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『Visual M@ster 2015』主催、どらけけ氏インタビュー

先月5月7日から来月7月5日までの約2ヶ月、Visual M@sterが開催されています。

Visual M@ster 2015開催のお知らせ

さて、今回は主催者であるどらけけ氏をお招きしました。

アイマスについてのお話はもちろん、ヴィジュアル系というジャンルに対する考え方、
そしてその二つを組み合わせる醍醐味、更には某プロデューサーに対する熱い気持ち等
興味深いお話を聴くことができました。
この記事を読んで「ニコマスは自由」という一つの原点を再発見できればと思います。

(インタビュー:メイド好きLP 文字起こし:メイド好きLP and ムニエル 掲載:ムニエル)



本格的にアイマスにハマッたのがアニメからで。
1話見て2話見て3話見て……で、3話でハマッて5話で
グッときて……6話でトドメでした(笑)。



Visual M@ster 2015画像01
どらけけ氏のデビュー作『水色のガールフレンド
カメラワークの躍動感がシンプル故の芯の強さを表現している。


どらけけ 今回、取材を受けるに当たって資料を持ってきたんですよ。

――資料ですか(笑)!

どらけけ ディスクガイドです。

――(本を手に取り)「ヴィジュアル・ロック・パーフェクト・ディスク・ガイド」。

どらけけ 結構穴のあるディスクガイドですが、一応大まかなところは万遍なく押さえてあります。古くは「VOWWOW」や「LOUDNESS」から……。

――こういう資料を持ってこられた方は初めてかも……と、いうわけでってのもなんですが(笑)。現在開催中のVisual M@sterについてのインタビューをしたいと思います。

どらけけ はい。宜しくお願いします。

――では、初めにどらけけさんがアイマスに出会ったきっかけを教えてもらえますか。

どらけけ アイマス自体はちょうどMASTER ARTISTシリーズが出た頃かな。最初のシリーズ。

――最初のシリーズというと結構昔ですね。

どらけけ ですね。で、たまたまその時にジャケットを雑誌やCDショップとかで見たんですよ。それを見て、「あ、こういう作品があるんだ」っていうのがアイマスを知ったきっかけですね。アケマスの存在は知ってはいたんですが自分自身ゲームセンターには行かなくて。で、XBOXで出ると言っても自分は持っていなくてプレイする機会も無く(笑)。あとは、話していいかわからないですが……例の事件……アイマス2が出た時の。

――9.18事件?

どらけけ はい。で、「あ、怖いなこの界隈」と本気で思って。

――自分の話をさせてもらうと、あの事件当時、律っちゃん、あずささん推しなので「全部持っていかれた!」って思って。で、ちょうど現場にいたんですよ。幕張メッセ。

どらけけ あ、いたんですか(笑)。

――そうそう。で、その時ガミPが「(律っちゃん、あずささんは)プロデュースできません」って言われて。その後、メッセの喫煙所で一緒に見に行った同期Pに慰められながら項垂れてました(笑)。

どらけけ あー、それはキツいな……。

――その途中で会場を出るとこであったろうあさぽんが通り過ぎたのすら気付かず、項垂れてましたよ。

どらけけ 話だけ聞いてる限り、凄い状況だったんだろうな、と。で、騒ぎが凄かったじゃないですか。煽りもあったと思いますけど。

――まぁ、そういう煽る人からすれば、格好のエサですよね。

どらけけ はい。その辺を見てて、プラスで見れば熱心なファンがいる界隈だな、と。で、私ア二メやゲームが好きですけど、そこまで立ち入れないな、と。怖いなと思っちゃって。署名運動とか。私が好きなヴィジュアル系の界隈でも(バンドが)解散すると突然発表して、ファンが署名問題にまで発展したバンドを知ってるので(笑)。

――おぉ(笑)。

どらけけ 熱心なファンがいると同時に、怖いなと。で、そういったとこでも知ってて。で、私が本格的にアイマスにハマッたのがアニメからで。アニメやるぞってことで「見てみようかな」と思って第1話を見たんですよ。そこで結構面白そうだなと思って。その当時、私リアルタイムで色々なアニメを見てて。で、こう言ってはなんですがデキがどうであれ最後まで見る派なのでずっと見てたんですよ。1話見て2話見て3話見て……で、3話でハマッて5話でグッときて……6話でトドメでした(笑)。

――6話ってどういう話でしたっけ?

どらけけ ダブルブッキングの話ですね。

――あー、こういうポーズ(顔を覆う仕草をする)の。

どらけけ そう、それです。私は基本アニメを見てて男性キャラを好きにならないとアニメを絶対見ないので。

――いわゆる美少女モノアニメでも、主人公の方ってことですよね。

どらけけ そうです。主人公が他のキャラといい感じの距離感を保ってて…そういう男性キャラを好きにならないと見れないんですよね。で、(6話)のプロデューサーが落ち込んでいるのを見てグッときてしまいまして(笑)。

――「何やってんだ、俺」、と。

どらけけ あ、もうそのシーン一番大好きですね!

――男性キャラが好きとさっき言われてましたけど、どらけけさんはTwitter見てても基本赤羽根P大好きですよね。

どらけけ そうなんですよ。基本女性キャラよりよ男性キャラを見ているので。同性だからっていうものあるかもしれませんが。ただ、自分と重ねることは絶対にしないですね。というかしたくないです。キャラとして好きでいたいです。

――あくまで俯瞰で見ていたいということですね。

どらけけ はい。で、後は曲が好きでしたね。『READY!!』を聴いて「あ、良い曲だな」と思って。アイマスって音楽推しの側面もあるじゃないですか。で、アイマスの曲を聴いてCDを買ったり借りたりして。で、音楽の面からも凄いハマっていって。で、アニメを最後まで見て、気付けばこのザマですよ(笑)。

――今に至る、と(笑)。

どらけけ そうですね。アイマスに関していえばそんな感じです。




DAT3Pのim@shoegazerってイベントで『Plastic Tree』の
作品が上がってまして。
「(自分が好きなバンドで作っている人が)いた!!」と思って(笑)



Visual M@ster 2015画像02
DAT3P『ザザ降り、ザザ鳴り。 【VRL先行】
im@shoegazer開催動画。効果的なエフェクトでセンチメンタルな歌詞世界を映像化している。


――なるほど。では、次にニコマスに出会ったきっかけを教えてもらえますか?

どらけけ 私がニコマスの動画を見始めた時期は……私がニコマスデビューしたのが2013年2月なので……2012年12月かな。ニコマスに出会ったきっかけってなると、私が好きなバンドがTwitterやってて、そのメンバーがリツイートした人にアイマスアイコンの人がいたんですよ。で、インディーズであまり知られてないバンドだったので、「このバンドを好きな人でアイマス好きがいるんだ」と思って。で、そのリツイートされた人のホームページへ行きプロフィールを見たらニコマスって書いてあったんですよ(笑)。

――珍しい出会いですね。

どらけけ で、「なんだニコマスって?」って思って。私その当時ニコニコ動画が嫌いだった人間だったので。MAD動画も嫌いだったもので。見れないというわけではなくて、見てるとムズムズしてきちゃうという。曲と動画合わせてるを見てると。どんなに凄くてムズムズムズムズしてきて。

――ニコニコという文化が肌に合わなかったということですか。

どらけけ はい。で、「ニコマスってなんだ?」と思って、ニコニコ動画見たらアイマスの動画がたくさんあって「あ、流行ってるんだ」と思って(笑)。「盛り上がってるんだ」と。で、音楽と動画を合わせてる作品を見ていくうちに「私が好きなバンドで合わせてる作品が無いな」と思って。当時ヴィジュアル系の作品があったとしても有名どころ、90年代またはゼロ年代初期の曲での作品が多くて。それ以降のバンド……
もちろん今挙げた世代のバンドも好きなんですけど、自分が好きなバンドで作ってる人がいないなぁと寂しく思ってて。でも動画の作り方知らなかったので。

で、そんな時にDAT3P(参考:タグ検索)のim@shoegazerってイベントで「Plastic Tree」の作品が上がってまして。「(自分が好きなバンドで作っている人が)いた!!」と思って(笑)。で、それを見ているうちに「自分も作ってみたいな」と思うようになって。で、初めてみたんですよ。で、「動画編集ソフトの導入とかどうするんだろう」と思っていたら、そちら(ニコマスとP)の編集長に教えていただきまして。


――あら(笑)!

どらけけ 編集長が初めてなんですよ、ニコマス関係でフォローしたのって(笑)。

――あ、ホントですか(笑)!

どらけけ たまたまその時に「Pとこの一枚」っていう企画があったじゃないですか。その企画で編集長を知って、ツイッターでフォローして。それからその編集長の繋がりを方々をフォローして。で、動画作りたいなと思ったら、「こういうことできますよ」って色んな方に教えてもらって……編集長だけでなく色々な方々に教えてもらって。あとダンスカタログの存在やリベロP(参考:タグ検索)からも教えてもらって。
で、導入して、「よし、作ろう!」と思って作ったのが2013年2月、ちょうど大学時代の卒業を迎えるだけの時間があったので(笑)。

元々の(動画を作りたいと思った)発端が、私曲聴いて好きなこと考えるのが好きで、アニマスでハマッてからずっと好きな曲聴いてアイマスのことを考えるようになってたんですよ。でも、まぁ自分だけの世界に浸れればいいやって感じだったんですよね。で、ニコマスって今挙げたことに近いことえをできるじゃないですか。ダンスでも今挙げたことに近いことを。アイドル達が踊ってる姿が好きなので、そのうちどんどん楽しくなっていって。そのスタンスは今でも変わらないですね。第一は自分が納得いくこと、楽しいことを。


――そこは大事ですよね。

どらけけ だからネタはなんだかんだで尽きないんですよ。まぁ、動画上げるのが早いとか言われる時がありますけど(笑)。

――今まで自分が好きな音楽で(ニコマス作品が)無くて。で、そう思ってるときに仲間がいて、「これいけんじゃね!?」と思って。それがキッカケと。

どらけけ そうですね。後は(自分が求めているものが)無いなら作る(笑)。そこは変わらないですね。元々(ニコマス界隈は)音楽好きが多いと言われていたので。でも無いものもあるので。なんだかんだで。何でもあるように見えて……穴があるように見えて。

――はい。

どらけけ 今回もそうなんですよ、言ってしまえば。ヴィジュアル系って名前は知ってますけど今でもまだ現在進行形で知ってる人って少ないのかな、と。どちらかと言うと世代的にも「LUNA SEA」、「GLAY」、「L'Arc-en-Ciel」、「FANATIC◇CRICIS」、「La'cryma Christi」……あの辺の時代じゃないですか。それでヴィジュアル系ブームが落ち着いてそれ以降……ネオヴィジュアル系になってくるとあまり知られていないのかな、と。

――ネオヴィジュアル系で有名なバンドというと?

どらけけ 「the GazettE」、「シド」、「NIGHTMARE」、いわゆる2000年代後半から人気が出てきたバンドですね。

――「アンティック-珈琲店-」とか?

どらけけ そうですね。あとは「彩冷える」とか。いわゆるまたテレビに日の目が当たるようになった世代です。

――確かに the GazettE、あと「ムック」は名前を聞いたことがありますね。

どらけけ ヴィジュアル系ブームが落ち着いた直後、第一線で活躍してたバンド……武道館クラスで(何度も)ライブができたバンドは「DIR EN GREY」と「Pierrot」位しかいませんでしたから。

――Pierrot、いました!

どらけけ 最近復活してさいたまスーパーアリーナでライブやってましたよ。2DAYS。

――凄い規模ですね。

どらけけ その2大バンド以外は、正直動員的にも人気的にも知ってる人は知ってるって感じに……。
最近ですと「ゴールデンボンバー」か、求心的になったのは。「Acid Black Cherry」……とその大元の「Janne Da Arc」は外せませんね。Janne Da ArcはBreak Out!世代ですから。デビューは90年なんですよ。「PENNICILIN」と近い世代。月光花はアイステでもカバーされましたから(笑)。


―― Acid Black Cherryはぴょん吉(山崎はるか)が好きでしたよね。

どらけけ そうですね。あと りえしょん (村川梨依)も好きですね。




作る方々が「これがヴィジュアル系だ!」と思えばどうぞ、
お好きに投稿してください!と。私はそれで満足です。



Visual M@ster 2015画像03
どらけけ氏『Visual M@ster 2015開催のお知らせ
前半のハードなエレクトロミュージックから後半のビジュアル系ならではの妖しげな展開を鮮やかに魅せてくれている。


――なるほど。では次に今回Visual M@sterを開催するきっかけを教えていただけますか?

どらけけ 他の色々なニコマスのイベントを見ているうちに「そういえばヴィジュアル系の縛りのイベントって無いよな」って思って。ヴィジュアル系の曲を使用したニコマス系の作品も少ないですし。ただ、Twitter見てると90年代のヴィジュアル系ブーム世代を知ってる人は結構いるんですよ。今でも聴いてる人もいたりして……ただもしかしたら作りづらいという部分があるんじゃないのかなとも思って。

――「ヴィジュアル系が好きです!」とは言いづらい風潮と言うか……。

どらけけ そうですね。あとニコニコ動画ですからね。ヴィジュアル系扱ってどんなコメントが付くかわからないっていう不安な部分もあるのではないかと思って。ならやってみようかなって。Twitterで何名かにそそのかされたというのもありますが(笑)。開催のきっかけとして他ですと、自分がヴィジュアル系の作品を見たいから、というのは大きいですね。自分が楽しみたいから……自己満足の為です(笑)。
「自分が楽しみたくて、自分で企画を立ち上げたら、どういう動画が出てくるかな、どういう曲を使ってくるかな、どういうアイドルで、どういった作りの作品が出てくるかな」っていう。根本はそこですよ。だからレギュレーションとかどうでもいいんですよ。言ってしまえば(笑)。


――自分がヴィジュアル系の曲と思えばそれを使っていいよ、と。

どらけけ 結構ヴィジュアル系って定義自体の論争が絶えないので、作る方々が「これがヴィジュアル系だ!」と思えば「どうぞ、お好きに投稿してください!」と。私はそれで満足です。参加してくれるだけで嬉しいんですよ。

――そうですよね。

どらけけ 私はニコニコでは何も企画のやり方を知らないので(告知を)出すタイミングとかも分からなかったし、あの動画を作ったらもう「やろう」って決めて、「まぁレギュレーションだし」と思って、パパッと作って。で、いつ頃投下しようかなーと思ってボーっとしてたんですよ。で、ちょっと前にTwitterで「こういう祭りをやりますよー」って言ったら、2~3名ほどの方にふぁぼられたり、反応した人がいたので、その人たちの顔色を覗いつつ投下しまして(笑)。「その人たちきっと参加してくれるだろうな」っていう気持ちを込めて(笑)。「(時期が)このくらいになりますよー。投下しますよー。作ってますよー」と、Twitterで広告とか入れたりして。

――丁度アゥソニが終わったくらいで、喰い付くんじゃないかな?と。

どらけけ 丁度終わったし、私もその時変なテンションだったので。ライブ終わりで(笑)。Twitterで盛り上がってるから、「いいや、やっちまえ」と思って(笑)。そのままブロマガも書き上げて、投稿して。

――7/5までという期限は何か理由とかあるんですか?

どらけけ いえ、あまり長々とやるのもヤダなーというのと、自分が今まで参加したタグロック等の祭りだと、大体そんなもんかな、と思ってたんで。なんとなく1ヶ月。あとは、せめて10周年のライブが始まるまでくらいでいいかな、と。皆さんデレマス2期始まるとそっち側に注目が集まると思うので、まぁそれまでの期間として楽しんで下さい、と。

――自分が見たいという経緯があって、単純に母数が増えて、数がいっぱいあれば(主催的には)十分な祭りになる、と。

どらけけ まぁ数は多いに越したことはないですけど、参加してくれるだけで嬉しいですし、そんな深くは考えずに……。僕自身「ヴィジュアル系ってどういうの?」と訊かれると返答に困りますからね。

――そうなんですか?編集部では“色々知っている人”みたいになってましたけどね。

どらけけ あ、そうなんですか?(笑)。でも、分かるには分かるんですけど、一つの考え方なんですよ。“私のヴィジュアル系観”というのが。人それぞれのヴィジュアル系観というのがあるので、広い人もいれば狭い人もいる。それこそ「ラルクがヴィジュアル系かどうか」もそうですし(笑)。ヴィジュアル系って、音楽ジャンルというよりは表現ジャンルとかになるので。だから、範囲で縛るのがなかなか難しいですけどね。ま、一見して分かるものはすぐ分かるじゃないですか。化粧してたり。あと、暗い・重い(笑)。だけど、分かりにくいバンドもいるので。その辺のカテゴリ分けも難しいので、まぁ「ヴィジュアル系だと思えばそれでいいんじゃない?」と。

――なるほど。

どらけけ まぁ本人たちが強く否定しているのは…言ってしまえば、90年代のヴィジュアル系の人たちは、ヴィジュアル系であることをずっと否定してましたからね。全員。ラルクだけじゃなくて、LUNA SEAも否定してましたし。「SUGIZO」に至っては、ヴィジュアル系なんてあと1年あれば死ぬって言ってましたからね(笑)。

――彼のソロ作も、なかなかLUNA SEAっぽく無いという感じでしたけどね。

どらけけ あの人が好きなのはエレクトロニカとか、ドラムンベースとか。ポストロックとか、シューゲイザーとか。ファーストアルバムからそんな感じじゃないですか。

――高校時代に、ルシファー(LUCIFER)でしたっけ?

どらけけ ルシファーとか、COSMOSCAPEとか。

――「え?LUNA SEAの人なんですか?」みたいな感じの事をやってましたからね。

どらけけ ソロ作面白いですよ。「INORAN」のファーストのソロは、自分が曲を作ってR&B系のシンガーに歌ってもらう。暗めの。アングラ系の。あと、民族音楽とか、実験的な音楽も多いですし。

――そうなんですか。

どらけけ 「真矢」と「RYUICHI」は歌謡曲。で、「J」はパンクとかオルタナ。

――そうですよね。真矢とかさんまのからくりテレビとか出てましたらね。

どらけけ はははは(笑)。キャラをぼかしたやつですね(笑)。音楽を支えている3人組は、しっかり音楽をやっていたっていう。

――真矢とRYUICHIは飛び道具みたいなものですね。

どらけけ はははは(笑)。RYUICHIは歌唱力があったんで。あの人歌謡曲大好きなんで。あれはあれで正解だと思いますよ。だってあの人のファーストアルバム、今だに男性ソロアルバムの日本記録、破られてないですからね。300万枚(笑)。

――「Love」でしたっけ。

どらけけ 「Love」ですね。

――凄いですね。河村隆一現象みたいになってましたから。LUNA SEAより売れてるじゃないか、と。

どらけけ まぁヴィジュアル系の歌唱方法って言ってしまえば、RYUICHIとかL'Arc-en-Ciel のhydeとか。古くは「DEAD END」とかあの辺になるんですけど、あの辺が基礎ですからね。

――まぁ言っても、色々パロディとかされてますよね。「黒夢」や清春なんかも。真似されるってことは認知されているってことですからね。

どらけけ もう現象ですからね。黒夢に関しては一時期、黒夢チルドレンばっかでしたからね(笑)。黒夢も最初は思いっきりヴィジュアル系でしたけど、一気に人気が出て、ポップス系を出した次の瞬間にハードコアとパンクになりましたからね(笑)。もう完全にメロコアかパンクという状態だったんで。最後のCORKSCREWとかヤバイですよね。パンクじゃねーかと(笑)。




今アイマス関係で期待をしているのは、『No Make+!』
ですからね。聴いてて思ったのが、
「ようやく一つのキャラになれたのかな」って。



Visual M@ster 2015画像04
どらけけ氏『【ちはゆき】冷たい雪が二人を隠す
ギターロックに合わせ、千早と雪歩の可憐に時に小気味良いダンスが魅力的な作品。


――ここまでヴィジュアル系の話が色々出ましたが、例えばアイマスのキャラの中で一番ビジュアル系に近いというのは誰かいますか?動画を作っていて、作りやすいキャラとか。

どらけけ 千早と雪歩と貴音。

――千早だとどういう所が?

どらけけ 千早は……というか全員基本的に雰囲気系の曲で作りやすい。ヴィジュアル系って雰囲気重視するところがあるんで。

――先ほどの話の、表現の。

どらけけ 表現の。曲もそうですし、静かめだったり。ちょっと壮大だったり。あと、少女性。お伽話であったり、童話性の強い曲が多いので。結構その辺のヴィジュアル系が好きなので。

――先ほどのAcid Black Cherry……

どらけけ あ、それとはまたちょっと違うんですよ。ホント幻想的な……これ説明が難しいな(笑)。

――マリス・ミゼルみたいな?

どらけけ 曲を聴いてもらうのが一番早いんですけど(笑)。私もそれで動画作っているので。作りやすいっていえば、全員でも作れるんですよ。

――3人の中で特に作りやすいのは?

どらけけ ……例をあげると、千早と雪歩で『【ちはゆき】冷たい雪が二人を隠す』を作ってますし。ホントにお伽話みたいな。ま、ヴィジュアル系は言ってしまえば、メインターゲットは10代の女の子なんで(笑)。深い、夢見がちな。

――JK。

どらけけ JKもそうですし、女子がやっぱり多いんで。ちょっと雰囲気があって、幻想世界じゃないですけど、詩的な。「現実世界に生まれて、現実世界じゃない」的な曲が多いんで。見てて、儚かったり、可憐だったり。気高かったり。そんな感じの雰囲気が出てるのは、その3人かなって。

――その3人には共通して物語性とがハマりやすいというか。

どらけけ そうですね。あと、私の好きなバンドがそちら寄りなんで。激しくなくて、演奏的に言うと、アルペジオとかディレイとか使いまくって雰囲気出して、静かな感じで。だから、物語を語るように。

――確かに、千早とかは陰がありますからね。

どらけけ 陰がある。それが一番(の理由)ですね。

――春香に陰があるとすれば、みんなで作り出したものですからね。デフォルトであるとすればその辺りですからね。

どらけけ 春香の場合は……私が作ってる中では春香が多いのか(笑)。元々Plastic Treeの曲で作りたいというのがあったので。ホントはそれだけで作るつもりだったんですよ。その親和性が高いのは誰?となったら、さっき挙げた3人もそうですけど、あと春香が入ってくるという。コミュ動画を色々見てたんですよ。無印とか、SP、アイマス2の。コミュとか見てて、雰囲気的に言えば、Plastic Treeの曲に合うのはまぁ彼女かなーと。

――自分はPlastic Treeの曲はがっつり聴いた訳ではなくて。「NARASAKI」が関わっているんだな、というのはなんとなく知ってましたけど。

どらけけ Plastic Treeの曲って、メインはシューゲイザーとかオルタナティブ・ロックなんですけど。私はどちらかと言うと、歌詞の世界を重視する人間なので。

――どらけけさんがハマったきっかけとかがですか?

どらけけ ビジュアル系もそうですけど、歌詞と曲で上手く合わせているのが多いので。

――その歌詞の世界が春香に合っていると。

どらけけ そうですね。元々ニコマスもそうですけど、アイマスでハマったのが、アイドルとプロデューサーの関係性が好きだったというのが一番なんですね。こう言っちゃなんですが、春香の無印エンドを見てたんですよ。例の。あれを見てて、Plastic Treeの曲って「人と繋がって、でも最後に全部失って一人になる」っていうのが多いんですよ。根本にあるのが、“孤独と喪失”なので。孤独というか、「結局手にあるものは全部失うよね」っていう。

――手にしたものはいずれ無くなる、と。

どらけけ あとは、恋愛とか、人との関係もそうですけど、いずれ関係性というのは無くなっていくものだし、「あの時ああ言えばよかったな」とか、「あの時こうすればよかったな」とか。そういうのを思い返すようなのが多い。言ってしまえばすごい女々しいのが多い(笑)。で、色々(動画を)見てて、「作るなら春香だな」と。正直そういうピッタシの曲とかあるんですよ。Plastic Treeの曲に。ただ、私がこれを作る力も無いし、何より私が作りたくないっていう(笑)。絶対こういうのは作れないと思って。

――なるほど。

どらけけ 作るとしたらもうニコマス辞める時(笑)。最後にするっていうくらいの。アレですよ。
“届かない憧れ”もそうですし、触れてはいけない距離っていうのが。


――超えてはいけない一線みたいな。

どらけけ そんな感じの。ずっと見てるだけっていう。

――確かにアイマスの距離感って、恋愛的な距離に発展する人もいますけど、割と距離が一定ですよね。自分なんかは一番好きなキャラは基本作らないですからね。なんというか作りづらい。

どらけけ 私が(アイマスの)ゲームが出来ない理由が、キャラが分からないのと、自分の分身キャラでゲームをやるというのがRPG以外では出来ないんですよね。

――P=自分というのがなれないんですね。

どらけけ 絶対になれないですね。だからこそ、ようやくアニメでああいうキャラだったんで(笑)。音楽を聴いてて考えることで何が一番多いかと言えば、プロデューサーのことですからね(笑)。だから、アニマスの素材があればアニマスで動画を作ってますし。そうすればヴィジュアル系以外で作りたい曲を全部切れますし。強く陰を感じるのもそうですけど…なんだろうな。この辺に関しては一回ブロマガで書き散らかした方がいいかな(笑)。僕の赤羽根Pに対する思いは(笑)。

――つのる想いはある訳ですね。

どらけけ 劇場版の感想で一回書き散らかしましたけど、「こんなんじゃねぇ!!」とパソコンぶん投げようと思いました(笑)。Twitterでも、あーだこーだー言ってるとお宅の編集部のkeyfardさんに「闇けけくん」とか色々言われますけど(笑)。違うんですよ(笑)。いわゆる、皆さんがアイマスに若干こじらせている、「好きだ好きだ」と言ってるその対象が赤羽根君だっただけで(笑)。

――他の人がアイドルを見る行為が、どらけけさんの場合はプロデューサーを通した上でアイドルを見る、と。プロデューサーが間に挟まっていると。

どらけけ だから動画作る時も、「ちょっと自分でも文章を嵩むな」という時だとプロデューサー視点で考えて作っているんですよ。

――みんな自分でPと名乗ってますからね。「俺がプロデューサーだ」という目線の元でアイドルを見るというのが大多数ですよね。その中で、赤羽根Pというフィルターを通した上でアイドルを見るというのは新鮮な考えだと思います。

どらけけ アニメや劇場版をずっと見てて思ったのが、「キャラとして成り立っていない」と思って。成り立っているのかどうかは別として、思ったのが「コイツ(赤羽根P)には何も無いんだな」と。765プロというのがあって、キャラが成立してるんだなと。監督のインタビューとか読んでいて、そんな感じに映ったところがあるんですよ。「プライベートは無いですよ」という錦織監督のインタビューとか、色々見ていて。逆に、じゃあ「765プロが自分の手がいらなくなったらどうなるんだろう」って思ったんですよ。

――自分の手が……?

どらけけ 要は完全にアイドル達が独立とか……。

――赤羽根Pが手をかける必要が無くなったらどうなっちゃうのか、と。

どらけけ 死ぬんじゃねぁかなと思って(爆笑)。

――死ぬことはないと思いますが(笑)。ま、「俺から巣立っていったんだな」くらいの。

どらけけ ドラマCDとか、色々な媒体は聴いているので。劇場版になってもこの人は今だに事務所で自分の力があるってことを自覚していないし、アイドルから心配されているとか、大切に思われているという自覚すら無いんだなと。劇場版を見ててすごい感じたんですよ。小鳥さんとのシーンで、「みんな寂しいから何も言わずに頑張っている」って、雨が降っている中の事務所のシーンで。
言った時に、「幸せものですね」って言った時のシーンを見て、「お前どの口が言うか」と(笑)。


――自分の立場を分かっていないっていう。

どらけけ いや好きですよ?大好きですよ?ただ、一発ぶん殴りたい(笑)。

――愛ゆえに。

どらけけ というのもありますけど、妄想する時に聴いてる音楽にそういうのが多いんですけど、まぁね、地獄に落としたくなるというのがある(爆笑)。

――怒っているのかな(笑)。

どらけけ ただなんだろう、大好きなキャラはきっとどんな状況でも立ち上がってくれるって分かっているから、一回心をバッキバキに叩き折ってみたい(笑)。

――獅子が子供を谷に突き落とすみたいに。「這い上がって来い」みたいな。

どらけけ まぁ立ち上がってくれると、それはそれで嬉しいし。ボロボロになってボロ雑巾のように路地裏とかでくたばっているのとか。それはそれでニコニコしちゃうんで(笑)。

――どらけけさんはドSですね。

どらけけ ドSですか(笑)。まぁ聴いてる曲がそういうのばっかりだったからとか、そういう妄想ばっかり思い浮かべているのが強いと思いますけどね。私の好きなヴィジュアル系はどちらかと言うと……、一般的にはヴィジュアル系と言えば“薔薇”とか“血”とか“涙”とか「X JAPAN」とか「マリス・ミゼル」のような。私の場合は、“理解者がいない” “誰も分かってくれない” “お前ら全員殺してやる”(笑)。

――闇ですよね。

どらけけ 闇ですね。あと、“生きててツライ”とか。でも、“死にたくても死ぬ勇気すら無い”とか。いわゆるクズ野郎(笑)。

――薔薇とかのキーワード的な幻想より、生々しい方の。

どらけけ いわゆる00年台のビジュアル系ってそういう生々しいのが多かったんですよ。ムックとか。Plastic Treeも人と繋がることが痛いとか辛いとか。他人と関わりたくないとか。そういうのを歌っているのが多いので。あとDIR EN GREYもそうですしね。「お前ら殺してやる」か、「もう俺は死ぬ」とかそういう。(僕の好きな)ヴィジュアル系って負の面が強いのが多いんですよ。

――怖いですねぇ。

どらけけ 暗めの、病的なまでに閉じたというのが好きな人間なんで。私もしっかり話がまとまってないのが悪いんですけど。あとアイマスに関しては、アイドル達との距離感が、“どうにでも出来る”感があって。ああいう距離感が一番好きっていうのはあると思うんですけどね。付かず離れず。

――あと、こちらで考えられる隙間がいっぱいありますよね。

どらけけ そうですね。と、常々(ゲームの)エンディングを見てて、私の趣味・嗜好で言うと、触れてはいけないというか禁忌的な、ああいう関係性も好きなので。

――百合的な。

どらけけ 百合もそうですし、一般常識で言うと、「アイドルとプロデューサーが結ばれるのっていいの!?」って(笑)。もうちょっと悲壮感出そうよって。悲壮感というか、陰のある感じ。世間体とか周りの目とか。そういう演出が欲しいなとずっと妄想してて。週刊誌にすっぱ抜かれるとか(笑)。自分たちのせいで事務所が倒産するとか。

――リアリティが無いと。現実ならそうなっちゃうだろ、と。

どらけけ 普通に考えろと思って(笑)。そういうのが好きなので……(笑)。

――もともと自分が育ってきた環境がそういう系だったから、今の(アイマスのストーリーを)を見ると、「まだやれるだろ」と。

どらけけ まだやれんだろ(笑)。あとは、アイドル達が、プロデューサーに対してベタベタするのは構わないんですけど、逆にアイドル達にプロデューサーが見捨てられていくような(笑)。もしも自分の手から離れて行って、何も無くなったらとか……そういう。マンガで言うと『THE iDOLM@STER relations』。
千早とプロデューサーの関係があったじゃないですか。もう自分は不必要だとか言ってるような。あれを見て、「そう、こういうのを見てーよ」と(笑)。劇場版を見てて、ハリウッドに行くのを決めたのも、やっぱり自分がアイドル達について行けないからだなって。「これから何かしてあげられるのかな?」っていう自覚が……これは特典の中にそういうのを示唆する描写があったんですけど、それを見てて思ったんで。やっぱり力不足は痛感してるし、アイドル達には(自分は)不必要だなというのは、これはアニメ6巻付属のドラマCDで、プロデューサーが休日にあまりにも疲れきっているから、事故を起こす前に無理矢理有給を取らされていたっていう話があって。で、「みんな一人で(活動できている)から、俺は事務所にいらないんだな」って思い悩む(笑)。


――「それが見たかった!」みたいな。

どらけけ 映像化してくれ!!(笑)。というのはありましたけどね。そういうのを見てて、自分の無力さを呪う、とかじゃないですけど(笑)。

――そういう風に思うのは好きだからですよね。興味なかったら地獄に落ちろとか発想しないですからね。好き故に闇落ちしろ、みたいな。

どらけけ そうですね。

――ちなみにシンデレラガールズのPにはどう思います?

どらけけ 好きですよ。でもキャラが濃いのと、彼(武内P)は過去に色々あったじゃないですか。だから、もう背景が用意されてるので、妄想が入る余裕が無いなって。この辺に関しては色々な人が考察をしてますし。アイドル達よりプロデューサーにハマってますからね(笑)。あと、シンデレラの話の内容から、ハッピーエンドは約束されているのは知っているので。最終的にはプロデューサーも救済されて、大団円で終わるのは知っているので、闇落ちする余地が無いっていう。完璧すぎるなと。

――逆に言えばそこは面白くないと?

どらけけ ハッキリ言えばそうですね(笑)。

――(笑)。なるほど。今の話からするとそうなるのかな、と。

どらけけ キャラとしては好きですよ。ただ、話が思い浮かぶかなーと言えば、思い浮かばないなーと。まぁそこは色々な考察も出てますし。みんな色々やってますし。アイドル達が救うのは知っているので。シンデレラもそうですけど、今回のsideMの声付きとかライブもそうですけど、男性キャラがここまでアイマスに受け入れられた功績って赤羽根Pのおかげじゃないの?って思ってるんですよね。
だってアニマスの出来と、プロデューサーがみんな何だかんだと最終的には支持してくれたから、公式の方もこういうカードが切れたのかなって。アイマス2の、ジュピターの事件があったじゃないですか。
「プロデューサ=俺」っていうイメージが皆さんにあったので、他の男なんて……っていう。私のイメージとしてはそうなんですよ。で、アニメが終わって、前半頼りなかったからボロクソにぶっ叩いていたけど、最終的にはすごい手のひら返しすげーなーと(笑)。


――アニマスにもジュピター出てましたしね。あの辺りがきっかけで、男キャラが受け入れられるっていう。どこかで作っている側もきっかけがあったのでしょうね。結果蓋を開けてみればsideMみんなウェルカムですよね。

どらけけ あれはもう、やっぱり今までの積み重ねが良かったんで。

――話からいけばsideMはすごく期待してるんじゃないですか。

どらけけ 期待してますよ。CD買ってますよ。ゲームはやってないですけど。ミリオンも、最初はゲームやったんですけど、システムが(自分に)合わなくて。1回止めて。でもCDとかはずっと買ってますよ。音源は、アイマス関連は全部買うって決めてるんで。曲には期待してるので。だから、ミリオンやM@STER ARTISTもそうですけど、アイマスドラマはあんまり聴かないんですよ。聴くには聴くんですけど、「あ、そうなんだねー」という感じで、そこまで好んでリピートするほどではないかなと。自分の中で話を考える際のおいしいネタにさせてもらいますよ、位の気持ちなんですよ。

――あくまで曲がメイン。

どらけけ 曲がメインなので。(それを除くと)今アイマス関係で期待をしているのは、『No Make+!』ですからね。1話から赤羽根Pの入社試験だったじゃないですか。今でも皆勤で聴いてますし。今まで明かされてなかった部分とか、アイドル達との話のきっかけ、要は後半こうなると分かっているからこその、きっかけとか。一部後付なんですけど、そういうのが作られるのは嬉しいのと、聴いてて思ったのが、「ようやく一つのキャラになれたのかな」って。

――キャラが確立されたのかな、と。

どらけけ ようやく一つのキャラとして認識してくれたのかなっていう気持ちはあったんですよ。ずっと出てますし。話の軸にもなってますし。アイマスが始まった当初なんて、手探り感もありましたけど、気を遣っている部分もあったので。ホント慎重に。プロデューサーの扱いが、腫れ物を扱うかのように見えたので。

――いかに叩かれないように、という。

どらけけ だから、そこまでキャラも濃くないじゃないですか。シンデレラに比べると。

――とっつきやすい、万人受けしやすいですね。

どらけけ そうですね。でも、背景が無いじゃないですか。そういう説明もされないですし。

――「昔こうだった」とかが。

どらけけ 何も無いですし。『Febri』の方で監督が、「ノイズになっちゃうのでいらないんですよね」と言ってしまったのを見て、「そうかノイズかっ!!」って(笑)。それを見て、「やべーこれはおいしいものを貰ったわ」って(笑)。

――「俺はノイズが欲しいんだ」くらいの?

どらけけ 逆です。「いらないんだな」って。ホントに何も無いんだなって思って(笑)。本当に腫れ物扱いの状態だったんだなって。それを読んでワクワクしましたね。「陰がどんどん出来るなー」って(笑)。どんどん闇落ちしやすく出来るなー(笑)。

――こちら側に(キャラの)色違いがいっぱい出てくるっていう。

どらけけ そんな感じですね。だから、劇場版で光に包まれるのを見て、「お前はそちら側の人間じゃない!」って(笑)。

――『M@STER PIECE』でガッツポーズしてるとこですね。そうじゃないと(笑)。

どらけけ そうじゃない。お前は永遠にアイドル達に劣等感を持っててくれ、と(笑)。いいんですよ。私にとって、有能だろうが無能だろうがどうだっていいんですよ。だって、性格とか色々見ていて、一度(メンタル的に)ボッコボコにしたらなかなか立ち上がれなさそうじゃないですか(笑)。たぶん、最終的にタフだと思うんですよ。逆に、タフだからこそ丁寧にぶっ壊していったら修復不可能になるなって(笑)。

――これすごい記事になるなぁ(笑)。

どらけけ (笑)。

――この記事にはハッピーエンドが見当たらないなぁ(笑)。締めをどうしよう。

どらけけ ごめんなさい(笑)。でももっと話したい(笑)。

――いいですよ。話してもらえるのはいいんですけど、今まで読んできた記事でも特異だなぁ。でも、そういう人達がいるというのを知ってもらいたい。多くのPの人って、(思想の)根底って割と近いじゃないですか。「俺がPで、アイドルが○○で」っていうのと比べると、どらけけさんは違うじゃないですか。

どらけけ 他の人の話し方とか、考え方見るのはすごい好きなんですよ。だから、アイドル達に対する想いを聞くのはすごい好きなんですよ。だって、私はプロデューサーに対してこういう想いがあるから、アイドル達に対する想いもありますよ。ただ、そこまで深い思い入れがあるかって言ったら、気持ち的には(他の人に)敵わないなと。でも、赤羽根Pに対するこういう感情に関しては、僕くらいしかいないんじゃないかなと(笑)。

――まぁ赤羽根Pに対する考えを述べてる方は他にもいらっしゃるじゃないですか。でもそういう路線は無いですよね。

どらけけ じゃあ一つのキャラとしてしっかり見てる人ってあまりいないのかな?

――でも(どらけけさんの考えは)面白いなとは思いますけどね。

どらけけ だから、『No Make+!』を聴いて、ようやく一つのキャラになれたんだなって。第二話、第三話と(新しく更新されるのを聴くたびに)、いつも泣いてますもん(笑)。




「音楽的には何でもアリだからこそヴィジュアル系なんだ」って
言う人もいますしね。
音楽ジャンルで区切っちゃったらあてが無いじゃないですか。



Visual M@ster 2015画像05
曲煙P『シンデレラガラクタストーリー【MAD】
Visual M@ster 2015参加作品。歌詞シンクロがアニメのシーンを鮮やかに思い起こしてくれる。


――ではこれから締めに入ろうかと思うのですが。

どらけけ ごめんなさい、Visual M@sterの話じゃなくなりましたね(笑)。
イベントの話としましては、「好きにして下さい」というのがありますし、あとキャラの合う合わないの話に関しては、一応全員合うんですよ。先程の千早と雪歩と貴音とかは雰囲気合うし、今流行っているネオヴィジュアル系。ちょっとキラキラした感じのとか、歌詞で言うと女の子の失恋系とかで言うと、やっぱり美希とかが合うんですよ。あと、ちょっとお嬢様系の歌詞もあるので、それだと伊織とか。元気にみんなではしゃごうぜ、騒ごうぜという若手のバンドであれば、亜美とか真美とか。やよいもそうですし。あとは、昭和歌謡とかのレトロ路線とかなら、あずささんとか律っちゃんとか。


―― 一般的に思われている、ヴィジュアル系に対する偏見って実はそんなに無いんだ的なのも、どらけけさんの中にはあるんですか。

どらけけ ありますね。音楽ジャンル的には何でもアリですからね。

―― 一般的には、お化粧してとか何とか……。

どらけけ メタルとか(笑)。

――そういうイメージがあるけど、実際そうじゃないんだよっていうのも。

どらけけ そこはまぁ私の動画を見て頂ければ、どういう音楽があるかというのが。私の動画の1/4以上がPlastic Treeなんですけど(笑)。あとは、こういうのもあるんだよ、とか。ロキノン系の曲やギターロック系の、「NUMBER GIRL」みたいな曲もあるんだよとか。もし興味がありましたら、youtubeを見たり、TSUTAYAやタワレコに行くと専門コーナーが作られているので。あとは、「何かオススメが無い?」と言ってくれれば、Twitterで返信しますので。だから、特に縛りは無いですよ。まぁ「あなたのヴィジュアル系を見せて下さい」と、上から目線で言えばそうなっちゃいますけどね。

――実際には緩い気持ちで参加してもらっていいのでしょうか?

どらけけ もう緩いですよ。生放送もやり方知らないので、調べてやれたらやりたいなぁと。
10thライブが終わった後か、始まる前かのどちらかかなと。Twitterか何かで、「この感じいいですね~」とか、基本マイナスの意見言わないので。もし言ってしまえば調子のいいことばっかり言ってしまいそうで(笑)。逆に、ビジュアル系の人達が最近……シドとかもそうですけど、あと若手の人もですが、「音楽的には何でもアリだからこそヴィジュアル系なんだ」って言う人もいますしね。HIPHOPもやっていいし、エレクトロニカもEDMも、それこそシューゲイザーも。メタルもハードロックも。ジャズとか歌謡曲・テクノも何でもアリだからこそヴィジュアル系なんだっていう人もいますからね。音楽ジャンルで区切っちゃったらあてが無いじゃないですか。だから、ヴィジュアル系の特徴は外見で分けられる。その表現を見てればどういう音楽やってるかは大体分かるんですけどね。マリス・ミゼルとか。


――コテコテのヴィジュアル系ということですか。

どらけけ いわゆるコッテコテの衣装。

――なるほど。(インタビュー冒頭で出して頂いたディスクガイドを読んで)ヴィジュアル系の分類記事を読むと、密室系の格好って外に出られないでしょう(笑)。

どらけけ Plastic Treeとかムックとか「Cali≠gari」とか、初期はこの辺(密室系)に入るんです。いわゆる私の好きなジャンルですね。

――なるほど。

どらけけ シュールですけど、内に篭ってばかりの(笑)。

――オサレ系。これは一番苦手なタイプでは?

どらけけ いや、好きですよ。ダンサブルなカラフルポップ系の。

――ソフトヴィジュアル系というのはFANTIC◇CRISISとかの。

どらけけ あの辺ですね。Janne Da Arcとか。「SOPHIA」とか。

――黒系というのは。

どらけけ 黒系というのは、昔のDIR EN GREYとか最近のthe GazettEとか。あと、激しめの最近やっているような。黒系とコテ系がイメージ的には多いのかな。エナメルな服とラウドロック。

――最後に、どらけけさんにとって、ヴィジュアル系を一言で表せばどんな風になりますか。

どらけけ 私にとっては腐れ縁ですね(笑)。だって、私3歳の頃にLUNA SEAにハマってたんで(笑)。

――3歳!?自分は記憶にも無いです(笑)。

どらけけ 丁度「TRUE BLUE」が出た時なんで。丁度3歳だったんですよ。にハマって、私今24。20年、ほぼ半分LUNA SEA(笑)。

――その頃からの付き合いがあるから、切り離せない、と。

どらけけ 好きな部分もあるし、嫌いな部分もあるんですけど、ただ、音楽とか雰囲気とか楽曲的には理想に一番近いんで。もうLUNA SEAは神々しすぎて判断出来ない材料なんで(笑)。天の存在として。ただ、音楽的・雰囲気、あと妄想的に最も理想なのはPlastic Treeなので。で、あとはムックとかDIR EN GREYとかの世界観も好きなんで。その辺が好きだからこそ、なかなか嫌いになれないんだよな~と(笑)。

――色々あるけど、付き合っていくしかないな、と。

どらけけ やっぱり、何だかんだで絶対好きになるファンが出てくると思うので。まー頑張って欲しいなと。インディーズとかも聴いてますし。ここまで言うとヴィジュアル系しか聴かない人間に思われるかもしれませんが、一応ロキノン系とかもすごい聴きますからね(笑)。ライブ行ってますからね(笑)。私がロキノン系を聴き始めたのは、ヴィジュアル系好きだからといって、ロキノン好きの人達にバカにされないように、というもので。気付いたら、すごい音楽知ってる人扱い(笑)。

――なるほど。今日はありがとうございました。また来年(2016年)もされるのであればお願いします。

どらけけ こちらこそ(笑)。ありがとうございました!

(了)



どらけけ 13年2月に『水色のガールフレンド』にてニコマスデビュー。ヴィジュアル系の楽曲を中心に色調豊かな作風で活動中。代表作は『壊れてしまう日まで』など。


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