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井川式 第38回 「CLOCK M@STER とかいう架空戦記 その4」

当コラムをご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか? 井川KPです。

前回に引き続き、私が過去に製作していた架空戦記「CLOCK M@STER(以下『とけます』)」についてコラムをつづっていきます。



37回目のコラムで書いた通り、どうにかこうにか設定をまとめることが出来ました。

しかしながら、ここに来て最後の最後の、とんでもない問題が残っていました。



雪歩を除いたアイドルの内、誰が亡くなるかということです。



ゲームの進行上必ず誰かが殺されてしまうので、致し方ない問題ではあります。。

しかし、ベストのエンディングでも、最低2人が犠牲になりますし、初見プレイの場合だとクリアしても3人犠牲になることがほとんどです。

むしろ、グッド系のエンディングにたどり着くことすら怪しいのですが……。


ここでメンバーをおさらいすると、雪歩伊織やよい春香 の4名です。

春香はキャラクター配役の都合上、必ず亡くなることになるキャラクターでした。

そうすると、ベストエンディングで生き残るのは主人公役の雪歩を除くと、伊織かやよいのどちらかになります。

私はキャラクターの『死』を描くのは初めてだったので、細心の注意を払いながら、慎重にこの事柄を決めようとしていました。


思えば、ここでの牛歩戦術が功を奏したかと思われます。

色んな方々から意見を聞いていく内に、『死』の概念が含まれる作品では視聴者のバッシングも多くなることが判りました。

迂闊にそういう演出を入れるのは、かなり危険を伴うとのことです。


もし必要な場合は、最悪でも「そのキャラの見せ場をきちんと作った上で話を作る」ことが大切であるとも教えを頂きました。

無意味に死なせるのは御法度であるということだったんですね。


ここでふと思ったのは、ベストエンドにすると他の亡くなってしまったアイドルにカドが立つんじゃないかという事です。

私はポリシーで、動画のシリーズ内では、全員に見せ場を作ることを心がけています。

例えそれが脇役でも、極力そのキャラクターだからこその脇役である、といった具合に。

意味のない、登場だけっていうのは出来る限り避けています。


もし、原作通りに話が進んでしまうと、春香は終盤で顔出しだけして死亡になってしまいます。。

やよい、または伊織は最初の方でどちらかが惨いやられ方で死亡し、もう一方は動画の終盤で生存確認……。


これでは、動画に出ている意味が全然無いんじゃないでしょうか。

薄っぺらい印象になり、存在感が無くなってしまうんじゃないかと思いました。

このような理由で、原作ゲーム通りの展開にするという目論みを諦めることにしました。

しかし、ベストエンドのルートを辿らないと物語の真相に行き着くことは出来ません。


散々悩んだ末に、あるひとつの結論に達しました。

それは、「自分でオリジナルのエンディングルートを作る」という荒技です。

動画のストーリー上では、3人ともが亡くなるようにしたんですが、それだとゲーム上では謎が残ったままの状態になります。

そこで、ゲームのプレイ動画は複数のエンディングルートを録画し、それを切り貼りしていくことで、問題を解決しました。


私の動画をご覧になると判るのですが、動画中には館の主のバロウズ氏が牢屋に囚われているシーンがあります。

クロックタワーを実機でプレイした方はお判りになるでしょうが、ここを一度見てしまうと、隠し扉の遺体を発見することが不可能になります。

動画中では両方ともに出会っていましたが、実際にはゲーム中では不可能な事なんです。


このように、結構目立つ所でもシーンを継ぎ接ぎしている所が見かけられます。

これはいちばん判りやすい点ですが、細かい部分を見ると他にも数多くのエンディングルートのシーンを切り貼りしているんですよね。


こうすることで、ゲームの進行状況と動画上の物語をシンクロさせることが出来ました。

動画の話作りの難しさを、改めて痛感することになりましたね……。



それと、これだけは書いておきます。

春香の立ち回り方ですが、これは上記の事柄を考えた後に決めたことです。

雪歩を主人公役に据えたのは良いのですが、彼女ひとりで大丈夫だろうか……?

いや、恐らく本人のメンタルが先に参ってしまうだろう、と思いました。


というか、ひとり旅の状態だと会話というか台詞が長続きせず、淡々とした展開になる可能性が高いです。

そこで、雪歩の話し相手として、必ず亡くなるという立ち位置である春香を大抜擢しました。

クロックタワーの設定には、『魔術の影響で屋敷内の刻が止まっており、シザーマン達は生きながらえている』というのがあります。


その設定を少し借りて、春香は物語の最初の方で一足先に亡くなってもらいました。(序盤に天井の落盤シーンがあり、それを頭に受けて……ということにしました)

私の自己解釈なのですが、魔術の影響を外部の人間も受けるのではないか? と考えました。

シザーマンの手がかかった場合はそのまま息絶えるが、それ以外ではその限りではない……というように。


その設定を作った上で、5話目から最後まで、死んでいるか生きているか判らない状態の春香を、雪歩と帯同させることにしました。

話を円滑に進めることが出来た上、視聴者のミスリードも誘うことが出来ました。

何より、最後の方に良いシーンを作ることが出来たので、結果的には満足しています。


今思うと、最初の方で安易にベストエンドと同じルートで行こうと結論付けなくて良かったと思います。

時には熟考して話を作ることも重要であると、確認することが出来ました。

あまり考えることは好きではないのですが、時と場合によっては考えることも大切っていうことがよーく判りましたね。

また気が向いたら、シリアス系の物語も書いてみたいですね、ええ。


それでは第38回は終了です。次回は『井川式・動画内のネタとギャグの作り方』について書きます。
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