初めまして、ネームレスPと申します。
有名なニコマスPが多数寄稿なさってるので、自分のような日陰者が寄稿してもいいのかと自問自答していましたが、思い切って書いてみます。
私が紹介するのは、アメリカのデスメタルバンド「NILE」の4thアルバムです。
「 Annihilation of the Wicked/NILE 」
NILEなんて知らんよという方にWikipediaからの引用を。
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ナイル (Nile) は、米グリーンビル出身のデスメタルバンドである。ブルータル・デスメタルやテクニカルデスメタルに分類されることもある、デスメタルを更に激しくしたような音楽にエジプト音楽のような中近東の伝統音楽を融合させた音楽性が特徴的。
ナイルの楽曲の多くはボーカル、ギターのカール・サンダースが書いており、楽曲の多くは、テクニカルデスメタルとワールドミュージックや民族音楽に分類されるような中近東の音楽を融合するという物である。そのため、古代エジプトのワードを歌に取り入れる事も有った。
また、カール以外にもボーカルを執る場合が多く、トリプルボーカルである時期が長い。一時期は、メンバー4人全員がボーカルを執っていた時期もある。
歌詞の内容の多くは、エジプト学と他の古代の中東の文化(例えばメソポタミア)に対するカール・サンダースの関心に基づく。この世界観は、前述の中近東の文化に加えて、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品から強い影響を受けている。内容が専門的であることもあり、各アルバムには、個別の楽曲にカールによる詳細な解説が掲載されている。
(以上、Wikipediaの引用)
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NILEの存在を知ったのは私がまだデスメタルを聴きはじめたばかりの頃でした。当時の私にはデスメタルと民族音楽の融合というもの自体が異質であり、興味を引くものでした。
「エジプティシャン・デスメタル」の異名に恥じぬ一貫したコンセプト、デスメタルの苛烈さと、民族音楽のおどろおどろしいサウンド、メンバーのカールが描く不気味な世界観、何よりもすさまじくテクニカルなプレイングに、当時の私は魅了されたわけです。このアルバムの日本版には歌詞の和訳とカールが執筆した各曲の解説の和訳が同梱されており、それもこのアルバムが記憶に残る一因になりました(まぁ、理解できたかどうかは別として)。
もし興味を持った方がいらっしゃるなら、ニコニコにこのアルバムに収録されている「Sacrifice Unto Sebek」という曲のPVが投稿されていますので、視聴してみてください。(空耳は愛嬌ということで)
それにしても、こんな演奏しながら歌うんだもんなぁ。なんでアメリカにはこういう化け物がゴロゴロしてるんでしょう…。
Author:ネームレスP
マイリスト:作ったもの
http://www.nicovideo.jp/mylist/25246580
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