Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://aup1109.blog.fc2.com/tb.php/249-3198bc99

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

番外ミニ企画 「アイマスと同人」 -てる氏の場合-

アイドルマスターの二次創作で同人誌を制作・刊行されている方々にそのきっかけや思いをインタビューする番外ミニ企画、「アイマスと同人」。

第5回は、メガネが好きすぎて自身の本のみならず、アイマスのメガネ合同誌も二度刊行してしまったてるさんに、なぜメガネを好きになるに至ったのか、好きなメガネのタイプは何か、またシンプルで明快な装丁をはじめとして本を作ることにどのようなこだわりを持っているか、などをたっぷりうかがいました。

(interview & text by 朗読P)


「アイマスって、ただかわいいアイドルが並んでいるだけじゃないんだ。ここまでの表現ができる媒体なんだ」と感じて、急激にアイマスに興味を持って行きました。





てる氏がインタビュー中で挙げた、わかむらPのアイマス×Perfume動画の一つ、
アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風
(【編集者注】:画像はPV風R2のもの)。
当時のニコマスにおいて、視聴者・製作者の双方に多大な影響を与えた。


――本日はインタビューに応じていただきまして、ありがとうございます。早速ですが、始めてもよろしいですか。

てる はい、なんとか上手くお答えできればと思います。

――ありがとうございます。それではまず、絵を描き始めたのはいつ頃でしたか。また、どんな理由で始めようと思ったのでしょうか。

てる 描き始めたのは結構遅くて、大学に入ってからです。きっかけは大学に入る直前の春休みに友人から初めて同人誌を見せてもらったことですね。それまでは漫画やイラストというものは、「見るもの」という認識で、自分で描くといったことは考えもしなかったのですが、そこで初めて「自分で作れる(描ける)ものなんだ」という意識を持ちました。絵の練習を始めたのはそれからですね。

――なるほど。pixivでは2007年頃が最古の投稿ですが、そのあたりから徐々に、という感じだったのでしょうか。

てる いえ、pixivができたのが2007年なので。pixivはサービス開始直後に登録したのでかなりの古参ですね。描き始めたのは2004年なので、10年以上経っています。

――ああ、これは失礼しました。10年以上とは長いですね。

てる そうですね。自分でもよく続いていると思います。学生の頃は社会人になったら描かなくなるのかな、とか漠然と考えていましたが、そんなことはなかったですね(笑)。

――ちなみに、今はどんな道具(ソフトやハード)で絵を描いているのでしょうか。最初からデジタルベースの方もいれば、一度紙に下書きしてからスキャンして、という方もいるのでそのあたりもよろしければお聞かせください。

てる 作品を作るときはフルデジタルですね。Twitterに上げているようなラクガキについても、それは同じです。今はアナログで描くときというと、模写やデッサン等、練習の時くらいですね。

――ソフトやペンタブレットは何をお使いですか。

てる ソフトはラフ、線画、塗りまでは全てSAIでやっています。最後の仕上げや効果のところだけPhotoshopを使っていますね。ペンタブはWACOMのIntuos5です。

――ありがとうございます。Photoshopはレタッチソフトですから、そのように最終仕上げや効果付加で使われている方が多い印象があります。

てる そうですね。Photoshopの効果には、かなりお世話になっています(笑)。

――では続きまして、絵を描き始めたきっかけは同人誌を見せてもらったこと、とお答えいただきましたが、ご自身で同人活動を始めたのはいつ頃からでしたか。またどういった理由で始めたのでしょうか。

てる 大学では漫画研究会に所属していたのですが、その時の友人(ねこぐち氏)と同人誌を作ってみようという話になって、合同で作りました。発行したのは2006年の冬コミ(C71)ですね。

――おお、アイマスがまだ大きく広がる以前から活動されていたのですね。

てる そうですね。その時は創作で出しました。アイマスのことはまだ全く知りませんでしたね。

――では、てるさんがアイマスと出会ったのはいつ頃だったのでしょうか。また、どんな経緯で知りましたか。

てる アイマスに出会ったのは2008年頃だったと思います。ちょうどSPが出る直前くらいでした。きっかけは、大学の後輩がハマっていたことです。最初はあまり興味がなかったのですが、あまりにも(後輩が)楽しそうにしているので自分も気になってきて、ニコニコに上がっていた動画を見始めたらまんまとハマってしまったという流れですね。

――その頃に見て、印象に残っている動画はありますか。

てる 色々あるのですが、やはり、わかむらPのアイマス×PerfumeのPVですね。初めて見た時は、そのカッコよさやオシャレさに衝撃を受けました。「アイマスって、ただかわいいアイドルが並んでいるだけじゃないんだ。ここまでの表現ができる媒体なんだ」と感じて、急激にアイマスに興味を持って行きました。

――あの頃はまだわかむらPのPVが数多く出て、削除もしていない頃でしたから、やはり影響は大きいですね。今回、冬コミ(C87)で出されていた「MEGA*NE!!」の装丁は特にきれいにまとめられていたので、どこかその雰囲気を思い出しました。

てる そうですね。わかむらPの動画は自分のアイマス同人活動の方向性の原点になっているような気がします。アイマスで同人活動をするときは、プロデューサーというよりはアイマスの世界のカメラマンやデザイナーになったつもりで創作していますね。アイドルのプロモーション用の素材を作っている感じです。また、イラストだけで完結するのではなく作品全体として良いものにしようという意識は常に持っています。

――「MEGA*NE!!」で、ページのナンバリング表記までメガネになっていたところは、こだわりの強さに思わず笑いました(笑)。

てる 見つけて、「おっ」と思えてもらえたら嬉しいですね(笑)。合同誌の中で、自分が自由にできる部分はとことんこだわりました。



千早は歌(というか一つのこと)に対してひたむきで、一生懸命な姿勢が尊敬できるところですね。あとは、千早が口に手を当てて笑うときの「ふふっ」という控えめな笑顔が大好きです。それと、メガネが似合いそうなところでしょうか(笑)






この絵のタイトルは「ちはメガネ」。
てる氏がpixivに上げたイラストの中で、最初にアイマスのキャラクターと
メガネを組み合わせている一枚である。


――では続きまして、アイマスではどのキャラクターが特に気に入っていますか。てるさんですと、千早でしょうか。

てる そうですね。一人挙げるとするなら、やはり千早です。他には、ミリオンだと奈緒、シンデレラだと上条ちゃんでしょうか。

――上条ちゃんについては、むしろそれ以外があり得るのかというくらいの選択ですが、他の二人含め、それぞれの子のどんなところが気に入っていますか。

てる 千早は歌(というか一つのこと)に対してひたむきで、一生懸命な姿勢が尊敬できるところですね。あとは、千早が口に手を当てて笑うときの「ふふっ」という控えめな笑顔が大好きです。それと、メガネが似合いそうなところでしょうか(笑)。

――(笑)。

てる (ミリオンの)奈緒は、裏表のない元気なところが好きですね。あとは特徴的な声と、関西弁でしょうか。聴いているだけで癒されます。自分も関西出身なもので、親近感が湧きますね。上条ちゃんは、やはりメガネが好きなところですね。自分も「メガネっ娘好き」というより「メガネ好き」なので、彼女とはすごく話が弾みそうです。ただ、シンデレラのゲームをやっていないので、実は(彼女のことを)そこまで深くは知らなかったりしますね……

――シンデレラガールズのゲームをしていなかったのは意外です。てっきり、上条Pだとばかり思っていました(笑)。

てる 課金にハマるのが怖くて始められなかったんです。……といいつつ、ミリオンの方ではしっかり課金しているのですが……(笑)。

――ところで、てるさんはなぜメガネに興味をもったのでしょう。また、自分が好きなメガネのタイプはありますか(フレーム素材、フレームタイプ、レンズタイプによる形状など。なお、以降の用語についてはこちらに準拠)。

てる メガネに興味を持ったのは大学に入ってからですね。大学に入って一人暮らしを始めたのですが、その時に5,000円から作れるメガネ屋を初めて見つけて、あまりの気軽さに買い集めるようになったのがきっかけですね。それまでは田舎暮らしで、メガネがそんなに気軽に買えるものだとは知りませんでした。好きなタイプは、基本的にはプラスチックフレームのウェリントンタイプですね。冬コミでもかけていました(笑)。ただ、その日の気分や用途によって、かけたいメガネは変わってきますね。

――低価格から買えるメガネといえば、JINSやZoffなどの登場は衝撃的でしたね。私は小学生の頃から近眼なので、度が合わなくなるたびに作り直していましたが、地元のメガネ店ではえらく高かったことを覚えています。昔はツーポイントをかけたりしたこともあったのですが、今はコンビフレームのスクウェアですね。

てる スクウェアも良いですね。私もよくかけます。高校生まではずっと銀の地味なメタルフレームを何年も使い古していました。



作品を描いているときのスタンスとしては、(アイドルの子たちに)自分が選んだメガネをかけてもらって、その結果メガネが好きになって貰えたら嬉しいな、という気持ちで描いています。……やっぱり上条ちゃんと似てますね(笑)







「Stained Glass」Vol.3の表紙とサムネイル。アイマスオンリー同人イベント
「歌姫庭園3」(2013年6月2日開催)内において行われた、
「PROJECT IM@S 眼鏡キャラ オンリー GLASS for YOU~まぁまぁ眼鏡どうぞ」で刊行された。
【編集者注】:後に、その年の夏コミ(C84)で修正加筆版もリリースされている。


――では次に、アイマスに限らず好きなメガネキャラはいますか。特に男性キャラ・女性キャラその他は問いません。

てる やはり一番好きなメガネキャラは上条ちゃんですね。自分にとって、(単にメガネをかけているだけではなく)「メガネが好き」というキャラ設定は衝撃でした。ついに来てくれたかと思いましたね。それまでメガネというと、地味なキャラの記号として使われることがほとんどだったのですごく嬉しく感じた記憶があります。

――先ほどの好きなメガネのタイプの話とも関連しますが、眼鏡もその形や色によってかける人の印象を大きく変えますからね。上条ちゃんが、他の人にこれぞと思うものをすすめたくなる気持ちはわからなくはないです(笑)。

てる そうですね。第一弾のメガネ本を作った時は上条ちゃんのことを知らなかったのですが、後から見返すと同じ事をやっているな……と(笑)。

――「Stained Glass」のVol.1ですかね。一人ひとりに細かく解説がついていましたね(笑)。

てる あの文章を考えるのは凄く楽しかったですね(笑)。

――てるさんは、ご自身の絵でメガネのフレームを立体的に描いていますが、そうすることにしたきっかけやこだわりは何かありますか。また、描くにあたって参考にしているものはあるのでしょうか(実物や雑誌を見る、など)。

てる 好きなものなので、「できるだけ忠実に描きたい」という思いはありますね。あと、あまり漫画やイラスト、アニメなどでここまで細かく(メガネが)描かれることは少ないので、そういう意味で自分の個性になるのかなとも思っています。おまけではなく、メガネをメインで描きたいと思っている人は少ないんじゃないかと。

メガネを描く時はまずネットでデザインを探して、実際に描く時は自分の手持ちのメガネの中から似たものを見て、構造を捉えながら描くという感じですね。

――なるほど。「Stained Glass」Vol.3の楓さんや律子のメガネのデザインを見て、「この人は本気で眼鏡を描きにきている……」と思っていたものですから、尋ねさせていただきました(笑)。

てる まだまだ精進が必要ですが……(笑)。

――メガネを描くにあたって、その子のバックストーリーを考えることはあるのでしょうか(眼鏡をかけるに至った経緯など)

てる 「この子はこんな時にかけるんだろうなあ」とかは妄想したりしますね。ただ、作品を描いているときのスタンスとしては、(アイドルの子たちに)自分が選んだメガネをかけてもらって、その結果メガネが好きになって貰えたら嬉しいな、という気持ちで描いています。……やっぱり上条ちゃんと似てますね(笑)。

――(笑)。ちなみに、一部の子以外は伊達メガネだと思うのですが、てるさんは伊達メガネでもレンズは入れる派ですか。描くときに、有り・無しどちらで意識するかということでは。

てる 自分の感覚では、メガネはレンズありきのものだと思っているので、全てレンズありのつもりで描いてはいますが、別にそれほどこだわりはありません。ただ、唯一許せないのは、目が悪い人がコンタクトをした上で伊達メガネをかけていることですかね(笑)。

――(笑)。

てる 何か昔、ファッション誌でそんな特集記事を見かけたもので(笑)。



いただいたイラストをただ並べるだけの本にはしたくなくて、さきほどのノンブル部分のメガネもそうですが、色々と仕掛けを入れてみたり、本全体として楽しんでもらえるように頑張りました。





今回の冬コミ(C87)において刊行された、メガネ合同誌「MEGA*NE!!」表紙。
39名もの多彩なゲストによる、様々なアイマス×メガネの表現を楽しめる一冊。
とらのあなで書店委託もされているので、未入手の方はぜひ。


――ではこれが最後の質問となりますが、今回前回で2回のメガネ合同誌企画を経験してみて、楽しかった点・苦労した点についてありましたらお願いします。

てる まず、楽しかった点はあとがきにも書いたのですが、自分では絶対に思いつかないようなメガネ絵をたくさん見られたことですね。「この子にはこういうメガネも似合うのか」とか、「こういうシチュエーションでのメガネもアリだな」とか、いただいた原稿を眺めてずっとニヤニヤしていました。個人誌だけですと自分の世界は自由に表現できますが、外の世界を見られないので。あとは合同誌に限らないのですが、誌面のデザインをするのが好きなので、本を一からデザインしていくのはいつも楽しんでやっています。デザインするにあたって、デザイン技法の本や他の同人誌はだいぶ読み漁りました。

――世界が広がるのは楽しいですよね。誌面デザインのことについても、とてもよく分かります。

てる 一方で、苦労した点もやはり誌面デザインですね。いただいたイラストをただ並べるだけの本にはしたくなくて、さきほどのノンブル部分のメガネもそうですが、色々と仕掛けを入れてみたり、本全体として楽しんでもらえるように頑張りました。合同誌では人様の原稿をお預かりするわけなので、そのプレッシャーは個人誌のときより断然大きいですね。ただ、周りの方からは参加者のとりまとめや編集が大変なんじゃないかと言われることが多いのですが、個人的にはその辺りは特に苦労は感じていないですね。皆さん原稿も想定通りに提出していただけましたし、何より普段の仕事でお客さんとやりとりする方がよっぽど大変なので(笑)。

――誌面デザインは楽しいんですが大変ですよね。私も座談会まとめ本を作るときに、何も知らないところからのスタートだったのでInDesignの教本やレイアウトの指南本を買ったり、手持ちの同人誌で装丁や組版のきれいなものを参考にしたり、いろいろやりました(笑)。

てる ですね。装丁がきれいな本を見るとテンションが上がります(笑)。私が参考にした本はこのあたりですね。

レイアウト、基本の「き」/佐藤直樹+ASYL/グラフィック社

すべての人に知っておいてほしい デザイン・レイアウトの基本原則/大里浩二/MdN

同人誌やイラストの美しいデザイン100―レイアウトの基本から配色、文字組みまで/STARWALKER STUDIO/マール社

――2番目の基本原則は私も買いました(笑)。他に、自分の場合は座談会本ということもあり文字の部分が多かったので、パロディ元の「音楽と人」の組版も参考にしました。

てる なるほど。私は他の同人誌だと、ミツナリさんの本を参考にしましたね。今回の冬コミではアイマスで新刊「VOICE」を出されていました。

――「ボーカロイドごはん」の方ですね。あれは装丁もハッとする美しさで、新刊含めて今回のコミケで全部買ってしまいました(笑)。

てる 私も「ボーカロイドごはん」の頃からファンでした(笑)。デザインが本職の方なので敵うべくもないのですが、少しでも近づこうと頑張りましたね。

――さて、ではこれにてインタビューを終わりたいと思います。長丁場でしたが、大変丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。

てる こちらこそありがとうございました。普段あまり話さないようなことが話せて楽しかったです。記事の完成を楽しみにしています。

(了)



てるpixiv
アイマスは好きだが、それ以上にメガネも好きすぎる人。色数を控えめにしたクリアで明快な画風が特徴。これまでにアイマスのキャラクターとメガネをコラボレーションした同人誌として、「Stained Glass」 Vol.1~Vol.3、また同様のコンセプトの合同誌として「MEGANE!」「MEGA*NE!!」を刊行している。なお、2014年2月のSSAライブの折、大宮の444quadで開催された「メガネゴールド@Saitama」のフライヤーも担当した。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://aup1109.blog.fc2.com/tb.php/249-3198bc99

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

『ニコマスとP』編集部

Author:『ニコマスとP』編集部
ニコマスをもっと楽しんでもらうためのブログ。編集部メンバーは次の12名です。
・アゥP
・ハバネロP
・朗読P
・キリキ
・keyfard
・ミントガムP
・メイド好きLP
・黒魔導P
・ムニエル
・じたP
・黄緑野郎

Twitter

検索フォーム

カウンター

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。