プロに入ってレッスンを受けさせてみるって話で、961の担当者の人に「あんたこれホントにアイドルとしてやらせるつもり?」ってセリフを書いたことがあるんだけど(笑)

REKKAP ブラッキーさんはどんな感じ?

ブラッキーP ホントに考えれば考えるほど分からなくなっていく。

全員 (笑)

REKKAP 仕方ないなあ。

ブラッキーP 仕方ないね。

かがたけP これがお姫ちんシンドロームや……。

REKKAP 千早スパイラルよりも深刻なスパイラルに陥ってる感じが。

ブラッキーP どうなっててもイメージはできるっちゃあできるし、できないっちゃあできないし、わかんねぇなみたいな感じ。なんだろうね。うーん……



前提がなくても語り出せるテーマっていうのが、貴音さんはやっぱり少ないのかなって。まさにミステリーですよね。
――かがたけP


かがたけP そういえば、貴音さんがもう世に出て5年以上経ってるのか。

――ですね。もっと言うと、アーケードの時の没キャラ案っていうところまで遡ると結構な年月が……

かがたけP 生まれていること自体はもう、オリジナル765とそこまで変わらないというか。

REKKAP ただ、まだあの時は人間っぽかったよね。

かがたけP あはははは(笑)。まさに。ゴールド貴音さんね。最初は961プロから765プロに入って、765プロの中では新参であるっていうポジションを持っている時とかも好きだったんだけど、その設定はあっというまになくなっちゃった(笑)。DSとか初期のぷちますとか、そのあたりではそういうようなポジションの上でやってたんですが。ぷちますの最初のあたりで響が、事務所に帰ってきたというよりも遊びに来たという体で貴音とともにやってくるみたいなシーンがあって。

REKKAP そうだね。

かがたけP やっぱりそれは連載当時のポジションだったって言うこともあって、今はアニメにもなったしなんとなく統合されちゃったけど、最初はそういう立ち位置だったんだよね、ぷちますの貴音と響は。やっぱり「かつて強敵だった者が味方に属す」みたいなのは好きだったんだけど、なくなっちゃったからね。

REKKAP 罪深いよなあ、パラレルって言葉は。

かがたけP それがやっぱね、そこが「ある」「ない」を持ってる人が共存してるんですよ、貴音ファンって。変な話だけども。そのへんを根深く持っちゃってる人と話をすればするほど、こんな話になっちゃうっていう。

――ただ、やっぱり貴音さんって、響と比べても765プロの中では「強キャラ」みたいな扱いになってますよね。

かがたけP 強キャラだね。

REKKAP アニマスでも、何気ない一言でキャラの道を照らすっていう感じの役割だったしね。月っていうイメージの割に照らすんだよな。照らされてないんだよ、貴音様って。アニマスの中で。

かがたけP アニマスって、集団の中で皆といることが長い作品になったから、自然とアニマス特有の出番とか絡みが積まれていったから、結構千早と話すシーンが多かったんですね、最初から。そこが最終的に、千早回直前の貴音回に繋がっていったというのが、私はすごくいいと思います。あの集団の中の貴音さんの立ち位置として、最高だなと思いました。

REKKAP 照らされるだけじゃなくて、照らすことも出来るようになった成長の一つとして見ることも出来る、ってことかね。

――なるほど。……また止まってしまったぞ(苦笑)

かがたけP どうしても話していく中で、こういう貴音さんだと仮定して、という前置きをしなくてはいけない割合は圧倒的に765プロの中では多いですよね。前提がなくても語り出せるテーマっていうのが、貴音さんはやっぱり少ないのかなって。まさにミステリーですよね。

――結局着地点としてはそうなっちゃう。

かがたけP 「~だとして」っていう推理になっていってる(笑)

REKKAP 身も蓋もないことを言えば、ここまで迷走することになったのはひとえに、バンナムのアイマスチームのシナリオの力量不足っていうことになるんですけど。SPをパラレル扱いにして継承しないものにしてしまったりとか。結局、一番キャラとして筋を通したのはSPってことになるはずなんですよ。ただそこを別の路線ってことにしちゃったから、「じゃあどこの筋になるの?」ってことが全く見えなくなっちゃったっていうのがありますよね。

――色々話しても、結局皆見ているものが違うなあっていう結論にしかならないっていうのが恐ろしいところですね、ホントに。

ブラッキーP 別な方がどういうイメージを持っているのか、っていうのはまた気になるところでもありますね。今日ここにいる皆さんの他に。

REKKAP いるのか分からんけど、「アニマスから貴音様好きになりました」っていう人はどう思ってるのか、っていうのは聞いてみたくはあるね。

かがたけP SPのイメージを持ってない人。もちろんそういう層もいるだろうし、現状のアイマスの売り出し方としては、そうだからね。イメージの統合というか。

――そうですねぇ、仮にSPとか2とかの情報を持ってない状態で、アニマスの貴音さんだけを見て好きになれるかどうか、っていうのは気になるところですね。

REKKAP 難しいんじゃないかなあ。

ブラッキーP 見た目だったら間違いなく好きなんですけどね。

かがたけP そういうところに惹かれる人たちがほとんどの層になるでしょうね。

REKKAP ビジュアルで一目惚れならあるかもしれないけど、内容だけ見たら「美味しいところだけ取ってるよね」っていうイメージを多少なりとも与えるところがあるので、そこはどうなんだろうね。難しいと思う。

ブラッキーP あれですね、強キャラですね。

かがたけP ご意見番というか、なんというか。

――基本的に見せ場も、他のキャラクターに道を指し示すシーンだったりとか、あとはなんといってもラーメンを(笑)

かがたけP 食べ物がフィーチャーされがちだったから、腹ぺこお姫ちんという要素。

REKKAP アニマスでの普遍的なイメージとしてはもう、ラーメンモンスターという。

全員 (笑)

ブラッキーP 貴音さんが食べてるシーンのアニメーションは最高ですよ。



色んな描き方をされてなんでも出来るっていうのは、我々もそれを普通に見て受け入れているんで。
――ブラッキーP



アニメ「アイドルマスター」第15話のワンシーン。
食欲旺盛で特にラーメンが大好物、という一面はアニメでも印象的に描かれていた。

――じゃあそのへんもう少し掘り下げてみようかな。「腹ぺこ」っていうイメージは、中の人、原由実さんのフィードバックっていう面も結構強いと思うんですけど。

ブラッキーP 完全にそうですよね。

――アイマスとしてはそういうのを意識してどんどんキャラ付けがされていった最初のキャラなんじゃないかって気がするんですよね。座談会とか他聞いてきて思うのは、最近キャラクターの個性っていうのを強めに取っていく方向性が見えますよね。そういうところに関して、どういう思いを持っているかというのを聞いてみようかなと。これも前に真座談会で出てきた話なんですけど、真のキャラって2以降直情径行なイメージをクローズアップされがちだなっていうところに、きゃのんPが苦言を呈しておられたんですけども。

REKKAP はいはい。

――やっぱり、モバマスとかミリマスを見ていると、キャラクターの一つの側面をクローズアップして売りだして行くみたいなのがあると思うんですけど。ミリマスだと特に、貴音はカード的にお色気キャラみたいなポジションになっているし、そういうところで、キャラの方向性をある種限定するような描かれ方をすることに対しての意見っていうのはあるかなあ、と。

REKKAP 僕は基本的にミリマスをあまりやってないんで、そういうのの最終イメージはアニマスになっちゃうんだけど、何かとラーメンが出てくるっていうイメージに帰結しちゃうんだね(笑)。
そうだね、SPでラーメンに出会うシーンっていうのはもっと皆に知って欲しいなっていうのはあるね。もともと最初からラーメンが好きなキャラじゃなくて、最初はラーメンを知らなかったキャラだから。そこらへんを見て頂けると、ラーメン好きなところをもっと分かってくれるんじゃないかなあと。そのへんをすっ飛ばして最初からラーメン好きってことになってるところが、僕が少し「もにょって」しまうところかな。割と自分の中でも好きなシーンでもあるんで、「別に作りなおして描いてくれてもいいのにそこをやってくれなかったんだね」っていうのはありますね。こういうキャラが世間的なものに触れるっていうのは……。

かがたけP 王道ですね。

REKKAP 王道なので、そこを取ってもいいんじゃないかなって、僕は思いますね。

かがたけP 媒体ごとの売り出し方も、貴音さんのどこを売り出したいのかっていうプロデュース方針でこうも違いが出てくるっていうことは、他のキャラクターに比べて「何でも出来るよね、強キャラだよね」っていうイメージのもとになされているんだろう、っていうのがありますね。そりゃあ、お色気を全面に押し出すとなればお察しですよ、貴音さんの場合(笑)

ブラッキーP 色んな描き方をされてなんでも出来るっていうのは、我々もそれを普通に見て受け入れているんで。

かがたけP そうそう。どっちかというと「これはアウトだろ」っていうのがあまり思いつかないっていうのはある。

――やっぱり、その、万能キャラみたいな。

かがたけP そうそう。「便利に使われてるなあ」っていうのも思わないではないけども(笑)。

REKKAP ゲーム内の万能キャラって響なんだよね。どうして他の媒体だと貴音がそういう風なイメージになっていくんだろうね?やっぱり掴めないところがあるところから来るんだろうかね?

かがたけP そこで、その場その場で詰めたい要素を入れてくる、というか。

REKKAP あと単純にそういう風に動かしやすいっていう。

――でしょうね。やっぱり非常に冷静沈着なキャラ付けだから、基本的になんでもきっちり淡々とこなしてくタイプだろうっていう風な見方をされがちっていうのはあるでしょうね。

かがたけP その辺は、やっぱりSPとの最大の断絶なんだよね。ぶれてるところを見せることをやめたからね。これはかなりキッパリと辞めてるところがあるので。響なんかは「うがー」ってなってるのはSPでもある。貴音さんがひっそり泣いちゃうとか、「もう出来ません」みたいなことを言うことを、公式の表現に載せるのはやめたんだな、っていうのははっきり感じてるところではある。
だからその辺は、ワンフォーオールでどんな貴音さんになってくるのかってところは楽しみなところでもあるんだけど。

――公式の扱いも定まらないみたいな話をしてましたけど、唯一何かコンセプトがあるとしたらそこ、“迷ってるところは見せない”みたいな。

REKKAP なんだろう、迷い方というか、2だとでっかいレコード会社につきまとわれ……的な感じになるじゃない?そこで独断専行で行ったのも、自分で片を付けるっていう感じなんだよね。

かがたけP そうそうそうそう。

REKKAP 迷うとかじゃなくて、自分の中で決断して間違った方向に進んでしまうという流れで、SPとは違うんですね。

かがたけP 結局、貴音さんというキャラクターの中身を開けるということは、そこに振れざるをえないということになってしまうんだね。

REKKAP 描かれ方か……難しいなあこれ。貴音様が難しいんだよ。

全員(しばらく沈黙)

REKKAP どうしようこれ(笑)

かがたけP みんなセリフの吹き出しじゃなくて、思考の吹き出しの中で、こう(笑)。他のキャラクターの座談会との差ってハバネロさんおっしゃってたけど、「ゴラァアアア!」みたいな論調にはならないんだろうね(笑)

REKKAP 他の座談会見てるともうちょっと和気藹々としてたんだけどなあ(笑)。どんどんこっちが深みにハマっていく感じが(笑)

かがたけP 「みんないるー?」っていうような感じ(笑)

REKKAP ここだけ底なし沼みたいな感じになってるんだよなあ。

――なんか奥ゆかしさみたいなものがあるのかなあという。どの座談会でも結構、プロデューサーさんってそのアイドルに似るよね、っていう話はあるんですけど。今回やってて思ったのは、やっぱりプロデューサーごとの見ているものの違いっていうのがキャラクター性の違いにつながるし、こういうところでどんどん話を進めるタイプじゃないな、っていう。たまたま今回集まっていただいたお三方がそういうタイプじゃないのかもしれないですけども、そういうところも似通ってくるもんなのかなあと思いますね。
その……やっぱりよく解んなくなってきちゃうんだよなあ……(笑)


かがたけP 司会の方からこれだけ、「わっかんねー」て言葉が出てくるとは(笑)

REKKAP 結構(P歴が)長めの貴音Pが三人寄ってたかってこれだからなあ。

全員 (笑)

――「三人寄れば文殊の知恵」じゃないですが、上手いこと踏み込めないかなと淡い期待をかけて座談会を開かせてもらったんですけど、「やっぱり駄目だったよ」みたいな(笑)

かがたけP やっぱり駄目だった(笑)

REKKAP これはもうバンナムが悪いですよ。

かがたけP オチのコマは、月夜に貴音さんが口元に手を当てているイメージ図で終わってしまうという。



みんなそれぞれ別々の、固有の貴音様を愛でているんだなあっていう。
――REKKAP


――「貴音派」ということで表に出て集まって会談する機会というのはあまりないと思うんですけども、貴音派のプロデューサーというのはどういう集団だろうっていうのを聞いてみようかと思います。これまた雲をつかむような話ですけども。

REKKAP 前に話したけど、みんなそれぞれ別々の、固有の貴音様を愛でているんだなあっていう。この座談会を見てもそういうイメージが強くなりましたね。

ブラッキーP そうですねえ。

REKKAP 俺みたいに極端に離れてるのはそんないないでしょうけども、貴音派っていうのはみんな違うね、っていう。他の人の貴音様像っていうのをもっと覗いてみたいですね。

かがたけP 去年の夏コミの終わりの時は、Twitterがらみで集まった貴音さん派の人たちと焼き肉を食べに行く機会があったんですけども、だいたい今日みたいな話になったなあと。

全員 (笑)

かがたけP 「可愛いよね」っていう話から始まり、ああでもないこうでもない、「これからどうなるんだろうな」っていう話が。持っている雰囲気、可愛さに強く魅力を感じているのは結構共通していることではあるんだけど。いざ一対一で自分たちが向き合った時を考えると、もうそうなるとホントに違うってところになってくるんだろうなあ。多分、特に動画作ってる人たちなんかはより顕著にそれが出てるんだろうなあと。“可愛い”、“カッコイイ”、どの方向性に行きたいかっていうところも千差万別だし。

REKKAP 今考えると、「貴音さんの内面に迫った動画って極端に少なくね?」っていうイメージが。

かがたけP 自分もお話を書いてて、他のキャラクターに比べると自分で考えなきゃいけないことがものすごく多いので、実際にやってみる時非常に苦労したところですね。

REKKAP ブラッキーさんはどんな感じかな?

全員(しばらく無言)

ブラッキーP ……もう、思考が停止してる(苦笑)

REKKAP その無言が物語ってる気がするな。

ブラッキーP 考えることは意味ない、みたいな感じになってるかもしれない。自分の中では。考えても結局答えはないんだろうなあっていう……うん。

全員 (しばらく沈黙)

REKKAP 無言の多い座談会だなこれ(苦笑)

かがたけP 変な話だけど、みんなそうだよねと思う感じだからあまり焦りのない無言になるという。

ブラッキーP 空気の悪い無言ではないですよね。

REKKAP 焦る必要がないから無言でいいのかなっていう。

全員 (笑)

REKKAP 固有の貴音様を持ってるって話したけど、別の人の貴音様を見て「こうじゃないな」っていう感想はなかなかないね。

ブラッキーP ないですね。

REKKAP 固有の貴音様を愛してる割には、みんな別の貴音様に対しては違和感をなかなか覚えないというか、「こういうのもあるな」って受け入れている気がする。

かがたけP あまり「コレジャナイ論争」っていうのは起きないですよね。

REKKAP 貴音様でファン間の争いって、あまり聞いたことがない。

かがたけP ないですよね。

ブラッキーP はい。

REKKAP 貴音に関しては、そんなに和気藹々ってわけではないけど、他の人のキャラ像を否定するってわけでもないという。自分で「貴音ファンは民度が高い」って言ってるみたいでなんか嫌な感じになってるんだけど(笑)。不思議と違うイメージの貴音さんを見ても、「いやこんなんじゃねえよ!」っていう気持ちには俺はなかなかならないなっていう。

ブラッキーP 絶対にならないですね。

かがたけP 私もならないですね。それもまた面白いところで。

REKKAP あと、キャラをいじるって形も貴音様にはなかなかないじゃん。響はあまり良くないけど「くさそう」とか「ぼっち」とかあるけど、いじる形での笑いってのが貴音様にはないんだよね。多分それは掴めないからなんだろうけど。そこが一つあるかな。
そこを極端に嫌う人ってやっぱりいるじゃない、絶対に。そういうのがあると争いって起こるんだけど、貴音様っていじる笑いが基本的に起きないから、そこで対立っていうのが起きる可能性は一つ減るよねっていうところがありますね。

――話聞いてると、実態はないんだけど確固たる支配みたいなのが作られてるイメージが。

REKKAP あれ、じゃあ俺の貴音様像とそんなに離れてないってことか。

かがたけP あはははは(笑)

――むしろ実態がないからこそ安定しているというか、それぞれの派閥があっても安定して立っていられるという感覚なのかと思いますね。結局一時間半くらいしゃべってきたんですが答えは出なかったね、みたいな結論になりそうですね。このままいくと。

REKKAP そこはまあ、予想はしてた。

ブラッキーP そこが答えになるだろうな、っていうのはまあ(笑)

――別の意味で、ここまでまとまらない座談会になるとは思ってなかったなあ(苦笑)

かがたけP 記事書けますかこれ?(笑)

REKKAP 補足することがあったら後々聞いてもらっても大丈夫ですよ。それか新し目の人を入れて仕切り直しでも。

かがたけP 第二回座談会を(笑)

――どうしようかなあ……(笑)

かがたけP 「アニメで貴音さん大好きになりました!グリマスでも貴音さんばっかり集めてます!」みたいな人を。

REKKAP そんな人が一人いたら楽しそう!

――なんか、グイグイ行く感じの人が居ないよねっていう印象ですね。

REKKAP やっぱり貴音様は三歩後ろを歩いて行きたくなるんだって。

かがたけP SP時代からの人はやっぱり、(貴音派同士で)「バトっても仕方ないよな」っていうのをわかってるというか。

REKKAP ある意味闇の深さを分かってるからね。

かがたけP 「これは……うん、行けないよ……」っていう(笑)

――結局、深い闇だか霧だかの中に迷い込んでしまったっていう……

かがたけP それもまたお姫ちんなのですじゃ、ということでね(笑)



動画で貴音Pアピールをそろそろ解禁していかないと
――かがたけP



ブラッキーPによる動画
「アイドルマスター2 遠慮したいの 」のワンシーン。
これからのニコマスで、Pたちがどのように貴音というアイドルを表現していくのか、興味は尽きない。


――誕生祭が近いわけなんですが(座談会の収録日は1月18日)、何かそれについてはみなさん予定がございますか?ということを……

REKKAP あっ、ぐさっ(笑)。さっき懺悔したとおりです。

かがたけP 「進捗どうですか」のコーナー(笑)。動画に関してはこの三人の中ではブラッキーさんがなにか作ってないですかって話に……。

REKKAP 一番手が動かせるからね。

ブラッキーP 残念ながら……(苦笑)

REKKAP ああああああ(慟哭)

ブラッキーP 動画でなにか作ったのはもう一年半くらい前になっちゃうんで……

――えっ、そんな前でしたっけ?

ブラッキーP はい。12年の9月以来新作出してないんで。ちょいちょいいじっているものはあるんですけども、なかなか手を付けられていないというのが現状ですね。出したい気持ちはあるんですけど。

REKKAP 俺も貴音様の誕生祭に関しては、一昨年の誕生祭合作運良く誘ってもらえたので。

かがたけP 結局直近のカクテルも一年経ってしまうんだものなあ。それ作るまでは2,3年空いてたのに。デビュー当時なんであんなに沢山作ってたんだろう。

――それは多分、みんなそうだと思いますけどね。

REKKAP デビューから数えてまだ26作の俺に何か言いたいことでも?(笑)動画は少数精鋭なんで……。まあ一応今年を機に自撮り環境を整備できそうなんで、貴音様の動画は増えていくと思います。

かがたけP おお、ついに。

REKKAP (借り物Pなので)素材の都合上どうしても春香さん動画が多かったんですよね。そのせいで僕のことを春香派だと思っている人が少なからずいるようなんですよ。もっと貴音Pだというアピールを今後どんどんしていきたいと思います。動画で!

かがたけP 私も動画で貴音Pアピールをそろそろ解禁していかないとっていうのは。アイマス2素材でこの間ようやっと作ったので、HD素材お姫ちんは素晴らしいというのは改めて感じているので、動画を作る気は満々です、都合が合いさえすれば(笑)。ただそれとは別に自分の作っているものがあるので、なんとしてもそれを完成させないといけないというのはあります。

――ブラッキーP、そうしたものはなにかありますか?

ブラッキーP そうですね……2のビジュアル自体がすごく好きなので、2の画面で動いている貴音というのはもっと作っていきたいですね、やっぱり。そういう気持ちはあるし、手を付けているものもあるので、いい加減に形にして出していきたいです。最近モバマスいじるのですごく忙しいんですけど(苦笑)

全員 (笑)

――今ふと気になって貴音タグで投稿新しい順に並べてみたんですけど、ニコマス自体の投稿頻度が下がっているというのもあるんですけど、貴音動画ってそもそも上がる頻度自体が少ない気がするんですよね。

REKKAP 某ラジオの紹介作の中でも貴音様動画って一番少ないんじゃないかな?

ブラッキーP そうかもね。

REKKAP 一週間で見ないこととかあったよ。

かがたけP アイマスのランキング見ててもそうだね。ただ、たまに貴音さんの「おっ」というようなサムネがヒョイッと出てくる。ただ、色んな人が常日頃どんどん(動画をアップロードする)……ていうのじゃあちょっとないかもしれない。

ブラッキーP じゃあちょっと、いっちょ作りたくなってきますね。

REKKAP おっ!

かがたけP それだけでも価値がありますよ、今回の座談会は。
(了)





REKKAP
2007年9月デビュー。デビューから一貫して借り物Pとして活動を続けており、それを上手く利用した長回しシンクロを用いるステージPVに定評がある。さきごろ通常放送が終了した某長寿ラジオことNRRRではガヤ担当として準レギュラーを張っていた。代表作に『【這いよれ!ニャル子さん OP】 太陽曰く燃えよアイドル』などがある。



かがたけP
2008年5月デビュー。ダンスPVからネタ動画、再現動画など多くのジャンルにわたる動画を制作している。また、貴音Pとしては同人小説の執筆なども行っており、その妄想力と文章力の高さはTwitterの発言からも溢れだしている。代表作に
アイドルマスター 美希 「20th Century Flight-光の彼方に-」』
などがある。



ブラッキーP
2008年12月デビュー。ダンスシンクロもさることながら、映像表現を駆使した様々なPV動画を制作している。素材がアイドルマスターSPの映像のみだった頃から貴音のPV動画を制作しており、その筋では第一人者と呼ぶべき存在。代表作に『アイドルマスターSP 『少女A』/四条貴音』など。



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