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第14回 GluonP 「TAMAYO(ZUNTATA)/RAYCRISIS」

 誰も選ばないであろうこの1枚を。
RAYCRISIS.jpg

「TAMAYO(ZUNTATA)/RAYCRISIS」

 殆ど知られていない・・・のか分かりませんが、少なくともあまり一般的ではないジャンル「シューティング」。
 その中でも更にコアで人を選ぶゲーム「RAYCRISIS」のオリジナルサウンドトラックです。

 本編をご存じない方の為に軽く説明しますと、空中の敵を倒せる「ショット」、ロックオンサイトに収めた敵を
どこまでもホーミングする「ロックオンレーザー」、そして緊急回避手段(ボンバー)として無敵&全方位攻撃の「ラウンドディバイダー」を駆使して全5面+真ボスを撃破する2DSTGです。シリーズ完結作にふさわしく、遊びやすさでは最も優れていたのですが、世界観・BGM・グラフィック等が、王道だった「レイフォース」及び「レイストーム」と違って大分サイバーチックで分かりづらい物になってしまった為、シリーズファンでも評価が分かれてしまい、残念ながら前2作と比肩するまでには至りませんでした。
 
 しかし、1つのゲームとして見た場合、その演出は目を見張る物があります。特に解像度の高いPC版で遊ぶと、1998年稼働とは思えないグラフィックに驚愕すると思います。ここにBGMが流れる訳ですが、特筆すべきは「選択したステージに応じて、1つのBGMが”最初から最後までぶっ通しで流れる”」事でしょう。これは正に、展開とプレイをシンクロさせやすいシューティングならではのギミックです。曲がストップするのはボスを撃破した直後だけで、それ以外はホントにノンストップで流れます。道中の敵がいなくなった直後、カメラワークが滑らかに変化しつつ、自機が滑り込む様にボスへ向かって突っ込むシーンや、ボス撃破後の電脳世界をワープする演出とオペレーターの機械音声が響き、更に曲調が変化して新たな展開を披露してくれるリザルト画面は、一見の価値があります。電脳世界にダイブする演出が好きな方なら、のめり込める事請け合いです。

プレイ動画

(No.3のBGMを使った動画で、ラスボス・真ボス・エンディングはカットされています)


(No.1のBGMを使った動画で、ラスボス・真ボス・エンディングも収録されています)

 さて肝心のBGMですが、こういう演出の都合上、どの曲も10~15分くらいの原曲を3分割して用いています。
このサントラではそれを全て繋げている為、4つのステージBGMのいずれも10分以上とかなり長いです。
 TAITOのみならず、シューティング全体で見てもかなり珍しい構成だと思います。TAITOのシューティングは結構「道中からボス戦までを1つの曲で繋げる」という演出が多いのですが、全面通して繋げているのはこれと「ダライアスバースト アナザークロニクル」の「光導」位でしょうか。
 メロディーですが、ぶっちゃけてしまうと結構サイバーチックなので人を選ぶ面はあります。ただ、プレイするステージとシンクロしているのは確かです。出だしは暗い曲が多いのですが、1つめのサビ辺りまで行くと、テンポ良く”乗れる”曲に変化していきます。なので、最後までしっかり聞いてみる事をお勧めします。
 個人的なおすすめは「生命の風が吹く場所」と「女の子にはセンチメンタルなんて感情はない」です。どちらも曲調が何度か変化する為、まるで違った曲を繋げている様に楽しむ事ができます。

 更に、これらの曲を語るに当たって外せないのが、作曲した「TAMAYO」こと「河本圭代」さんがサントラに記したメッセージでしょう。こちらに纏められています(http://curious-cat.net/rays/data/index.html)が、どこか“詩”の様な雰囲気を持ち合わせています。これもまた「RAYCRISIS」という作品の1つの形と言えます。このCDが単なるオリジナルサウンドトラックに留まらず、これ単体で芸術作品と呼ぶに相応しい代物になった事に、間違いなくこのメッセージも一役買っているでしょう。そしてこれこそが、このCDをここで紹介した理由です。優れたBGMは無数に存在し、それを収めたCDも無数に存在しますが、それ単体で完結した作品たりうるのはほんの一握りであり、このCDはその一握りに入るであろうからなのです。

「RAYCRISIS」・・・シューティング全体で見ても珍しい演出と、それを支えたBGM。知名度こそ低いですが、とても贅沢に、そして丁寧に作られた作品です。それを纏めた珠玉の1枚として、このCDをお勧めします。

 最後に、このゲームのギャラリーに記された印象深い文章を引用して終わりたいと思います。ここまで駄文にお付き合い頂き、どうもありがとうございました。



もし運命が変えられるのなら過ちを犯さずに済むのだろうか?
その時が分かったとして正しい判断を下せるだろうか?
何度やり直したとしても、運命を変える事など不可能なのかもしれない・・・
しかし、そこに生きた証だけは違うと信じたい。




TAITO SOUND TEAM "ZUNTATA" OFFICIAL SITE:http://zuntata.jp/lineup/zttl0034.html



Author:GluonP
マイリスト:自作動画 http://www.nicovideo.jp/mylist/24973284




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