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第21回 井川KP 「くずアルバム/くず」

結論から言うと、私は思春期に「CDを購入して聞く」行為と、ほぼ一切無縁だった。
このレビュー企画に寄稿しておきながら何を言ってるんだ、とお思いだろうがこれは大マジである。
現在では某48人ユニットのファンである等、多少改善点は見られるものの、当時は本当にひどいものだった。

私は所謂「ハンカチ世代」と呼ばれる生まれの人間であるが、普通の同世代であれば当然知っているであろう平成の名曲にかなり疎い。
小学生の頃はもちろんのこと、中学生に入っても音楽番組やミュージックラジオといったものに、一切興味を湧かせることがなかった。
自分の中では、コロコロコミックに掲載されているようなホビー(玩具)やテレビゲームの方を優先していたからだと言える。
しかし、そんな私にも、好んで聞いていた歌手がいた。

何を好んでいたかと言うと、嘉門達夫である。
それは軽妙なギターとミュージックから繰り広げられる下ネタとコミカルなフレーズ。
小学校6年の時に彼のコミックソングに出会ってから、すっかり虜になってしまったのである。

それ以来、レンタル屋をうろついては彼のアルバムを借りて聞きまくる始末。
CDを仕入れては、親しい友人と一緒にCDを聴き、共に笑いこける。
毎日聞くとダルくなると言うが、そんなことはお構いなく、毎日のように彼の声を聞いていた。
自分の中で思春期の一番の思い出と言えば、嘉門達夫になってしまうのだ。

なお、ここまで書いておいてアレだが、嘉門達夫のアルバムを語るわけではない。

今回寄稿させて頂いた理由は「常日頃から音楽に興味の無いヤツに普通のアルバムを語らせてみる」と言うことである。
自分の中で勝手にコンセプトをつけて書かせて貰っているので、嘉門達夫についてはここで中断させて頂く。


さて、私は一般的に「中二病」にかかる年頃になって、ようやくJ-POPのCDを聞き始めていた。
それはテレビを見る習慣があったからこそ、聞くに至ったという理由が挙げられる。
私は結構なテレビ好きであり、(2012年現在で)24歳になった今でも、テレビを見るのが好きである。
普段音楽を聞かない私でも、テレビ番組の企画やドラマの主題歌等の曲は、意識せずとも自然と覚えるものだった。

それが興じて、自分のなかで少しずつお気に入りのグループが増えていった。
もっとも、CDは全てレンタル屋で借りて聞いていたので、購入には一切至っていない。
さて、当時の私が好き好んで聞いていたグループの曲を思い出して書いてみる。

ポルノグラフィティ キンモクセイ w-ins. ZONE kick the can crew

完全に若造丸出しです、本当にありがとうございました。orz
一応、ZONEファン・キンモクセイファンを公言してはいるものの、当時の私はファンの癖にアルバムを購入していなかったのだ。
シングルCDが発売されて、ようやくサイフの紐をゆるめて購入するというくらいである。



さて、ここまで前置きになったが、改めて今回語るCDをご紹介させて頂く。

くずアルバム

「くずアルバム/くず」



ここまで散々語っておいて、ネタともガチともつかないものが飛んできたとお思いの方、その通りである。
なんの脈絡もなくこんなグループとこんなCDが出てきたら驚かれるのも仕方ない。
選出したのは、「自分の人生で、リアルタイムで発売日に購入したアルバムがこれだけだったから」というシンプルな理由だ。
それ以上でもそれ以下でもない。

取りあえず、「くず」の紹介から。

「くず」とは、雨上がり決死隊の宮迫博之(以下宮迫さん)とDonDokoDonの山口智充(以下ぐっさん)による、フジテレビ系列「水10」のワンナイロックンロール(以下ワンナイ)という番組内のコントから生まれた男性デュオである。
牢獄に入れられた不良コンビが、音楽を通じて更生するというとある映画のパロディのキャラクターが始まりだった。
さしたる2001年の11/7に「ムーンライト」という楽曲を発売、本当にCDデビューを果たしてしまった。
しかも、週刊オリコンチャート最高5位(年間オリコンランキング84位)という良好な結果を残しているのだ。


90年代~2000年代初頭にかけては、お笑い芸人やタレントがガチで歌を歌うということも多く、この「くず」も例外ではなかった。
先述したように、私は音楽は聞かずともテレビは現在でも熱心に見ており、特にバラエティが大好きだ。
深いこと、細かいことを考えず、単純に見ながら笑うことが出来るのが一番の理由である。

くずのデビュー曲「ムーンライト」はそこに通ずるものがある。
歌詞だけ読むと、明らかにふざけているかのような文字が並んでいる。
曲調も、一定のテンポからなる物で、アコースティックギターとベースとパーカッションしかない。
しかし、いざ聞いてみると印象は大きく変わる。

宮迫さんもぐっさんも、非常に歌が巧いのである。
現在ではテレビ等のメディアを介して、両名が歌が巧いことをご存知な方が多いだろう。
だが、当時の私は、そんなことを知る由も無かった。

最初に聞いた時は、中坊ながら驚きを隠せなかった。
その癖、歌詞の方はネタの色が強いので、「歌声はガチ、歌詞はネタ」というギャップが生まれるのだ。
そして聞き入っている内に、いつの間にか曲に引き込まれてしまうのである。

上述の通り、過去にお笑い芸人やタレントがガチの楽曲をCDで出すということはいくらでもあった。
が、「普通の楽曲」がほとんどだったので、私は聞くことはあっても興味を持つまでには至らなかった。
くずは、その中のイレギュラーであり、「芸人が歌っている、ネタっぽいけど巧い」という存在だったのだ。

こう言った経緯からくずを好きになり、彼らの出る番組は興味のない音楽番組であろうとチェックをするようになったのである。
そこから先に書いた音楽グループにも興味を持ち、楽曲を聞くようになったのは言うまでもない。
結果としては、『自分の好きなジャンルの芸能人(この場合芸人)が、自分の興味の持つ歌(ネタのようなもの)を、巧く歌っていた』
これらの偶然が重なったことが、私がちゃんとした音楽を聞くようになるきっかけになったと言えるのだ。


このアルバムには、1stシングルの「ムーンライト」2ndシングルの「生きてることってすばらしい(くずLIVE2002ライブ録音)」を収録している。
また、ワンナイのコントにて歌った楽曲と撮り下ろしの新曲もラインナップされており、ネタ要素も忘れてはいない。

最大の特徴は、コーラス等のゲストとしてぐっさんと親しいアーティストが参加していることに尽きる。
そのメンバーを記していくと、『渡辺美里』『宇多田ヒカル』『甲斐よしひろ』『西城秀樹』『大友康平』『TERU・TAKURO(GLAY)』『佐野元春』。
恐ろしいほどの豪華メンバーのラインナップであり、ぐっさんの友人の輪の広さが垣間見える。
その曲も言葉では言い表せない魅力があるので、是非聞いて頂きたい。

また、このアルバムには収録されていないが3rd・4th・5thシングルも忘れてはいけない。
特に3rdシングルの「全てが僕の力になる!」は、聞いていると元気が湧いてくる応援ソングになっている。
私も落ち込んだ時や凹んだ時には、とくとお世話になったものだ。
言葉では言い表せない魅力があるので、是非聞いて頂きたい。(大事な事なので2回言いました)



最後に、何故音楽にそこまでのめり込んでいない私がレビューを書いたのか、理由を記述しておく。
私はこのレビューを通じて「音楽に興味の薄い人間が音楽を語ると、どのような世界が見えているのか」ということを伝えたかった。

ここのブログにレビューを寄稿している方々のほとんどは、音楽がとても大好きな人たちだと私は思っている。
音楽の世界に入り込んで、この楽曲は……この歌手は……この演奏が……と、語り合うことが出来るだろう。
しかし、音楽にそこまで一生懸命ではない私には、ついていけない場合が多いし、何の話をしているか理解出来ない部分も多くなる。

くずの楽曲がきっかけとなり、J-POP等の楽曲を聞く機会が増えたが、私はご託や能書きを説明をすることはほとんどない。
人に勧める際は、「良い曲だからちょっと聞いてみ」と、これだけしか言わない。
ご託や能書きを言うより、実際に音楽を聞いて貰うことが、曲の良さを伝えるには最良ではないだろうか。
当人が良い曲だと思っているから、その曲を聞くのであり、それに理由はいらないのである。



Author:井川KP
ユーザーページ:http://www.nicovideo.jp/user/31891
ツイッター:https://twitter.com/igawakei



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