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番外ミニ企画 「アイマスと同人」 -中三元氏の場合-

アイドルマスターの二次創作で同人誌などを制作・刊行されている方々にそのきっかけや思いをインタビューする番外ミニ企画、「アイマスと同人」。

第4回は「本を制作・刊行されている方々だけではなく、イベントを主催している方にも話を聞いてみたい」という動機から、如月千早中心 アイマスオンリーイベント「蒼い歌姫」を主催されている中三元さんにお話をうかがいました。アーケード版 THE IDOLM@STER、通称アケマスの強豪プロデューサーでもある氏が、いかにして同人イベントに関わっていくようになったのか、またどのような思いでイベントを開いているのか、先日の9thライブの話なども交えつつ、語っていただきました。

(interview & text by 朗読P)


千早が最後に「必ず駆け昇ります、私……のすべてを賭けて!」っていうのですよ。それを見て、この子ならやりがいがありそうだ、と当時に思いまして。




千早 Aランクアップ(アケマス)
中三元さんが最も好きと言う、千早Aランクアップ時のセリフ
(画像は「めざせ!アイドルマスターあーかいぶ」より)。
かつての自分を自嘲的に振り返ることができる
心の余裕を持ち、精神的に成長したことを感じられる場面。


――こんばんは。本日はよろしくお願いします。

中三元 こんばんはー。お疲れ様です。こちらこそよろしくお願いします。

――それではまず、中三元さんがアイマスと出会ったのはいつ頃でしょうか。またそれはどういった経緯でのことでしたか。

中三元 アイマスを初めてプレイしたのは2005年の12月18日ですね。

――おお、アーケードの頃から。

中三元 存在だけはギャルゲー関係のオタ仲間から聞いて知っていて。ゲーセンには音ゲーがあったから頻繁に通っていたんですが、最初は「ゲーセンでギャルゲーとかww」とバカにしていました(笑)。

――内容を知らない段階だとそうなりますよね(笑)。

中三元 割とこの辺はテンプレです(笑)。ある日、そのプレイしていた人が「やってみろって!」と俺の友人にトライアルカードを渡してですね……って、トライアルカードはご存知でしょうか。

――初回プレイが無料になるキャンペーンのやつでしたっけ。ああ、記事があった。これですね。

中三元 それです。懐かしい……。それを当時、よく遊んでいた友人が貰ったのです。その後、秋葉原にいたときに「そういや、なんかアイマスができるカード貰ったみたいじゃない、やってみようぜ」となりまして。それで、友人が千早を選んだのを後ろで見ていて「あーこの子いいな」と思ったのが(アイマスに出会った)きっかけです(笑)。

――それがファーストコンタクトでしたか。

中三元 その翌日に俺もトライアルカード引換券を印刷して、新宿のゲーセンで千早を選んでプロデュースを始めました。

――なるほど、次の質問は「お気に入りのキャラクター(千早)について、きっかけを含めてなぜ好きになったのか」だったのですが、アイマスに出会ったきっかけから既にそういった好意的な感情とリンクしていたのですね。では少し質問を変形しまして、その後、第一印象の「この子いいな」というところを超えて、より千早が好きになっていたのはどんなところに理由があったのでしょうか。

中三元 前述の通り、千早のチュートリアルを後ろから見ていたのですが、3週目の夜にFランク昇格した後、プロデューサーとのやりとりがありまして。そこで千早が最後に「必ず駆け昇ります、私……のすべてを賭けて!」って言うのですよ。それを見てこの子ならやりがいがありそうだ、と当時に思いまして。ただ、いざゲームを始めてみると、これがまあ難しい難しい(笑)。

――千早は特に高難度でしたからね(笑)。

中三元 最初はファン数23万人のDランクで終わったのですが、プレイはコミュを中心にやっていたので何となく千早のキャラがつかめてきまして。そこで千早には共感した部分が多かったですね。

――それは例えばどのような部分ですか?

中三元 千早の心情や置かれた環境に、でしょうか。ちょっと重い話ですが両親について、今は仲が良いのですが、子供の頃に仲が悪かった時期を俺は覚えておりまして。昔の自分に、千早を重ねた部分はあるのでしょうね。だからこそ、年をとって先を歩いているプロデューサー(俺)から千早に「なんとかしてやりたいなー」って思いました。

――なるほど。

中三元 それで、とりあえずはゲームをしっかりやろう、と2回目のプレイも千早ソロを選んで、今度は無事にAランクに到達しました。

――2回目でAランクは素晴らしいですね!

中三元 当時はコミュ表とかアクセ表もあったので、1回目と2回目の間にネット検索しまくったのです(笑)。アイマスの前はネットゲームをやりこんでいたので、「オンラインゲームであるならどこかに情報はあるだろう」と。

――そこへ至るプロデュースにおいて、印象深かったセリフはありますか。

中三元 Aランクアップ時のセリフ、「歌う事しかできない小娘をここまで連れて来たプロデューサーに」というのがゲーム中で一番好きですね。それを聞いて「あー成長したなあ」と。実力はあるけど周りが見えていなかった子が、こういう言葉を言えるようになったんだな、と。あとは、そのままどっぷりです。皆さんが絵を描いたり小説を書いたり、動画を作ったりするのを見ながら、一方で俺はそういう表現はできなかったのでスコアアタックをしていました。

――それもある意味非常にストイックで、実にプロデューサー「らしい」と思います(笑)。

中三元 そう言っていただけてありがとうございます。ゲーム中のトップアイドル(ドームエンド)はファン数70万人のBランクで到達できるんですが、ランキングにはもっととんでもないスコアがひしめいてまして。ですから、そこのトップをとってこそ「俺の千早をトップ(アイドル)にした」と言えるのだろうと、頭の悪い目標というか妄想をもって5年くらいやりこんでおりました。最終的に千早ソロの歴代1位と、オンライン最終日の全国ランキング1位(これはまた千早ソロとは別のユニット)を取ることができまして。ナムコ中野のオフライン記念イベントで石原さん(ディレ1)に「なんでそんなスコア出るの?」と言われたことも懐かしいです(笑)。

――伝説じゃないですか。すごいですよ(笑)。



今、千早オンリーをやっている理由も「いろいろな千早の表現を見たい」ということなので、なるべく多くの方に知ってもらって、安心して本を出せるイベントでありたいな、と思っております。




「蒼い歌姫」 1st フライヤー「蒼い歌姫」 2nd フライヤー
「蒼い歌姫」 3rd フライヤー「蒼い歌姫」 4th フライヤー
これまで開催された、そして来年2月に開催される「蒼い歌姫」のフライヤー一覧。
コミックマーケット以外においても、総合系からこうしたキャラクター限定のオンリーイベントまで、
アイマスに関わる同人イベントは多数開催されてきた。


――さて、では続きまして、同人イベントを主催してみようと思ったのはいつ頃からなんでしょうか。またそれはどういった経緯でのことでしたか。

中三元 やはりアケマス関係からの派生になってしまうのですが、実は2008年の正月に、アケマス筐体をオークションで落札しまして。

――おお、実筐体を。

中三元 埼玉の熊谷にあります「エコープレイランド」というゲームセンター内に、有志がゲーム筐体を置いて遊ぶ「ゲーム博物館」(参考:Twitterアカウント)なる場所があったのですが、その建物が耐震法の関係で取り壊しになるという話がありまして。ゲーム博物館移動のためにゲーセン内のものをオークションしようということで、そのイベントの目玉がアケマス筐体でした(笑)。MCにゆりしーがいたのでサインを書いてもらったり。
そんな中、当時開かれていたアイマスオンリー即売会にも一般参加者として行っていたのですが、そこの主催さんにはやはりアケマスからの人が多く「一度はオンリーイベントにアケマス筐体置きたいね」という話になっていたようなのです。そこで都内でアケ筐体を持っている人ということで俺が見つかり、「貴方のアケマス筐体を即売会へ置かせてもらえませんか」とオファーがきたのです。

――それはまたそうない出来事ですね。その即売会はどのような名前のものでしたか?

中三元 「アイドルMySTER 2008」ですね。

――なるほど。そこで初めてイベント運営側として少し関わったわけですね。

中三元 そうですね。以降、他のイベントでも筐体を置きたいとお声がかかり、3回くらい筐体を持ってお邪魔することになりました。その際にアケマスをかなりやりこんでいた主催さんと仲良くなり、また当時はアケマスの事務所で「961プロダクション」という事務所の所長をやっていたので、「アケマス961の所長が961オンリーの主催をやったら面白いよね」とオンリーの主催に誘われたのです。なので初めて主催したのは実は千早ではなく、961(フェアリー)なんですね。2009年のお話です。

――イベントページ等はまだ残っていますか?

中三元 これですね。

――フェアリーと言うと、近年はオンリーの指定メンバー的に「Marionette Angel」などを思い浮かべますが、当時もそういったものがあったのですね。その頃はまだ同人に触れていなかったので、未知の時代です。

中三元 ですね。「Marionette Angel」については、今の時代に変則的とはいえ、フェアリーオンリーが見られるとは思ってなかったので嬉しかったです。それに(自分が主催する961オンリーは)一度限りのつもりでしたしね。2010年9月のTGSで961関係の発表があるから楽しみにしていたのですが、出てきたのがまさかの男性アイドルで驚きました(笑)。
その後は、オンリーの主催はやらなくなったものの、イベントスタッフとして各オンリーのスタッフをしている日々でした。千早オンリーの主催になるのはそこからですね。経緯は色々とあって長くなりますので簡単にまとめると、当時千早オンリーを主催していた方が、お仕事の都合でなかなか大きなイベントを運営するのが厳しくなったということで、引き継いでやらせていただくことになったのです。

――大きなオンリーは、事務量も半端ではないですからね。事前の宣伝等も必要となると尚の事……と、この前大宮のメロンブックスで「蒼い歌姫」のフライヤーをお見かけして思いました(笑)。

中三元 ありがとうございます(笑)。

――では続きまして、イベントを主催するにあたり、普段心がけていること・気を遣っていることにはどんなものがありますか。

中三元 そうですね……自分のイベントカラーを見失わない、ということは念頭に置いていますね。残り少なくなった765アイドルのみのオンリーイベントなので、あえて昔ながらのアイマスオンリーの雰囲気は残していきたいな、とか。オンリーの魅力は「会場どこでもそのキャラの本がある」ということだと俺は考えていますから、同時開催するイベントは2つまで(千早・貴音)と決めておりました。

――より深く、濃くという方向性ですね。

中三元 あとは、あまり鋭い発言をして、強く印象つけようとするあまり他を貶めるようなことをする・言う、ということはしないようにしております。言葉のあやだとしても。

――趣味の世界では特に大事なことかもしれませんね、良い意味での調和は。一種の哲学や美学、芯になるものは必要だと私は思いますが、それは自分を支えるもので、誰かを刺すものではないわけですし。

中三元 正にその通りです。それと月並みですが、お金(参加費等)を皆さんからお預かりするイベントなので、事務的な不備や、遅延で参加者さんに不安になってほしくないと思っています。問い合わせメールにはなるべく早く返信する、サークル案内は早めに発送する……と、当たり前のことですけれど。

――原稿以外の部分では、できるだけ心労はかけたくないですからね(笑)。

中三元 ですです。そんなところでいらぬ心配をさせてしまって、出る本も出なくなっては俺が楽しめない!(笑) 今、千早オンリーをやっている理由も「いろいろな千早の表現を見たい」ということなので、なるべく多くの方に知ってもらって、安心して本を出せるイベントでありたいな、と思っております。
あとは「オンリーの主催って、やっていることがプロデューサーっぽい!」ということもあります。

――(笑)。

中三元 担当アイドル(イベント)の売り込みをして、会場の調整をして、色々なところで宣伝して、他のP(主催)とも協力して。ほら、プロデューサーっぽいでしょ?(笑)

――リアルに自分が動くところへ連携していますね。

中三元 イベントが職業になってしまった方もいらっしゃいますが、アイマスってこういう「ごっこ遊び」を容認してくれる雰囲気はあると思います。それに乗っからせてもらってPごっこしてます(笑)。そんなところですね、気を遣っているところは。

――一般参加者としてはなかなか見えにくいところまで含めて、丁寧にお答えいただきありがとうございました。



本当に絞りだすような、でも嬉しさが詰まったラストの1フレーズは「ああ、”歌”って進化するんだ」と理解した瞬間でしたね。




ライブ前合宿にて海辺を走る二人

春香に詰め寄る志保の言葉を聞きうつむく千早

カフェで春香に言葉をかける千早

母への手紙を送る千早

レコーディング先のホテルにて返信の手紙を書く千早
劇場版アイドルマスターも先日の9thライブも、これまでにアイマスが
積み重ねてきたもの、その熱量の大きさを強く感じさせる作品・ライブだった。
ここまで来て、まだ次があるということを喜びたい。


――では次に、イベントの話からは離れて千早の話に戻るのですが。

中三元 はい。

――劇場版や9thライブを経て、今一度千早に対して思うことはありますか。いや、ないわけはないのですが(笑)。

中三元 さて、どうまとめよう。その都度TLで呟いてはいるのですけどね(笑)。劇場版は「これもう春香の旦那じゃんよー!」と思ったり。

――助言者であり、パートナーですよね。

中三元 カメラが趣味となった千早を見て「そうだな、ちはやもおおきくなったものな」と完全に親目線で観ていたり、海辺のシーンで春香の「かわいく撮ってね?」の後に「そんなことを言われても……春香は、そのままで十分かわいいのだけれど」って勝手に千早の声が聞こえてきたりとか、プロデューサー目線あり百合好き目線ありで、もう様々ですね(笑)。
ただ、あえてキツい話をするならば、「無印で千早を解き放ったのはプロデューサーであったから千早はPに依存した。アニマスはその対象が春香に変わっただけで何も千早の本質は変わっていない」という意見への明確な反論がまだ出せないでいます。親に手紙を出したり、色々と前に進もうという意思が感じられるシーンはありますので「これからだなー」って思っていますが。劇場版はこんなところです。
あ、あと志保がキレるシーンで「フッ……私にもあんな頃があったわね」ってドヤ顔してくれてもよかったのよ(笑)。

――(笑)。

中三元 むしろアケ初期の千早なら、志保に同調して765プロ真っ二つまであります。まあ、そうならないからアニマス千早なんですが(笑)。
次に9thですが、個人的な感想は「初日を見て2日目のライブビューイングを確保した自分をほめたい」、ですかね(笑)。2日目は別の用事(即売会のスタッフ)があったので、行かない予定だったんです。
ライブ全体としての感想は、初日は「OFAや劇場版を通ってから来ていると楽しいよ」な構成で、2日目は「お前ら、初日が物足りないと思ったじゃろ?ええんやで」な構成。その両日をあわせて完成する、という印象でした。
千早(ミンゴス)パートは「まあ開幕はArcadiaかなー」って思っていたらまさかの「Blue Symphony」で度肝を抜かれましたし、間奏のミンゴスのセリフで「ああ、ミリオンも今の765にいるんだな」と今更ながら実感したり……というか、この辺の感想って9thライブ直後のツイートとほぼ同じ内容ですけどいいのかな。

――大丈夫です。中三元さんのTwitterを読んでいる方ばかりではありませんので、内容の重複は一向に構いません(笑)。

中三元 確かにその通りですね(笑)。では続きですが、両日通してソロパートは1曲→トーク→2曲連続、だったじゃないですか。「Blue Symphony」と「Fate of the world」は、両日の単一曲としていい導入を見せつつ、ストーリーとして千早をなぞったのは両日の後半2曲だったなと。2nd Visionのリアル時系列でいくと、(千早の曲の)初発表ってMA2で出された「眠り姫」なんですよね。その後アニマスに繋がるから、アニメ版の蒼い鳥を歌った。ここまでが初日。ただミンゴス的には思い入れのある蒼い鳥ってM@STER VERSIONの方だから、2日目の2曲目にわざわざトーク入れてまで披露したと。そしてその後は「約束」へと繋がるわけですが……1番の歌い方がおかしかったんですよね。解き放たれた千早の歌い方じゃなくて、もがいたままの千早で。

――苦しさのにじむような声でしたね。

中三元 そうそう。直感的に思ったことなんですが、アニマス4話から20話までの苦悩を「蒼い鳥」~「約束」(1番)で表現したかったのかな、と。そして、実際に仲間と歩む「約束」は2番から。ここではライブの演出的にも他のガールズが来てくれました。ただ、来るところまでが演出で予め決められていたものであったとしても、ミンゴスが感極まって歌えなくなるのは素なんじゃないかな、と思いまして。その後の展開はご存知の通り、20話の再現でしたね。

――暗転からのまばゆいほどの光明でした。

中三元 ガールズの皆さんも最後はミンゴスに任せて、本当に絞りだすような、でも嬉しさが詰まったラストの1フレーズは「ああ、”歌”って進化するんだ」と理解した瞬間でしたね。

――歩んだ分、加わるものがあるんですよね。

中三元 ですです。全ての歌われ続ける歌は、そういうものじゃないのかなと。トリが「約束」になるってことは予想通りのはずなのに、ただ今までをなぞるだけじゃない、新しい形を見せてくれたので、7thの「約束」でもついぞ涙を流さなかった俺も恥ずかしながら涙を禁じえず……。俺は重度のプロデューサー病にかかっているので「担当アイドルの歌では泣かない、見届ける」と思っているんですがね。9thの感想はこんなところですね。

――ありがとうございました。私も9thでは、特に千早パートのそういった一連のことから「ここまでたどり着いたぞ」という言葉なき、でも歌により届けられる宣言を聞いた気がしました。

中三元 これは千早パートだけに限った話ではないのですが、ミリオンあり、シンデレラありとゲストをたくさん呼んできたここ数年のライブを過ぎて、「今一度、765プロのライブを」と全力投球できるのは、9thをおいて他になかったのだと思いました。10thはおそらくSSAの上位互換になるでしょうし。
協賛企業をあれだけ抱えておいて、宣伝タイムや新展開の発表会もない「ただのライブ」。いや、スポンサーの宣伝しないんですよ?それを実行することにどれだけの調整が行われたのかと思うと頭が下がるのです。その手間をもってしても、9thライブは見せておきたいものだったのだな、と。……なんて、イベントの裏側を考慮するのは主催勢の悪い癖ですね(笑)。

――実際にペイできるようにプロジェクトを運用する側として、ビジネス面で常套手段とされるところをとらずに、そうしたのはもう気概と執念によるものだなあ、と思いました。

中三元 また、そういうわがままが通るコンテンツにアイマスは成りえたのだなと。

――ですね。そこまでの地力があると。

中三元 ここまで熱中できたコンテンツがこんなに大きくなるのは1ファンとして嬉しいものです。実際、ライブにいくと元気もらえますしね、とても。

――そうなんですよね。

中三元 単純に大きな声出して、楽しいから、ってこともありますけど、そこにいる人たちが同じ方向、趣味を持って集まっているというだけで嬉しいですよ、やっぱり。その辺は、やはりニコマスPの皆さんも、ライブ以降、制作意欲が上がったり新しいPさんが生まれたりするものなのでしょうか。

――制作数やデビュー数について、実数として増えるのかどうかは把握していませんが、モチベーションやきっかけには十分なると思います。ずっと昔から、ニコマスでも模索されてきた「トップアイドルとは?」という問いについて、ゲームだけでなく現実のパフォーマンスとしてそれを目にするような規模にまでなってきたので。今のアイマスは。

中三元 ですね。二次元アイドルコンテンツが出た際に、必ず比較対象としてアイマスが挙がるくらいには。これは知名度的な意味で、ですが。

――ですので、制作物に直接の表現としては現れずとも、ベースの部分を揺さぶってくるんですよね(笑)。

中三元 それが本家が本家たる所以でしょう(笑)。

――その通りです。現実がフィクションを超えていく、アイマスが長い時間をかけてその次元へ足を踏み出してきたんだと実感できるところが、嬉しくもあり、作る側としては「いやあ、やばい、あれはやばい」と恐れさせられるところでもあり(笑)。

中三元 いずれにせよ、俺らのプロデューサー活動にもより熱が入るというものです。「いや、だって俺らアレのプロデューサーなんだぜ……?」と毎回思いますし(笑)。

――ですね(笑)。さて、ではそろそろ最後の質問に。

中三元 はい。

――今後、何か企画していきたいイベントはあるのでしょうか。また、イベント以外ではどういった活動をしていきたいですか。いわゆる「今後の展望」的な質問で月並みですが(笑)。

中三元 難しい!(笑) まず、千早オンリーは続けていきたいですね。また、他のイベントとはいっても即売会はもう皆さんがやっているので、そこにちょいちょいとお手伝いをさせていただく形で。即売会については、「主催といえども一参加者」というスタンスでいたいので、お手伝いできる場面がありましたら、そこで頑張れればと思います。シンデレラガールズ方面は5月末のCD6弾イベントに当選できたこともありまして、トライアドプリムスで何かができればと思って合同誌の企画をさせていただいております。来年3月8日に開催されます「シンデレラステージ3step」にて頒布予定です、と宣伝(笑)。
あと、そういったイベント外はもう普通にただのオタクとして過ごそうかと(笑)。アイマス関係で友人がたくさんできたので、集めて麻雀やったり酒飲んだり……。先日も麻雀大会を開催しまして、20人超の方と麻雀してました。あ、「結局イベント企画してるじゃん」というツッコミは謹んでお受けします(笑)。

――(笑)。

中三元 その他は、今の時代でもアケマスを熱心にプレイされている方がいるので、その方たちが俺を尊敬してくれていることは気恥ずかしいんですが、それに恥じないプロデューサーでいたいな、と。とりあえずは2015年の12月でアイマスが趣味(=10年経つ)になるそうなので(笑)。具体的な根拠があるというものではありませんが、しっかり足元を固めて走っていれば、次が見えてくるのだと思っています。実際、今もまさかこんなインタビューを受けるとは思っていなかったので。

――機会あれば、ためらわずインタビューに出向いて行くのがうちの方針なので(笑)。今日は大変長い時間お話いただきまして、ありがとうございました。

中三元 夏コミ前から(「ニコマスとP」の)本に注目していたので、オファーいただけるとは光栄でした。ご期待に沿える内容であったならば幸いです。こちらこそ色々とありがとうございました。

(了)



中三元
インタビューで本人からも語られた通り、アーケード版THE IDOLM@STERにおいて伝説的なスコアを残したプロデューサー。アケマス事務所ランキングでも多くのプロデューサーと協力し、ファン数10億人超えという未曾有の記録を残したこともある(当時の参考記事はこちら)。アイマス関連の同人イベントにも古くから関わりがあり、数々のイベントの運営や如月千早中心 THE IDOLM@STER オンリー同人誌即売会「蒼い歌姫」の主催を務めている。なお、「蒼い歌姫」の第4回は2015年2月22日(日)に開催予定。
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